レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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クイーン/II、華麗なるレース、ザ・ゲーム

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先日スイスはモントルーに行って来ました。端から端まで歩いて20分程度のこの小さな街は1967年から始まったジャズ・フェスで有名ですが、フレディ・マーキュリーが愛した街でもあり、フレディ最後のクイーンのアルバム『メイド・イン・ヘヴン』はモントルーからのぞむレマン湖の写真が使われています。クイーンはその地にある「マウンテン・スタジオ」を1979年に買収し1995年までの間に7枚のアルバムを制作しています。そのスタジオは閉鎖されてもう使われていませんが、今では「クイーン:スタジオ・エクスペリエンス・モントルー」という名の博物館(ちっちゃいので入場無料)としてその様子がフレディの衣装やメモラビリアと共に展示されています。ミキシング・ルームの展示ではフェーダーを操作してクイーンの楽曲を自由にミックスできるのですが、その説明をするロジャー・テイラーのビデオがオチャメで、「ドラムのフェーダーを思いっきり上げろ。そうすると他の音が全て聴こえなくなってしまうが、それでOK(ウィンク)」というもの。湖畔には『メイド〜』と同じポーズのフレディの銅像も立っており、みやげ物屋にはジャズ関係と共にクイーン関係のグッズが沢山並んでいました。これらのCDはたまたまHMVでバーゲンになっていたので入手しましたが、スマホに録音して行って、ちょうど良いモントルー散策のBGMになりました。
「II」★★★「華麗なるレース」★★★★「ザ・ゲーム」★★★★★
2019.8.2 HMV 新品紙ジャケSHMCD 各1,590円 45%引き

| ノガッチ | ロック | comments(0) | - |
渡辺貞夫/モントルー・ジャズ・フェスの渡辺貞夫

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ジャズフェスの時期(7月)じゃなけれど、行ってきましたモントルー。せっかくモントルーに行くならば、というわけで事前学習的に購入した1970年モントルー・ジャズ・フェスでのナベサダ。メンバーはナベサダ(as, fl, sn)増尾好秋(g)鈴木良雄(b)角田ヒロ(現つのだ☆ひろ)(ds)という当時20代の精鋭たち。フランス人司会者から「サダオ・ワナタベ!」とズッコケル紹介に続いて始まる「ラウンド・トリップ」は23分に及ぶ、時代柄ハードな演奏。ソプラニーノをブロウしまくるナベサダを角田がジャック・デジョネットのようなドラミングで煽り立てる熱血ジャズには西洋人もきっとドギモを抜かれたでしょう。ザンネンなのは鈴木のベースが他の曲でのアコースティックならば問題無いのだが、この曲でのエレキ・ベースだとノリが悪いこと。携帯に録音して現地に行きましたが、レマン湖の美しい風景にこのライブ盤はハード過ぎて、もっぱら『モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エヴァンス』を聴いていました。これらのアルバムのジャケに写るシオン城にもしっかり行ってきたよ。★★★★
2019.8.31 渋谷ユニオン 国内中古 704円

| ノガッチ | J-JAZZ | comments(0) | - |
フィフス・アベニュー・バンド/same

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グリニッジ・ヴィレッジで活動していた、ピーター・ゴールウェイ(g,vo)ケニー・アルトマン(g,b)ジョン・リンド(vo)マレイ・ウェストロック(key)ジャリー・バーナム(b)ピート・ヘイウッド(ds)の6人組による唯一のアルバム。リプリーズというLAのレコード会社と契約したため、彼らが初めてLAを訪れてレコーディングした1969年作。山下達郎はこのアルバムとゴールウェイが次に結成したオハイオ・ノックス(71年)、ゴールウェイのソロ(72年)、の3枚を『三種の神器』と呼び、曲作りの参考としたそうだが、アルトマン作の(2)「ワン・ウェイ・オア・ジ・アザー」と(7)「ナイス・フォークス」がシュガー・ベイブ(75年)の原型であることは明らか。1998年のCD化の際にメンバー達が寄せたコメントには、ニューヨーカーの彼らが3カ月に及ぶ初めてのLA滞在にどれほそ興奮したかが述べられており、このNYとLAの融合が素晴らしい結果を産んだ。発売当時は全くヒットしなかったそうだが、確かに69年では時代の先を行きすぎていたのだろう。なおアルトマンとプロデューサーのジェリー・イエスターは達郎の『サーカス・タウン』(76年)にコーラスで参加している。傑作!★★★★★
2019.5.5 アマゾン 国内新品 1,853円 31%引き

| ノガッチ | シンガーソングライター | comments(1) | - |
V.A./ゲット・ダウン・ウィズ・ザ・フィリー・グルーヴ

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大瀧詠一の『ロング・バケーション』のジャケでおなじみのイラストレーターにして筋金入りのソウル・ファンでもある永井博が選曲したフィリーソウル・コンピレーション。「サタデー・ナイト・フィーバー上陸40周年」を名目にしたディスコ・アルバムの再発シリーズの一環として企画された2枚組CDなので、内容はダンス・ナンバー・オンリー。収録されたのはハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ、マクファデン&ホワイトヘッド、テディ・ペンダーグラス、オージェイズ、マンハッタンズ、トランプスなど。有名どころではハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツの「ザ・ラヴ・アイ・ロスト」はやはり絶品中の絶品。トランプスのボーカル、ジミー・エリスはいつ聴いても最高。意外だったのはポップ過ぎてワタシの興味の対象外だったルー・ロウルズ「慕情の街」で、最近AORのコンピで初めて聴いた「ストップ・ミー・フロム・スターティング・ディス・フィーリング」も素晴らしかった。カレイドスコープというグループは初めて聴いたが「アイム・チェイジド・パーソン」というファルセット・リードが女声コーラスを従えたダンサーは、ワタシにとってこのCDで最大の収穫。アンソニー・ホワイトとラヴ・コミティーのシングル・オンリー曲も聴き逃せない。★★★★
2019.4.26 タワーオンライン 国内新品2枚組 2,108円 22%引き

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