JUGEMテーマ:音楽
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PROFILE
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2017.05.26 Friday 22:05
Char/U・S・J
JUGEMテーマ:音楽 チャーがスティーヴ・ルカサーと共同プロデュースした82年のLA録音盤は超豪華。メンツはルカサー(g)、ジェイ・グレイドン(g)、デヴィッド・フォスター(key)、ニール・スチューベンハウス(b)、ジェフ・ポーカロ(ds)、ポウリーニョ・ダ・コスタ(per)、ペイジズ(cho)。その上ルカサー、グレイドン、リチャード・ペイジ3人共作の3曲が提供されており、(1)「Give Me Some Time」と(5)「You Can't Have Me」はTOTO〜エアプレイ系の典型的なポップなハードロック。(6)「Nice Changes」徐々に盛り上がって最後はポーカロのドラムが炸裂するインスト。チャーが用意したのは(2)「Street Information」(3)「Cry Like A Baby」(4)「Smokey」の3曲。(2)は本アルバム唯一の日本語詞でチャーらしいアナーキーな曲。(3)はドラマチックなバラードでフックが利いている。(4)は従来「Smoky」と綴られていたが、ここでは「Smokey」になった。カシオペアも名曲「Eyes Of Mind」を米国録音したら「Eyes Of The Mind」に変わったということがあった(外国語は難しいですね)。チャーはさすがに緊張したのか、非常に慎重なギタープレイでいつもの奔放さが感じられないのがややザンネンだが、バックの演奏に手抜きナシ(特にポーカロ!)で2曲でルカサーのソロもあるからこの辺のメンツが好きな人には超オススメ。★★★★☆
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2017.05.25 Thursday 22:53
Char/スリル
JUGEMテーマ:音楽 78年発表のサードアルバムは前作に比べるとロック寄りに少し方向修正した感じがする。(1)「You Got The Music」はデビューアルバムから続く『オープニング曲は爽やかなAOR路線』という方針を踏襲。阿久悠作詞のヒット曲(2)「闘牛士」は、TBSの「ザ・ベストテン」でこの曲を演奏した後にギターを床に叩きつけるパフォーマンスを見せたがCMに移る前にそのギターをアセって拾い上げる姿が放映されてしまったという放送事故を思い出す。この冒頭2曲でのギターソロはチャーの名演の一つ。人生応援歌の(6)「あいつのBOOGIE」は最後に倍テンポになるのがカッコ良いシャッフルの佳曲。ラストの(8)「Wondering Again」は8分超の感動的なバラード大作。しかしこのアルバムでメガトン級のインパクトを残すのは(5)「MY FRIEND」で、野良仔犬と小学生のような友情を自身の作詞で朗々と歌い上げた挙句に仔犬の鳴き声と「ウフッ、エヘッ」というチャーのバカっぽい戯れ声が入るとドン引きどころの騒ぎではない。★★★☆ 2017.05.24 Wednesday 23:15
Char/ハブ・ア・ワイン
JUGEMテーマ:音楽 阿久悠作詞のシングル曲(4)「気絶するほど悩ましい」で歌謡曲界に打って出たチャーの1977年セカンドアルバム。(8)「ふるえて眠れ」も阿久悠作詞で、本アルバムはチャーがボーカルに力を入れて歌謡曲に最接近した時期。ワタシはチャーのジミヘン色濃いギターは世界トップレベルだと思うが、ボーカルは正直あまり好みじゃない。阿久悠の2曲はOKだが、N.S.P.の天野滋が作詞したマイナー調の(3)「秋風」を情感たっぷりに歌われるとかなりキツイ。一方本来のロック路線ではは(6)「Ice Cream」がファースト・アルバム収録の代表曲「Smoky」の、(9)「夜」が同じくファースト収録の「朝」のそれぞれ焼き直しと言えるほどに曲の作りが同じでやっつけ仕事感が強いがそれでも(6)は良い。(5)「Tokyo Nights」は無邪気なパーティーロックンロールだが印象に残る。★★★
2017.05.21 Sunday 20:13
Steps Ahead / Magnetic
JUGEMテーマ:音楽 マイク・マイニエリ(vib、synth-vib)とマイケル・ブレッカー(ts、EWI)によるハードエッジなフュージョンユニットの1986年作。バックはチャック・ローブ(g)、ヴィクター・ベイリー(b)、ピーター・アースキン(ds)など。(1)「トレインズ」は生ギターのアルペジオがリズムをキープするポップな曲でブレッカーがソロの途中で奏でる泣きのメロディーが素晴らしく、最後はハイラム・ブロックがロック・ギターで盛り上げる。(2)「ベイルート」はテーマこそ不穏だが、マイニエリのソロがコード・チェンジしてからハッピーな感じになり舞い上がっていく。(3)「ケイジャン」は珍しくバンジョーをフィーチャーしているがフュージョン曲として違和感なく熱いソロが繰り広げられる。(4)「イン・ア・センチメンタル・ムード」はマイニエリのシンセ・バイブとブレッカーのEWIのデュオ。タイトル曲の(5)はダイアン・リーヴス(vo)をフィーチャーしたブラコンのダンス・ナンバーで良いメロディーもあるがちょっと音作りに凝り過ぎたか。ラストのタイトル曲リプリーズ(9)はブレッカーのソロをフィーチャーしたものだが、これがまた圧巻のプレイ。冒頭の3曲がとりわけ印象的。★★★★☆ 2017.05.16 Tuesday 20:39
ジャーニー/エスケイプ−35周年記念デラックスエディション
JUGEMテーマ:音楽 1981年発表の代表作『エスケイプ』の35周年を記念した日本独自企画のデラックス・エディション。7インチ・アナログシングルサイズの紙ジャケット仕様の中に、リマスターCDと『ライヴ・イン・ヒューストン1981』のDVDとCDに加え、当時の『エスケイプ・ツアー』日本公演パンフレットやチケット、日本盤シングルのジャケットなどの復刻メモラビアを大量に封入したもの。ライブDVDは従来から単体で発売されていたもので、派手な演出も舞台装置も無いステージングはあまり映像的には面白くないが、その音源CDは音も良く素晴らしく、これのためだけでも購入する価値が有るというものだ。『エスケイプ』が初のアルバムチャート1位となった直後だけあって、「ドント・ストップ・ビリーヴィン」「ストーン・イン・ラヴ」「フーズ・クライング・ナウ」「オープン・アームズ」といった同アルバムからのヒット曲がズラリと並び、パフォーマンスはチャートトッパーの貫禄。そしてアンコールは「ラヴィン、タッチン、スクウィージン」に続いて「お気に召すまま(Any Way You Want It)」で大団円。 2017.05.13 Saturday 22:07
Sam Dees / It's Over
JUGEMテーマ:音楽 ソウル界最高のソングライターであり、ボーカリストとしても最上級のサム・ディーズの70年代の作品をまとめた英KENTによるコンピレーション第三弾。全19曲を収録し内13曲が未発表テイク。スウィートなバラードからメロウなナンバー、さらにはニュー・ソウル、ディスコまで様々な楽曲が含まれるがそこはサム・ディーズだから駄曲は無い。(2)「I Know Where You're Coming From」(7)「Anything Is Fair in Love And War」(19)「It's Over, Nobody Wins」あたりが白眉だが、これらの曲は同じ英KENTの編集盤「Hotlanta Soul」全3枚に収録されている。1975年のデビュー・アルバム『ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン』から(15)「What's It Gonna Be」、(16)「So Tied Up」の2曲の別テイクも収録。内容は良いが「Hotlanta〜」の方がオススメなので→★★★☆ 2017.05.09 Tuesday 22:48
The Beatles / Live At The BBC
JUGEMテーマ:音楽 94年に発表された「アット・ザ・BBC」の最新リマスター盤2枚組がアマゾンでえらく安かったので買ったのだが、シュリンクをカッターで切り開く際に紙製ジャケ本体を傷つけてしまい聴く前からCDを捨ててしまいたい気持ちになった、という事情があったためこのレビューもテンションが低い。それはさておき内容は1962〜65年に録音された公式発表曲の別テイク25曲(オリジナル12曲/カバー13曲)、公式未発表曲31曲(オリジナル2曲/カバー29曲)、ダイアローグを含む全69トラック。ビートルズはもちろん好きだけど、カバー曲を聴く限りにおいてはリアルタイムで聴いていたわけでもないので正直、革新的だったのかはよく分からない。リンゴがロックンロール・ドラマーとしてはナカナカの腕前だったということは分かった。★★★ |
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