JUGEMテーマ:音楽
米南部アーカンソー州出身のアール(g、harmony vocal)とアーニー(vo)の双子のケイト兄弟がスティーヴ・クロッパーをプロデューザーに迎えてLA録音した1975年アサイラムからのデビュー・アルバム。バックはデヴィッド・フォスター(key)、クラウス・フォアマン(b)、リーランド・スクラー(b)、マイク・ベアード(ds)などのスタジオ・ミュージシャン。基本はブルー・アイド・ソウルだが、どうも押しつけがましい歌い方が好きになれないし、兄弟が作る楽曲も魅力に乏しい。特にディスコ受けしてチャート24位まで上がった彼ら最大のヒット(2)「ユニオン・マン」やそれに近い路線の(6)「歌いたいだけ」なぞは下世話でワタシ的には全くアウト。もろにアトランティック・ソウルな(7)「変わらぬ恋」、ソウル・バラードの(4)「オールウェイズ・ウェイティング」は悪くないので、LAでなく南部で録音したほうが良かったのでは。★☆
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