レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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エンチャントメント/ワンス・アポン・ア・ドリーム

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1966年にデトロイトで結成され、長い下積み時代を経て76年にメジャーからアルバムをリリースしたエンチャントメントが翌77年にリリースしたセカンド・アルバム。ファースト同様に彼等を発掘した名プロデューサー、マイケル・ストロークがプロデュースを担当。このグループのウリはファルセット〜テナーのエマニュエル・ジョンソン(EJ)の天衣無縫なボーカル。多くのスウィート・グループがテナーとバリトンのツインボーカルの鬩ぎあいをウリにするのに対し、このグループは一貫してEJのボーカルをフロントに立て、他の4人はタイトなコーラスワークに徹する。このジャケ写の右端でサングラスをかけているのがEJだが、彼は盲目で子供時代の一番の友人はスティーヴィ・ワンダーだったという。78年2月にR&BチャートNo.1となった名バラード(3)「It's You That I Need」を筆頭に、ダンス・ナンバーもファンクやディスコでないスウィート・マナーで素晴らしく、捨て曲無しのスウィート名盤。ジャケも良し。★★★★★
2016.11.6 アマゾン 国内新品 1,399円 30%引き

| ノガッチ | スウィートソウル | comments(0) | - |
リー・リトナー/ファースト・コース

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リトナーが23歳のときにリリースしたファースト・アルバム。バックはデイヴ・グル―シン(key)、ハーヴィー・メイソン(ds)、トム・スコット(sax)を中心にルイス・ジョンソン(b)、チャック・レイニー(b)なども参加。9曲中5曲がリトナーのオリジナル。(1)「ほんの少し」はデビュー作のオープニングにふさわしい爽やかな佳曲。本アルバムのベスト・トラックはギターの単音ミュート・バッキングで始まる(8)「ワイルド・ライス」で、ファンキーなリズム、切ないBメロ、ロッキッシュなソロ、ユニゾンのキメ、とリトナーのショーケースのような曲で、(2)「スイート・シンコペイション」も同じタイプの曲。(4)「ファットバック」のようなブルージー&ソウルフルな曲の一方で、クラシック・ギターによる(5)(9)もあり、音楽性の幅広さを見せつける。充実したデビュー作だが、77年にリリースしたセカンド・アルバム「キャプテン・フィンガーズ」こそがフュージョンを代表する屈指の名盤だ。★★★★
2016.12.26 タワーオンライン 国内新品 830円 23%引き

| ノガッチ | フュージョン(ギター) | comments(0) | - |
キャプテン・ビヨンド/衝撃の極致

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第1期ディープ・パープルのボーカリスト、ロッド・エヴァンスと元アイアン・バラフライのgとb、ジョニー・ウィンター・アンドのdsが1972年に結成したスーパー・グループの先駆的存在ともいえるキャプテン・ビヨンド。しかしデビュー・アルバムがコケたため、ドラムが交代し、新たにキーボード奏者とコンガ奏者(!)を迎えて1973年にリリースしたセカンド・アルバム。前作はハード・ロックの名盤として名高いが、レーベルの意向で音楽性を変更させられた本作はCSNとサンタナ、それにサザン・ロック(レーベルがキャプリコーンだから)を真似したようなサウンドで前作のようなコーフン度は一切無し。同名ながら別バンドのアルバムと言っても良いほど。このアルバムの評価が低いことは知っていたし、実際ネット試聴してもダメだったが、ジャケが好きなので買った完全なジャケ買いCD。内容は全然衝撃的じゃなかったけど当時らしい盛り過ぎの邦題もいとおしい。★★☆
2016.11.6 アマゾン 新品紙ジャケSHMCD 2,073円 28%引き

| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(0) | - |
マイク・マイニエリ&ウォーレン・バーンハート/フリー・スマイルズ:ライヴ・アット・モントルー1978

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ヴィブラフォンとピアノのデュオといえばゲイリー・バートン&チック・コリアの「クリスタル・サイエンス」が思い浮かぶが、本作はマイク・マイニエリ(vib、synthi-vibe)&ウォーレン・バーンハート(p、key)による78年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴ・アルバム。バートン&コリアに対して技量的には全く劣らないが、より温かみがあるのが本盤の特徴。世界初CD化。★★★☆
2016.12.10 渋谷ユニオン 国内中古 729円
| ノガッチ | フュージョン(その他) | comments(0) | - |
カーペンターズ/涙の乗車券

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旧規格紙ジャケからオリジナルジャケと日本盤ジャケが封入されたSHMCDバージョンで買い替え。
カーペンターズが1969年に発表したデビュー・アルバムだが、最初はタイトルが「オファリング(神への捧げもの)」で、ジャケはレコード会社の近くで撮ったモッサリしたスナップ写真だったものを、後年「遥かなる影」がヒットした際に、本作収録のスマッシュ・ヒット(7)「涙の乗車券」をタイトルに冠するとともにジャケットを爽やかなヨットの物に差し替えた。内容的にも4曲はデモテープにちょっと手を加えた程度のものだし、その他の曲もカーペンターズの前身時代の曲が多く、リチャード・カーペンターは(7)以外は全く気に入っていないアルバムだという。実際、讃美歌風のオープニング(1)「オファリング」のインパクトにドン引きするし、リチャードの出番が多くてカレンの出番が少ないのも不満だが、カレンの歌声は当時19歳にして既に素晴らしいし、美しいコーラスや気の利いたアレンジも聴ける。(1)を飛ばして聴けばそんなに悪くないアルバム。前にもレコダイで書いたが、ワタシはこのジャケがホントに「幸せ」とか「平和」、それに「青春」な感じがして大好き。★★★★
2016.10.30 HMV 新品紙ジャケSHMCD 2,880円 定価

| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(0) | - |
チャールズ・アーランド/カミング・トゥ・ユー・ライヴ

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このアルバムの存在は知らなかったなあ。オルガン奏者チャールズ・アーランドがマーカス・ミラー、ブレッカー・ブラザーズ、バディ・ウィリアムス、ロドニー・ジョーンズ、ドク・パウエル、メルヴィン・スパークスらのサポートを得てファンク・フュージョンを繰り広げる1980年盤。半分はブラコン系歌物で、聴き物はマーカスのベースがペキペキと唸り、マイケル・ブレッカーのサックスが咆哮するインスト曲。マーカスは全曲参加なのでマーカスのファンならば聴き逃せないアルバム。隠れ「名盤」という程ではないが、隠れ「好盤」だ。★★★★
2016.11.24 タワーオンライン 国内新品 918円 15%引き

| ノガッチ | フュージョン(キーボード) | comments(0) | - |
スティーリー・ダン/幻想の摩天楼

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1976年発表の通算5作目。このアルバムから完全にウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンの二人によるプロジェクトとして、セッション・ミュージシャンを堂々と起用するスタイルになった。呼ばれたのはラリー・カールトン、ディーン・パークス、チャック・レイニー、リック・マロッタ、バーナード・パーディなど次作「Aja」と共通する人達だが、では本作は傑作「Aja」の前哨戦程度の内容かというとさにあらず。「Aja」に匹敵する名盤だ。どの曲も洒落た楽曲&演奏だが、ピカイチなのは(1)「滅びゆく英雄」で、ここでのカールトンのソロは彼のキャリアの中でもハイライトとなる名演中の名演だ。★★★★★
2016.10.23 渋谷ユニオン 中古紙ジャケ 1,167円

| ノガッチ | AOR | comments(2) | - |
ジョン・マクラフリン/エレクトリック・ギタリスト

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しばらくインド音楽にハマってアコースティック・ギターばかりを弾いていたマクラフリンが、久々にエレクトリックに復帰して76年に発表したオールスター・セッション・アルバム。(1)はマハヴィシュヌ・オーケストラの再現、(2)はカルロス・サンタナとのインド〜ラテン系の曲、(3)はデヴィッド・サンボーンとの初共演、(4)「ドゥ・ユー・ヒア・ザ・ヴォイス・ザット・ユー・レフト・ビハインド?」はチック・コリア、スタンリー・クラーク、ジャック・デジョネットとのセッションでこのアルバムのベスト・トラック。(5)はジャック・ブルース&トニー・ウィリアムスとライフタイムの再現、(6)はビリー・コブハムとの壮絶なフリー・デュオ、(7)はソロ・ギターという按配。この人のギターはゴツゴツして決してとっつきやすいようには思えないのに、メジャー・レーベルからアルバムを出し続けられるだけの人気を維持しているのが不思議です。★★★★
2016.11.24 タワーオンライン 国内新品 918円 15%引き

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ボン・ジョヴィ/クロス・ロード〜ザ・ベスト

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デビュー10周年を記念して94年に発表されたベスト・アルバム。デビュー作『夜明けのランナウェイ』から5作目『キープ・ザ・フェイス』までの各アルバムの代表曲のほか、ジョン・ボン・ジョヴィのソロ曲と新録2曲を収録した全14曲。実はワタシ、ボン・ジョヴィ、好きです!80年代のライト・メタルってメロディーがキャッチーで楽しいね。特に(11)「バッド・メディシン」(全米1位)なんか昔から大好きな曲で、久々に聴いて今度はカラオケで挑戦しようと思い立ちました。他も(1)「リヴィン・オン・ア・プレヤー」(7)「禁じられた愛」(13)「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」という3曲の全米No1ヒット曲を始めとして、(2)「キープ・ザ・フェイス」(6)「レイ・ユア・ハンズ・オン・ミー」(14)「夜明けのランナウェイ」などのヒット曲満載。このベスト盤は全世界で1,200万枚も売れたそうだ。★★★★☆
2016.10.23 渋谷ユニオン 未開封中古紙ジャケ 875円

| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(0) | - |
坂元輝トリオ/海を見ていたジョニー

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坂元輝(p)根市タカオ(b)渡辺毅(ds)のトリオによる昭和55年10月13日、陸前高田市のジャズ喫茶「ジョニー」でのライブ録音で、その店のレーベル「ジョニーズ・ディスク・レコード」がリリースする5枚目のアルバムとなった。店名は五木寛之の小説「海を見ていたジョニー」からで、「日本で唯一の日本人ジャズレコード専門の店」を標榜し昭和50年にオープンした。主役の坂本輝はプレイヤーというよりもジャズピアノ講師としての活動が中心だそうで、このCDで初めて知った名前。演奏曲はスタンダードの「レフト・アローン」「マイ・フェイヴァリット・シングス」「枯葉」と原曲の名残が全くないほどにアレンジされた「夕やけ小やけ」。オーソドックスなピアノだと思うのだがあまり黒々しくなく、何とも日本的な感じがして「和ジャズ」と呼ぶのがふさわしく、ジャズ批評2006年5月「和ジャズ特集」で名盤200に選出されているそうだ。再現されたライナーには五木寛之本人が寄稿しているほか、地元企業の広告が掲載されたりして面白い。「ジョニー」は3.11で跡形もなく流されてしまったが翌年には復興し現在も営業している。★★★★
2016.11.4 アマゾン 新品紙ジャケHQCD 1,685円 35%引き

| ノガッチ | J-JAZZ | comments(0) | - |
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