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フュージョン・グループ、スパイロ・ジャイラが77年に自主製作した初のアルバム。このCDを買った理由はひとえにマンハッタン・トランスファーが名盤「エクステンションズ」でカヴァーした(1)「シェイカー・ソング」を聴きたかったから。このハッピーな曲はジェイ・ベッケンスタインsaxが奏でる歌心溢れるメロディーとジェレミー・ウォールが弾くソリーナとトロピカルな色彩を加えるデイヴ・サミュエルズのマリンバが融合したフュージョン史に残る名曲。ただアルバム全体としてはまだ方向感が定まっておらず、リズムセクションもモッサリしていてイマイチな出来。特に(4)「ピグミー・ファンク」は無気味で最悪。グループは翌78年のセカンド「モーニング・ダンス」で爽やか路線に統一し大ブレイクを果たす。★★★
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