JUGEMテーマ:音楽
今年のレコダイ『お下劣ジャケ賞』間違い無しのこのアルバムは、ポーランドのジャズ・ヴァイオリニスト、マイケル・ウルバニアクが78年にリリースしたもの。フュージョンを期待して買ったのだが、全9曲中6曲がボーカル入りのブギー/ファンク・アルバムだった。プロデュースはウルバニアク本人だが、ジョージ・デュークのようなキッチリとしたサウンドメイクはレア・グルーヴ〜モダン・ソウル・ファン向き。バックを務めるのはバーナード・パーディー(ds)ケニー・カークランド(key)以外に有名どころはいないが、ピー・ウィー・フォードという初めて聞く名前のベーシストの、アルフォンソ・ジョンソンとバイロン・ミラーを足して2で割ったようなゴリゴリ&ブリブリしたプレイが超強力だ。しかし内容以前に、クリンク・レコードから紙ジャケ再発されたこのCDは盤起こしで音が悪い。★★☆
2019.2.2 芽瑠璃堂 新品紙ジャケ 868円 15%引き