レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
PROFILE
SEARCH
マグマ/ボビノ1981

JUGEMテーマ:音楽

タワーオンラインの【<風雲・怒涛のサプライズ>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
ドラム&ボーカルのクリスチャン・ヴァンデ首領が率いるフランスのプログレ・バンド、マグマ1981年パリBobino連続公演の模様を収録したDVD。当時TV放送された映像だがマスターではなくコピーテープからのDVD化のため画質が乱れて音が途切れる瞬間がある。(1)「Zain」の冒頭5分は真っ暗だし、30分の大曲「Zess」は画像が暗くて、ヴァンデが翼のようなものを背負っていることと、コーラスの女性二人がアマゾンの半魚人みたいな奇怪なかぶりものをしているのがかろうじて判る程度。それでもこのカルト・バンドの動く姿が見られるのはうれしい。ヴァンデ御大は2曲目から登場し、最後の白目をむいてのメンバー紹介まで完全にイッテいる。この頃のマグマはソウルに最も傾倒していた時期であり、暗黒プログレ曲とプログレ・ソウル/ファンクとでも言うべき曲が半々。ワタシはプログレ・ソウル/ファンクの「Retrovison」が大好き!そのマグマが2005年に奇跡の初来日公演を果たした時は、無理矢理連れて行ったタテチンがライヴ終了後ひどくウナダレていたことを思い出す。★★★★
2017.9.19 タワーオンライン 国内新品DVD 961円 79%引き

 

では皆さん良いお年をお迎えください。

| ノガッチ | プログレ・ジャズロック | comments(0) | - |
マンハッタン・ブレイズ/ヴィーナスの夢+1

JUGEMテーマ:音楽

タワーオンラインの【<出たとこ勝負・怒涛のサプライズ>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
渡辺香津美のNY録音『ヴィレッジ・イン・バブルズ』でバックを務めた、マンハッタン・ブレイズによる唯一のアルバム。メンバーは増尾好秋(g)、ジョージ・ケイブルス(b)、アイドリス・ムハマッド(ds)などに大型のブラス・セクションとストリングスが付く。このアルバムが作られた78年は従来からのアコースティック・ジャズにとっては冬の時代だったから、日本人プロデューサーが何とかしてNYのジャズマンを起用したジャズのアルバムを作りたかったのだろう、増尾を前面に立ててフュージョン・グループとして宣伝されているが、実態はピアノとベースをエレクトリックにしてフュージョンの味付けをしたビッグバンドジャズだ。悪くはないが特筆すべきところもない。★★★
2017.10.12 タワーオンライン 国内新品 778円 70%引き
 

 

| ノガッチ | J-FUSION | comments(0) | - |
松岡直也&ウイシング/SON

JUGEMテーマ:音楽

ラテンの大御所で世界的プレイヤーのティト・プエンテらを迎えた1980年発売作品。メンバーは和田アキラ、大村憲司(g)、高橋ゲタ夫(b)、渡嘉敷祐一(ds)、ペッカー(per)、清水靖晃(sax)など。松岡はラテンとロック・ギターの融合を目指していたそうで、新に参加した和田アキラが大きくフィーチャーされてラテンロック・バンドのようになった。(2)「アドリア」はリズムギターこそファンキーだが主旋律は歌謡曲的哀愁の名曲。(4)「デスカルガ」はひたすら和田が高速ギターを弾きまくる純粋ロックな曲。(5)「ノーチェ・コリエンド」は迫力あるキューバン・ラテンで彼らの代表作のひとつ。(7)「レット・イット・ハプン・アゲイン」も和田をフィーチャーしたロック・バラード。和田のギターは高速だがくぐもった音色で魅力的とは言い難い。彼らの最も良いアルバムはギターに土方隆行、ドラムに渡嘉敷の80年モントルー・ジャズ・フェスでのライブ盤だろう。★★★★
217.9.27 タワーオンライン 国内新品SHMCD 1,281円 9%引き

| ノガッチ | J-FUSION | comments(0) | - |
松岡直也&ウイシング/マジョルカ

JUGEMテーマ:音楽

2014年に亡くなったラテン・ピアニスト/作・編曲家の松岡直也のCDが一挙にSHMCD仕様で廉価に再発された(生産限定盤)。これは松岡が率いるウイシングの1979年発表の2ndアルバム(78年のファースト「サウンド・ウィスパー」は売り切れで買い逃してしまった)。メンバーは大村憲司(g)、高橋ゲタ夫(b)、ポンタ、渡嘉敷祐一(ds)、ペッカー(per)、土岐英史(a.sax)、清水靖晃(t.sax)などで、ラテン曲もあるが、それに留まらないフュージョン・ミュージックを繰り広げている。アルバム制作の途中でポンタが塀の中にお勤めに行ってしまったため、残りは渡嘉敷がドラムを叩いている。ポンタは自著「俺が叩いた。」で本アルバムを取り上げ、非常に考えてドラムを叩いたと語っているが、ワタシの耳には考え過ぎてぎこちなく聞こえる。むしろ渡嘉敷の迷いの無いドラミングの方が魅力的で、それはサルソウル的な(5)で顕著だ。ほぼ全曲で大村のギターソロが有り、その多彩なプレイに唸らされる。アルトの土岐がメロディアスなソロを披露する一方、テナーの清水はとてもパワフルだが印象に残るメロディーが無い。★★★☆
217.9.27 タワーオンライン 国内新品SHMCD 1,281円 9%引き

| ノガッチ | J-FUSION | comments(0) | - |
U2/ヨシュア・トゥリー

JUGEMテーマ:音楽

初の全米&全英同時1位を獲得し、グラミー賞「最優秀アルバム」「ベストロックパフォーマンス」に輝いた87年リリースの歴史的名盤。ブライアン・イーノ&ダニエル・ラノワのプロデュースでU2サウンドが完成した。冒頭(1)「Where The Street Has No Name」(全米13位)、(2)「I Stll Havn't Found I'm Looking For」(同1位)、(3)「With Or Without You」(同1位)の3連発が超強力。(1)がそのU2ならではのダンス・ビートの完成形。(2)(3)はメローなミディアムの名曲。U2はメッセージ性の強いバンドだったが、このアルバムではパーソナルな関係性を主軸とした(たぶん)ため、これらのダンス・ナンバーや印象的なサビを持った耳あたりの良いバラードが心地良く聴けるようになった。全世界で2,500万枚以上売れた本作は80年代を代表するロックアルバムのひとつ。★★★★★
217.9.27 タワーオンライン 新品紙ジャケSHMCD 2,626円 9%引き

| ノガッチ | ロック | comments(0) | - |
ジム・ミューレン&ボブ・モリッシー/アップ

JUGEMテーマ:音楽

タワーオンラインの【<風雲・怒涛のサプライズ>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
サックス奏者ディック・モリシーとギタリスト、ジム・ミューレンが結成したUKジャズ・ファンク・ユニットの77年作で、アヴェレイジ・ホワイト・バンドが全面バックアップ&全面プロデュース。ヘイミッシュ・スチュアートのボーカルナンバーも有って、基本的にダンスフロアーをターゲットにしたレア・グルーヴ盤。サックスとギターの2人は達者なプレイヤーで良いアルバムだと思う。ただ、10年前のワタシならば大喜びしていただろうが、ダンス物への興味が薄れてきている現在のワタシのストライクゾーンからは外れている。だから悪くないアルバムですが→★★★
2017.9.19 タワーオンライン 国内新品CD 407円 80%引き

| ノガッチ | レアグルーヴ・ジャズファンク | comments(0) | - |
スティックス/ザ・グランド・イリュージョン〜ピーセズ・オブ・エイト:ライヴ・イン・コンサート

JUGEMテーマ:音楽

タワーオンラインの【<風雲・怒涛のサプライズ>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
1977年の『グランド・イリュージョン〜大いなる幻影』(全米アルバムチャート6位)と翌78年リリースの『ピーシズ・オブ・エイト〜古代への追想』(同じく6位)の2作のアルバムを曲順どおりに再現するスタイルで2010年に行われたツアーのライブCD。タマげたのはオープニング曲でドラムの音が大きすぎて歪みまくっていること。レコーディング・エンジニアがシロートだったのだろうか。それはさておき、内容は高い声は出ているし演奏はタイトだしで歳を感じさせない。キレイだけどバカっぽく聴こえるコーラスも昔のままだ。特にムーグシンセ(?)のソロにはプログレ愛を掻き立てられてグッと来る。全米8位のヒット曲1-(4)「カム・セイル・アウェイ」を含む『グランド〜』のA面パートが一番楽しい。なお、たったの512円で国内盤ブルーレイの映像版も売っていたのだが、YouTubeでハイライト映像を見たら貧相な爺さん達が若いフリしてステージアクションをキメまくるのがメチャうっとうしかったのでCDにした。ちなみにバンド名のStyxとはギリシャ神話の三途の川のこと。三途の川って日本だけでなくギリシャ神話にも出てくるなら本当に有るんだろうな。★★★★
2017.9.19 タワーオンライン 国内新品CD2枚組 329円 90%引き

| ノガッチ | 産業ロック | comments(0) | - |
アル・ディメオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア/フライデイ・ナイト・イン・サン・フランシスコ

JUGEMテーマ:音楽

パコ、ディメオラ、マクラフリン、3人のギター・マスターがアコースティック・サウンドの極致を聴かせた1980年サンフランシスコでのライブ+1。久しぶりに聴いたがやはりスゴイ!演奏は順列組合せで、(1)「地中海の舞踏」がパコ&ディメオラ、(2)「黒い森」はディメオラ&マクラフリン、(3)「フレボ」はマクラフリン&パコ、(4)「幻想組曲」は3人そろい踏み。パコの名前を世界に知らしめた(1)はディメオラのスピードもモーレツだが、対抗するパコの力強い指弾きでのドリルのような高速フレージングも圧巻。(2)は途中おふざけでピンク・パンサーのテーマ〜スローブルースになる部分があるのだが、ソロの出だしこそブルースの常套フレーズを弾くがすぐにいつも通りに超高速で引き倒すディメオラが笑える。(3)は2人が同じフレーズを掛け合いするエンディングが息をのむスリリングさ。(4)は3人のソロ交換の間隔がどんどん短くなってスパイラル状態で高みに上っていくさまが壮絶。(5)「ガーディアン・エンジェル」は3人でのスタジオ録音。★★★★★
2017.9.9 渋谷ユニオン 国内中古 553円

| ノガッチ | フュージョン(ギター) | comments(0) | - |
ドナルド・フェイゲン/ナイトフライ

JUGEMテーマ:音楽

スティーリー・ダンの活動停止後、ドナルド・フェイゲンが1982年に発表した1stソロアルバムの紙ジャケ化。超名曲(1)「I.G.Y.」を収録したこのAORの大名盤については今更あれこれコメントすることもない。1950年代末期のアメリカの架空の郊外を舞台にした本作について、レココレ9月号の特集記事で「過去と未来を透視したような音」と書かれていたが激しく首肯する。その特集記事で知ったのだが、ドラムは全てサンプリング音源をプログラムないしループさせたもので、実際にドラマーが曲に合わせて叩いているわけではないというのにはタマげた。(1)なんててっきりジェフ・ポーカロが叩いていると思っていたが、その事実を知ってから改めてヘッドホンで聴いてみると、確かにプログラミングのような気がドンドンしてきた。今に比べると圧倒的に処理能力の低いコンピュータを使ってそんな大変緻密な作業をして、しかもその苦労話を開示(売りに)しないというのがまたカッコイイ。★★★★★
2017.8.21 芽瑠璃堂 新品紙ジャケSHMCD 2,403円 11%引き

| ノガッチ | AOR | comments(0) | - |
24thストリート・バンド/24丁目バンド

JUGEMテーマ:音楽

ハイラム・ブロック(g,vo)、ウィル・リー(b,vo)、クリフォード・ジョーダン(key,vo)、スティーヴ・ジョーダン(ds,vo)から成る、24丁目バンドの79年発表のデビューアルバム。人気TV番組「Saturday Night Live」の専属バンドとして活躍していた、売れっ子スタジオ・ミュージシャンである彼らに、日本コロンビアのベター・デイズ・レーベルが目を付けて制作された本作は7曲中6曲が歌モノで、歌もコーラスも演奏も手抜きナシのきっちりとプロデュースされたアルバム。日本コロンビア社が売りにしていたPCM録音のため音もすこぶる良い。ロックテイストの強い楽曲の中で、最もファンキーな(4)「フル・タイム・ラヴァー」は名曲。先日紹介した増尾好秋の「サンシャイン・アヴェニュー」は本作同様の日本企画盤で同じ頃のNY録音だが、プロダクションの緩いフュージョン・アルバムを量産したエレクトリック・バードから出た増尾盤と本作とでは音の勢いが違う。★★★★☆
2017.8.26 高田馬場ユニオン 国内中古 585円
 

| ノガッチ | フュージョン(グループ) | comments(0) | - |
<new | top | old>