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エルトンが1977年8月にトム・ベルをプロデューサに迎えてフィラデルフィア録音した全6曲。しかし陽の目を浴びたのは(4)(5)(6)の3曲がようやく79年にEPでリリースされたのみで、残り3曲を含む全貌がCD化されたのは89年になってのことだった。(1)「Nice And Slow」(2)「Country Love Song」からして100%フィリー・サウンド。ピアノ弾き語りで始まる(3)「Shine On Through」は最もエルトンらしいバラードだが、後半のリフレインでゴスペル的になる。(4)「Mama Can't Buy You Love」はポップ9位・R&B36位のヒットだけあって最もポップなメロディー。(5)「Are You Ready For Love」はスピナーズをコーラスに迎え、そのリード・ヴォーカルであるジョン・エドワーズがカウンター・ヴォーカルで活躍する、本アルバムでベストのフィリー・ナンバー。(6)「Three Way Love Affair」も少し泣きの入ったメロディーラインが素晴らしい。ボーカルがエルトンだから、力強いバリトンもスムーズなファルセットも無いが、フィリー・ソウル・ファンにとっては→★★★★★
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