レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
<< October 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
PROFILE
SEARCH
ドゥービー・ブラザーズ/ストーリー・オブ・ドゥービー・ブラザーズ

今更ドゥービーの歴史をビデオ学習しようという年齢でもないが、このブルーレイを買ったのは、2006年7月に富士スピードウェイで開催され、伝説的な客の不入りで1度のみの開催で終わったたウドーミュージックフェスから6曲が収録されているから。客が不入りだったおかげでワタシはステージ中央近くに陣取ることができ、客席を映すテレビカメラがすぐ近くまで寄って来ていたから、このライヴ映像にはワタシが大きく映っているに違いない。自分の姿が市販のパッケージソフトに映っているだなんてウレシイじゃないか。さて、客席が映る場面をコマ送りしてチェックしたところ、居た居た、一緒に行った伊藤チャンとオーチ君だ。しかしその隣にいたワタシだけが映っていない!ナゼだ?映っているべきものが映っていないだなんて、逆心霊写真現象とでも言えばよいのか。 それはさておき、メンバーのインタビューでタイラン・ポーターがトム・ジョンストンの曲がマンネリで心底ウンザリしていたと語っているのが面白かった。またラリッたジェフ・バクスターの弾きまくりが一瞬だが見られる。★★★

2014.7.31 タワーオンライン ブルーレイ 2,500円 54%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ウェストコーストロック | comments(1) | - |
スティーヴィー・ウッズ/アティチュード

今となってはドン引きなジャケの、83年の3作目にして最終作。プロデュースには従来からのジャック・ホワイトに加え、マクサスのロビー・ブキャナンkeyが参加。バックもネイザン・イーストb、カルロス・ヴェガds、ダン・ハフg、ポール・ジャクソンJr.g、などお馴染みのスタジオ・ミュージシャン。内容的には(2)のシーケンサー・ディスコや(8)のレゲエもあって統一感はあまり無いが、制作がシッカリしているから当時のMORアルバムとしてサラリと聴ける。ベストはビージーズ作で最もAOR的な(1)「ハート」。マーヴィン・ゲイの(6)「エイント・ザット・ペキュリアー」のハツラツとしたカバーはナイス(R&Bチャート54位)。(7)「アウトサイド・マイセルフ」は歌い上げるミディアム。ウッズのアルバムは3枚ともAORファンならば買って損は無い。★★★★

ところで、アティチュードといえば、デヴィッド・フォスターがジム・ケルトナーと組んでいたグループ「アティチューズ」の2枚のアルバムのCD化を熱望!

2014.8.9 渋谷ユニオン 新品紙ジャケ 900円 67%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | AOR | comments(0) | - |
OST/FM

米Culture Factoryによる紙ジャケにオビ、解説を付けた国内仕様盤。海外製の紙ジャケは紙が厚くてゴワゴワしていて嫌だが仕方がない。78年公開のFMラジオ局を舞台にした映画「FM」のサントラ盤だが、映画は日本未公開でワタシも映画は見たことがない。しかしサントラ盤は当時から国内発売されており、表題曲がスティーリー・ダンの書き下ろしというだけでも話題性十分だが、他は既発曲ながら大物アーティストの名曲がずらり。イーグルス、ジョー・ウォルシュ、ドゥービー・ブラザーズ、ボズ・スキャッグス、ジェームズ・テイラー、ビリー・ジョエル、ボストン、フォリナー、クイーンなどなど、ウェストコーストロックを中心に当時のヒット曲が満載。リンダ・ロンシュタットのライブ2曲は当時このアルバムでしか聴けなかったもので、「ダイスを転がせ」も最高だが、ワディ・ワクテルとダグ・ダグモアという二人のギタリストを擁したバンドがハードロックのように迫る「私はついてない」がそれ以上にイイ。ワタシとしてはこのアルバムを発売当初から聴きこんでおり、とても思い入れが深いため涙無しには聴けない。★★★★★

2014.7.19 HMV 新品紙ジャケ2枚組 2,744円 23%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ウェストコーストロック | comments(0) | - |
吾妻光良 & Swinging Boppers/Sweatin' Ballroom〜Jumpin' At The Cuckoo Valley

バンドのプロデューサーだった湯川治往氏がビクターを定年退職したことに伴い、バンドもビクターから湯川氏が立ち上げたHOT RIVER RECORDSに移籍してリリースされたバッパーズの初ライブ盤は2007年9月22/23日、鶯谷の東京キネマ倶楽部での録音。キャパ600人程度のライブハウスとのことで、満員らしい客席からの声援も熱い。国分友里恵、藤井康一、松竹谷清の3人のゲストボーカルもにぎやかに繰り広げられるジャンプ〜ジャズ〜ジャイヴの全18曲。正直言って、2デイズのためか吾妻さんの声は荒れているし(オープニングのイントロで吾妻さんが2デイズは疲れるぜ、と唄っているいる)、英語のジャズ曲はつまらないし、ウシャコダの藤井が歌う「ジャスト・ア・ジゴロ」はヒネリも何もない。やっぱり日本語のオリジナル曲に尽きる。改めて思ったが、これほど中年オヤヂの日常を悲哀たっぷり、でも面白おかしく歌詞にできるのは吾妻さんだけだろう。DVDも出ているので早く買っておかなきゃ(何せインディーからのリリースだから)。ちなみにタイトルタイトルのCuckoo Valleyを訳せば「カッコー谷」。ウグイス谷なら「Warbler Valley」だろう。★★★☆

2014.7.19 HMV 国内新品 2,328円 23%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ブルース | comments(0) | - |
ロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ/same

旧規格の中古紙ジャケがエラく安かったのでプラケースCDから買い替えた1967年作。この後、ポール・ウィリアムスと組んでカーペンターズの「愛のプレリュード」「雨の日と月曜日は」などの名作を書いたロジャーが旧知のマクレオド兄妹と結成したハーモニー・グループの当時、唯一のアルバム(40年後の2007年に奇跡の復活を果たしセカンド、その5年後にサードアルバムを発表)。プロデュースはトミー・リピューマ、アレンジはニック・デカロ、マーティー・ペイチなど鉄板の布陣。全12曲で半分がオリジナル、半分がカバー。典型的A&Mサウンドが聴けるソフトロック大名盤。この名盤に注目し、世に広く知らしめたのはピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギターといった「渋谷系」の一派だという。ということは日本では有名になったこのアルバムをアメリカ人はまだ知らないのかもしれないが、そうだとしたらご愁傷様。まずは(1)「ドント・テイク・ユア・タイム」を聴いてみなはれ。ノックアウト級だから。★★★★★

2014.7.19 渋谷ユニオン 中古紙ジャケ 720円

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(1) | - |
V,A,/ニューヨーク

7人のギタリストに「ニューヨーク」というテーマを与えただけで、後は好きなようにやらせた太っ腹な企画盤。参加したのは鈴木茂、松原正樹、水谷公生、松木恒秀、秋山一将、大村憲司、矢島賢、竹田和夫。オープニングを飾る鈴木の(1)はこのアルバムの中で最もフュージョン的な爽やかな佳曲。続く松原はボズ・スキャッグスの「ハード・タイムス」をカバーし、ザンネンながら全く面白くない。問題は(4)の松木と(5)の秋山で、それぞれエリック・ゲイルとパット・メセニーをアイドルにしているが、ここで演奏しているのは一応オリジナル曲だが単にそれらアイドルを真似しているだけで、プロとしていかがなものか。ワタシが大好きな(6)の大村はさすがのプレイで歌心が抜き出ている。最後は御大、竹田和夫がクリエイションのサード・アルバムにも入っていた「ニューヨーク・ウーマン・セレネード」で、いつもの調子で堂々とトホホなボーカルを聴かせる。78年時点での日本のフュージョンの断面図が見られるという意味でマニアならば持っていて損の無いアルバム。★★★

2014.7.5 HMV 国内新品BSCD2 1,555円 20%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | J-FUSION | comments(0) | - |
ジェフ・ポーカロ/セッション・ワークス1、2

1992年8月に他界したジェフ・ポーカロはワタシのフェイバリット・ドラマーだった。その時の報道では庭で殺虫剤を噴霧していて倒れたとのことだったが、本当の死因はドラッグだそうだ(やっぱり...)。そのポーカロがドラムを叩いた曲を集めた2枚のCDはそれぞれ17曲入り。1枚目はSONY音源のみだったが、2枚目はアリスタ、ワーナー、ユニバーサルの音源も収録し、そのバラエティと言ったらTOTO、ボズは当然に収録として、マイケル「今夜はビートイット」等、スプリングスティーン「ヒューマン・タッチ」、ハンコック「パラダイス」、カールトン「ルーム335」、アレサ「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」、ホール&オーツ「恋の傷痕」、クリストファー・クロス「オール・ライト」、エアプレイ「貴方には何も出来ない」など、普段はこのような編集盤に収録許諾が下りないようなビッグネームも含み、70年代半ばから80年代にかけての良質なポップがテンコ盛り。ついでにルカサーのソロが聴ける曲が多いのもウレシイ。ワタシが初めてポーカロを認識したリトナー(featureingビル・チャンプリン)の「可愛いアイシャ」収録も名演。本当に惜しい人を亡くした。2枚とも★★★★★

「1」2014.7.19 HMV 国内新品 1,996円 23%引き、 「2」2014.7.5 HMV 国内新品BSCD 1,646円 20%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | AOR | comments(0) | - |
OVライト/メンフィス・アンリミテッド

P-Vineの紙ジャケ。サイテーだったOVボックスを処分して単発での買い替え。先に紹介した「ニッケル〜」に続いて73年にリリースされた本作は完全にハイ・サウンドになって甘味も出て、ワタシ的には「ディープ・ソウル」というよりも「サザン・ソウル」という感じ。ズッシリとした手ごたえは前作同様で、前作と甲乙つけがたい傑作というのには同感。(4)「He's My Son」は鈴木啓志先生が「USブラック・ディスク・ガイド」で「サザン・ソウルの中でもベスト10には確実に入る名曲中の名曲といっていいのではなかろうか」と書いているが、そこまでの曲とは思わなかったな。むしろ軽快な(6)「Lost In The Shuffle」なんかの方が好きです。ちなみに「lost int the shuffle」とはこの曲ではカードがシャッフルされた時点でもう負けていた、という意味だが、一般には「無視される、忘れ去られる」という意味のイディオム。レコダイは英語の勉強になるなあ。★★★★★

2014.7.19 HMV 国内新品 1,980円 23%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ディープソウル | comments(0) | - |
OVライト/ニッケル・アンド・ア・ネイル・アンド・エース・オブ・スペーズ

P-Vineの紙ジャケ。サイテーだったOVボックスを処分して単発での買い替え。正直、ワタシがOVを初めて聴いたのは晩年のアルバムで、線の細さが気になった。それは死期が近づいていた時期だからやむを得ない話で、この70年代初頭の録音ではディープソウルの見本的なズッシリとしたサウンドに乗った塩辛いボーカルが聴ける。さすが名盤と言われるだけあって曲も充実。やたらとアルバムタイトルが長いが、これは(9)「ニッケル・アンド・ア・ネイル」と(3)「エース・オブ・スペーズ」という二つのヒット曲を羅列したもの。前のアルバムからのヒット曲(4)「エイト・メン・アンド・フォー・ウィメン」も再録。(6)〜(8)のスロー3連発は解説書に鈴木啓志先生が「音楽史上最高の密度」と書いている(が、そこまで言わなくてもイイかな)。ボートラには(3)のメルヴィン・カーターが歌うバージョンなど3テイクを収録しており、完璧。

★★★★★ 2014.7.19 HMV 国内新品 1,980円 23%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ディープソウル | comments(0) | - |
パリス/ビッグタウン2061

ボブ・ウェルチ率いるパリスが76年にリリースしたセカンドにしてラスト・アルバム。チャートランクはファーストが103位、本作が152位と全く売れないままに解散してしまった。しかし解散の理由はセールスの不調というよりも、ベーシストが音楽業界に疲れて食品会社に就職し(笑)、ドラマーが顔面神経痛で活動できなくなったためというのが切ない。デビュー盤ではツェッペリン路線を狙っていたが、本作ではその色彩は薄く、色々なタイプの曲が収められているがまとまりは無く、およそヒットする気配が無い。実際、当時ラジオで聴いた(6)「マネー・ラヴ」はヘンなのとしか思わなかったし、今回、紙ジャケをシゲシゲと見てもメンバーの素っ頓狂なルックスはカッコわる〜としか思えなかったのだが、オビのコピーには「カッコイイ、この言葉がパリスほどしっくりとくるハードロックグループは久しくなかった!!」と渋谷陽一の名言が!★★★

2014.6.27 HMV 新品紙ジャケSHMCD 2,304円 20%引き

JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(0) | - |
<new | top | old>