レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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フィル・アップチャーチ&テニスン・スティーヴンス/same

ジョージ・ベンソンのバンド在籍中の75年にアップチャーチgがスティーブンスvo&keyと組んでKUDUレーベルに残した唯一のアルバム。スティーブンスはコレといった実績に無い人のようだ。バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズのAtco盤並みに気色悪いジャケから、内容はブルースかと思いきや、全9曲中スティーブンスのボーカル入りは5曲で、ニューソウル系もあればR&Bもあり、インストではもろにボブ・ジェームズ・サウンドあり、とバラエティに富む、というよりとっ散らかった内容。フュージョン黎明期の記録。★★★

  2014.1.30 タワーオンライン 国内新品Blu-specCD 850円 15%引き

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ニュー・バース・フィーチャリング・レスリー・ウィルソン/ビホールド・ザ・マイティ・アーミー

もうファンクのCDは買わないことにしているのだが、このアルバムはアメコミを真似たにぎやかなジャケが印象的で以前から聴いてみたかったもの。レズリー・ウィルソンはその後「L.T.D.」に移り、ギターカッティングが最高なファンク「キッキン・バック」の熱いボーカルは彼だ(と30年も聴いている曲なのに、そのことを今回初めて知った)。(1)「ザ・マイティー・アーミー」はカッコいいファンクで文句無し。メドレーでなだれ込むスローの(2)もボーカルは熱いがサビが無い。ファンクの(4)もサビが弱く印象に残らない。(6)も熱唱のスローながらメロディーラインがありふれている。ワタシにとってのベストはミディアム・ダンサーの(7)「エイント・イット・サムシング」で、泣きの入ったサビのメロディーが最高だ。それに次ぐのがやはりミディアムでメロディーラインのはっきりした(5)「ユア・ラヴ・イズ・イン・マイ・ヴェインズ」。ファンクの分野で「USブラック・ディスク・ガイド」に選出されたアルバムだが、結局ワタシが気に入ったのはスウィートソウルに近い(5)(7)の2曲だった。やはりもうファンクのCDは買うまい。★★★

2014.1.29 HMV 国内新品 1,000円 定価

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| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(0) | - |
ロバート・バーン/ワン・ナイト・ロマンス+2

紙ジャケに買い替えた、AORのディスクガイドに必ず紹介される1枚。オープニング曲は箸にも棒にもかからないディスコ曲だが、表題曲の(2)から(6)までは充実の王道AOR。(2)はAOR史に残るバラード。(6)は出だしこそディスコだがサビが美しい。(7)はジャズ・テイストで、ネッド・ドヒニーの名盤「ハード・キャンディー」における「ヴァレンタイン」に相当。スライドギターのソロがある(8)は気怠いロックで違和感あり。(10)「シー・プット・ザ・サッド・イン・オール・ヒズ・ソングス」は(2)と並ぶAOR名作バラード。デビューのきっかけとなったシングル曲をボートラ収録。マッスル・ショールズ録音の1979年盤はAORファン必携。★★★★☆

2014.1.25 FlapNotes 新品紙ジャケSHMCD 1,467円 45%引き

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| ノガッチ | AOR | comments(0) | - |
ボビー・ウーマック/ルッキング・フォー・ア・ラヴ・アゲイン

「USブラック・ディスク・ガイド」選出盤。74年のR&Bチャート3週連続1位の表題曲はボビーが率いたザ・ヴァレンティノスの62年のヒット曲のリメイク。ニューソウルやファンクが最先端だった74年とは思えない、ガッツがあってヤングでハッピーな青春賛歌だ。そういえばJガイルズ・バンドもカバーしていたな。録音は自らもハウス・ギタリストを務めていたマッスル・ショールズ・スタジオで、ジミー・ジョンソンg、らのレギュラー・ミュージシャンがガッチリとサポート。ミディアムにスローにアップにいずれも捨て曲無し。ファンク寄りの曲はちょっと要らないが、名盤。

1987年にボビー・ウーマックのコンサートを見たのは五反田ゆうぽうとだった。現在、我が家はそこから徒歩5分ほどの至近の所にあるのだが、今のゆうぽうとはそういう方針なのか、演歌やバレー、地元コミュニティーの発表会などしかやっていないので、見に行きたいようなイベントが無くて惜しい。★★★★★

2014.1.29 HMV 国内新品 1,260円 定価

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| ノガッチ | ソウル70年代ソロシンガー | comments(0) | - |
トム・ヤンス/子供の目

西海岸出身のシンガーソングライターをローウェル・ジョージがエグゼクティヴ・プロデューサーとしてサポートした75年盤。そのためミュージシャンも豪華。ローウェルとジェシ・エド・デイヴィスがアコースティック・ギターだけの参加でエレキを弾かないのは残念だが、その分、デヴィッド・リンドレーがエレクトリック・スライドをガッツリと弾いてくれる。他にはビル・ペインkey、チャック・レイニーb、ジム・ケルトナーds、ジェフ・ポーカロds、ハーヴェイ・メイスンdsなど。 (3)はモロにフィート風のサウンドでカッコイイ。(2)を始めとして基本はジャクソン・ブラウンに近いかな。ベストは(5)「Struggle In Darkness」。ミディアムテンポで重心は低いがグルーヴィーで、「ハード・キャンディー」のネッド・ドヒニーみたいだ。

これは紙ジャケへの買い替えだが失敗だった。というのも持っていたSONYの通常盤には歌詞も対訳もついていたが、この紙ジャけは韓国盤にオビ、解説を付けてVIVID SOUNDが配給するもので、このパターンは歌詞も対訳もつかない。たまたまこのアルバムは歌詞が印刷されたオリジナル内袋が再現されているが、文字が小さくてオヤヂの目では読めない。そもそも2007年にSONYで紙ジャケ化されていたというからそれを買い逃したのが痛かった。ヤンスは84年にドラッグで死亡。享年35歳。★★★★☆

  2014.1.25 FlapNotes 新品紙ジャケ 1,444円 45%引き

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オーティス・クレイ/愛なき世界で

クレイのHi移籍第一弾アルバムで、表題曲(Trying To Live My Life Without You)はボブ・シーガーや桑田佳祐もカバーしたサザン・ソウル・クラシックのリズム・ナンバー。ワタシも僭越ながら、自分がボーカルをやって目立ちたいという動機から後輩を動員して組んだバンド、ザ・ソウル・ダイナマイツでこの曲を歌いました。小さなライヴハウスでその曲を演奏し始めるやいなや立ち上がって手拍子をしてくれたのがS先輩。このCDのライナーナーツで出田圭氏がクレイのライヴ初体験について、「東京三多摩は中央線沿線の某国立大学の学園祭にオーティス・クレイがやって来たのだ。」と書いているが、クレイを呼んだのはその国立大学生だったS先輩だ。そんな内輪の仲間にしか関係の無い秘話披露はさておき。

伝説の初来日公演で歌った(2)「アイ・ダイ・ア・リトル・イーチ・デイ」や、クレイのバージョンでソウル・クラシックとなった(8)「プレシャス・プレシャス」を含む「USブラック・ディスク・ガイド」選出盤。でもクレイを聴くならやはり78年初来日のライヴ盤をオススメしたいのだが、現在CDでは手に入らないようだ(輸入盤の「Soul Man: Live In Japan」は83年の来日公演)。★★★★☆

2014.1.25 FlapNotes 中古紙ジャケ 770円

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ザ・キーン・ブラザーズ/テイキング・オフ

1978年リリースのセカンド。デビュー盤から2年が経過し兄のトムは17歳、弟のジョンは15歳になった。プロデュースは2曲がデヴィッド・フォスター&デヴィッド・ペイチ、残りの8曲がラモン・ドジャーという超豪華版。しかしデビュー盤は殆どがトムの作曲だったのに対し本作でのトムの曲は2曲のみ、素晴らしいドラマーであるジョンがドラムを叩いていない、ということのせいかファーストに比べてフレッシュさに欠ける。とはいえフォスター&ペイチがプロデュースした(1)と(5)はイイ。なお(1)はスターダスト・レビューの名曲「夢伝説」と最初の4小節のメロディーが同じだ。それに比べるとドジャーのプロデュース曲は総じて弱い。ただし(10)「キャンディ」はクラブシーンで人気とのことだが、それもナットクがいくヤング・ソウル。オビには「キーン兄弟の最高傑作」とあるがそれは大嘘で、ファーストや後年「ブラザーズ」が取れて「キーン」名義になってからのアルバムの方が良い。★★★☆

2014.1.25 FlapNotes 新品紙ジャケ 1,444円 45%引き

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BBキング/ブルース・イズ・キング+2

1966年11月5日シカゴの小さなクラブでの録音。もう20年以上昔の事だが、盟友ミズーリがこれサイコーッと言って聞かせてくれたのが(6)「ナイト・ライフ」。「ブルースCDガイドブック」から引用すれば「ウィリー・ネルソンのカントリー・バラードを、異常なまでの高まりを見せるブルース・バラードに仕立てた(6)は一世一代の名演。血管切れそう」。まさにその通りでこれは盛り上がる!(4)「ギャンブラーズ・ブルース」はオーティス・ラッシュの有名バージョンはこれが元だそうだ。「ガイドブック」に「(9)は弦が切れた瞬間もドキュメント」と書いてあり、注意して聴いてみると、オオ、確かに弦が切れてソロが途中で終わっている。★★★★

2014.1.25 FlapNotes 新品紙ジャケSHMCD 1,467円 45%引き

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ローウェル・ジョージ/特別料理

79年3月にリリースされた唯一のソロ・アルバム。その3か月後にローウェルは心臓発作のため帰らぬ人になってしまった。まずはボズ・スキャッグスもカバーしたアレン・トゥーサンの(1)「あの娘に何をさせたいの」で快調にスタート。セルフカバーの(3)「トゥ・トレインズ」こそオリジナルに及ばない出来で残念だが、その他の曲はスライドギターがうなったりアコースティック曲でシンミリしたりでグッド。ちなみにこれは紙ジャケへの買い替えだったので、通常プラケース盤(オビ付き。盤質良好)を買い取ってもらおうとレコ屋に持ち込んだら値段が付かないと言われてビックリ。ローウェル・ジョージは今ではそんなに人気が無いのか?? 内容的には売り物にならないなんてことは決して無い好アルバムぜよ。ボートラでヴァレリー・カーターとデュエットしたデモを1曲収録。★★★★

2014.1.18 FlapNotes 新品紙ジャケ 1,430円 35%引き

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ジ・エスコーツ/オール・ウィ・ニード・イズ・アナザー・チャンス、3・ダウン・4・トゥ・ゴー

現役囚人グループをプロデューサーのジョージ・カーが刑務所にレコーディング機材を持ち込んで録音した前代未聞のアルバム。 だからアルバム・タイトルが「もう一度チャンスをくれ」「3人釈放、残るは4人」という切実なものになっている。内容的にはスウィートソウルで、囚人だからといってヤサグレ感は全く無い。2枚ともスウィートファンにはマストだが、特にファーストは「USブラック・ディスク・ガイド」選出の名盤で、ポップヒット曲であるグレン・キャンベルの(2)「恋はフェニックス」ですら見事にスウィートな出来。オージェイズの(6)「アイム・ソー・グラッド・アイ・ファウンド・ユー」は泣きながら踊れる曲。最後はオリジナルズの有名曲「オー・ベイビー・ベイビー」で締めるが、この曲の作者がジョージ・カーとは知らなかった。セカンドは半分を占める社会派ソウル曲がツマらない。73年&74年作。「オール〜」★★★★★「3・ダウン〜」 ★★★★

2014.1.18 FlapNotes 新品紙ジャケ 各974円 58%引き

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