レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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ジョー・ザヴィヌル/ザヴィヌル
ウディ・ショウtp、ハービー・ハンコックel-p、ミロスラフ・ヴィトウスb、ヒューバート・ロウズfl、ウエイン・ショーターsop、ジャック・デジョネットpercによる1970年8月録音。マイルスのアルバムのタイトルにもなった(2)「イン・ア・サイレント・ウェイ」のザヴィヌル自身によるテイクが収録されている。ウェザー・リポートの原型が聴けるアルバムとして楽しめる。2012年に発売されたこの国内盤CDは意外なことに日本初CD化だそう。なおネットで取得される楽曲情報は曲順がデタラメなので要注意。★★★★
2015.6.14 HMV 国内新品 875円 15%引き
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| ノガッチ | フュージョン(キーボード) | comments(0) | - |
ジェイムズ・カー/ユー・ガット・マイ・マインド・メスド・アップ
オビに「不世出のソウル・シンガー、ジェイムズ・カーがメンフィスの名門サザン・ソウル・レーベル、ゴールドワックスから1967年に発表したソウル史に燦然と輝く大傑作」とあるが、まさしくその通りで、ジャケは無用に怖いがひるむことなく万人に聴いて欲しいディープソウルの最高峰。ワタシにとってこのアルバムは、VIVID版LP→VIVID版CD→英KENT版CD→今回の紙ジャケ、と4回目の買い替えになる(LPはいまだに所有しているが)。この紙ジャケは英KENT版CDを日本製紙ジャケに収納したもので、収録曲はKENT盤と当然に同じく12曲のボートラを追加した全24曲。カバーを多数生んだ(7)「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」を筆頭に、(2)「ラヴ・アタック」、表題曲の(12)など必聴、と個別の曲名を挙げるのもまどろっこしい大名盤。★★★★★
2015.5.20 高田馬場ユニオン 新品紙ジャケ 2,160円 20%引き
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| ノガッチ | ディープソウル | comments(1) | - |
ロリー・ギャラガー/ライヴ・イン・アイルランド
レココレの2014年ベスト・リイシューのハード&ヘヴィー部門で本作の8枚組デラックス・エディションが1位になったが、ワタシが入手したのは従来からの1枚もの。LPでは2枚組だったもので、ライブ8曲にスタジオ録音2曲を加えた全10曲。インストの小品(10)「マリタイム」を除いて、それぞれ熱演なので曲が長い。MCによる紹介(「ギャラガー」でなく「ギャラハー」と紹介している)に続き、まずは(1)「クレイドル・ロック」で快調にハードロックをぶっ飛ばす。マディ・ウォーターズのカバー(2)の後は名曲(3)「いれずみの女」。JBハットーの(4)「アルコール中毒」に続くトニー・ジョー・ホワイトの(5)は、1932年型ドブロを弾くアンプラグド・タイム。アルバムのクライマックスはそれぞれ10分を超す(7)「ウォーク・オン・ホット・コールズ」と(8)「フーズ・ザット・カミング」。特に(7)はロリーが持てるギターテクの全てを披露するかのような熱演だ。(8)が終わった途端にオーディエンスから巻き起こる大合唱はアイルランドの伝統歌なのだろうか。エレピの音が古臭いのが残念。★★★★
2015.4.24 新宿ユニオン 新品紙ジャケ 1,000円 54%引き
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| ノガッチ | ロックギターヒーロー | comments(0) | - |
スタンリー・クラーク、チック・コリア、ジョー・ヘンダーソン、フレディ・ハバード、レニー・ホワイト/グリフィス・パーク・コレクション
チック・コリアp、フレディ・ハバードtp、ジョー・ヘンダーソンts、スタンリー・クラークb、レニー・ホワイトdsによる1981年12月〜1982年1月録音。これに先立ちマイク・マイニエリvibがブレッカーtsやガッドdsを率いてステップスというグループの名の下、フュージョンから一転して新しい感覚の4ビートジャズに取り組んでおり、4ビートジャズへの回帰がハヤリだった流れに乗っかったアルバムといえようか。ジョーヘンは名前しか知らなかったが、それなりにビッグネームだと思うのだが、ここでのプレイはフレージング、音色、音量ともに全く面白くない。プロデューサーであるホワイトのドラムが一番ハツラツとしている。★★★
2015.6.14 HMV 国内新品 875円 15%引き
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| ノガッチ | ジャズ | comments(0) | - |
O.V.ライト/ライヴ・イン・ジャパン
80年11月に41歳の若さで急逝するOVが、死の前年79年9月に行った日本公演でのライブ盤。バックはホッジス3兄弟とハワード・グライムスの黄金のハイ・リズム。死の直前で声が細いとか、バックが荒いとか言われるが、(6)「ゴッド・ブレスト・アワー・ラヴ〜男が女を愛する時〜ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ〜ユーアー・ゴナ・メイク・ミー・クライ」の15分を超すメドレーを聴けばそんな雑音はすべて吹き飛ぶ。ソウルの日本でのライヴ盤といえば真っ先にオーティス・クレイが思い浮かぶが、本作も忘れてはいけない。★★★★☆
2015.5.10 高田馬場ユニオン 新品紙ジャケ 1,851円 29%引き
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| ノガッチ | ディープソウル | comments(0) | - |
デラニー&ボニー&フレンズ/オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン
デラボニの69年12月、イギリスでのライヴ盤。クラプトンg、カール・レイドルb、ボビー・ホイットロックkey、ジム・ゴードンdsという後のデレク&ザ・ドミノスに加えて、デイヴ・メイソンg、リタ・クーリッジvo、ボビー・キーズらのホーンズ、そのうえ、ミステリオーソという変名でジョージ・ハリスンまで参加という豪華なライブ。デラボニは相変わらずパワフルなことこのうえなく、観客も熱狂的な反応を見せている。解説書で小倉エージ氏も、本作は彼らの最高傑作であり、ロック史に残る傑作ライヴ・アルバム、と評価している。しかし。。。。ボニーとクラプトンの共作(7)「カミン・ホーム」なぞは圧巻としか言いようのない出来だが、ワタシとしてはどこか物足りない。それはたぶんクラプトンがソロを弾く曲がロックンロールでいまいち面白くないことが最大の理由。つまり本作のクラプトンに期待しすぎてはイケない、ということだ。★★★★
2015.4.26 渋谷タワー 国内新品 734円 41%引き
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| ノガッチ | ルーツ・ロック | comments(3) | - |
ハンク・モブレー/ソウル・ステイション
GWに帰省した際に親友のイノマンから頂いたCD。モブレーts、ウィントン・ケリーp、ポール・チェンバースb、アート・ブレイキーdsによる1960年2月録音のブルーノート盤は彼の最高傑作と言われるアルバム。モブレーがこの後に参加したマイルス・デイヴィスのLPを学生時代に何枚か購入したが、その解説書で酷評されていたからてっきりモブレーは取るに足らない人かと思っていたが、トンデモない!とってもイイぢゃないですか!6曲中4曲が自作曲と、意気込みも十分で、その中でも特に(2)「ジス・アイ・ディグ・オブ・ユー」が素晴らしい。リズム・セクションもこのメンツだから何をか言わんや。ブルーノートらしいジャズを安心して満喫できる名盤だ。イノマン、ありがとうございました。★★★★★
2015.5.5 親友のイノマンから頂戴 国内新品
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| ノガッチ | ジャズ | comments(2) | - |
フォンテラ・バス/ニュー・ルック

夏休みを取って帰省しましたが、毎回ただひたすら空き家となった実家の庭を熱中症になりそうになりながら草むしりする重労働。昨日、東京に戻ってきたものの疲れが抜けきらず今日は一日中寝ていました。

さてフォンテラ・バスのデビュー盤は「USブラック・ディスク・ガイド」選出盤ながら1966年リリースのアーリー・ソウル時代だし、このジャケでは聴く気も起きなかったのだが、ネット試聴したらイイ!映画「天使にラヴソングを」の挿入歌にもなった、1965年9月にR&Bチャート1位、ポップチャート4位の(4)「レスキュー・ミー」はアレサ・フランクリンがピザのCMで替え歌にして歌ったこともあるそうだが、まさにアレサが歌いそうな強力なジャンプ・ナンバーの名曲。(10)「ソウル・オブ・ザ・マン」はゴスペル色の強いディープ・バラード。この2曲以外はカバー曲だが、彼女の品の良いボーカルはどんなタイプの曲でも歌いこなせる。ボサノヴァの(1)はアルトサックス・ソロがビリー・ジョエルの「素顔のままで」を思い起こさせる。ライチャス・ブラザーズの(9)「ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリング」も違和感は無い。彼女が後に前衛ジャズ・グループ、アート・アンサンブル・オブ・シカゴのリーダー、レスター・ボウイと結婚して同グループのアルバムに参加しているとは驚いた。★★★★☆

2015.5.8 HMV 国内新品 875円 15%引き

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| ノガッチ | ソウル60年代ソロシンガー | comments(0) | - |
オリジナル・デラニー&ボニー/same

デラボニが1969年にリリースしたセカンド。歌良し、曲良し、演奏良し、で素晴らしい!デラボニのボーカルはまるで黒人なディープなものだが、(4)の前半ではボニーがリッキー・リー・ジョーンズのようなロリ声ボーカルを披露しているのが驚き。曲はカントリー、ブルース、ゴスペル、ソウル、ロックが混然一体となったもので、それを芳醇なものとしているのがレオン・ラッセルのアレンジと素晴らしいバックの演奏。ミュージシャンはレオンp、g、ジェリーマッギーg、ボビー・ウィットロックkey、カール・レイドルb、ジム・ケルトナーds、ボビー・キーズsax、ジム・プライスtp、リタ・クーリッジcho。このアルバムのデモテープを聴いて、ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンがハマったという逸話には、そりゃそうだろう、とナットクが行く。そしてクラプトンは彼らと知り合ったことから、次作「オン・ツアー」に参加するばかりか、デラニーにデュアン・オールマンを紹介され、デレク&ザ・ドミノスの結成につながるというのは皆さんご存知の通り。南部ソウル・ファンにもオススメのスワンプ名盤。★★★★★

2015.4.18 渋谷タワレコ 国内新品 734円 41%引き

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ビリー・コブハム/皆既食

74年発表のソロ3作目。メンツはランディ・ブレッカーtp、マイケル・ブレッカーts、ミルチョ・レヴィレフkey、ジョン・アバークロンビーg、アレックス・ブレイクb。チョー意外なのはコーネル・デュプリーgが参加し、らしくないソロまで弾いていること。まあ1曲目「ソラリ現象」のコブハム炸裂のウルサさといったら。ブレイクのベースが活躍するファンキーな(4)「暗黒に活躍する悪人(原題は単に「Bandits」)がえらくカッコイイ。勉強になったのは(7)「月にうさぎはいない」という邦題がついた「The Moon Ain't Made Of Green Cheese」。日本に「月で兎が餅つきしている」という寓話があるように、英語には「月はグリーンチーズで出来ている」というのがあるんですね。初めて知った。ラストの(8)「宇宙フロンティア(原題は「Last Frontier」で、邦題がいちいち大げさなのも楽しめる)」はどんな壮大な曲かと思いきやドラムソロ。70年代中期のコブハムのアルバムは金太郎飴的ながらも、ワタシを含む好きな人にはそこが安心して楽しめるところ。解説書は「コブハムのアグレッシブなうえ知的で、そしてパワフルなプレイは、実に輝いている。」という文章で締められているが、コブハムのドラミングが「知的」かどうか分からないが、少なくともアルフォンス・ムザーンのプレイは知的な感じがしないな。★★★★

2015.4.26 渋谷タワー 国内新品 580円 46%引き

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