レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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ピーター・ゴールウェイ/same

フィフス・アベニュー・バンド、オハイオ・ノックスを率いたピーター・ゴールウェイが72年にリリースした初ソロアルバム。これはイイです!このアルバムはいわゆるシンガー・ソングライターにジャンル分けされるが、グリニッチ・ヴィレッジのど真ん中にある高校に通っていたというピーターだから、その音楽はアコギのフォーキーな曲もあるけど、都会的なお洒落な感覚も満載で、いわばシュガーベイブの先駆け的なシティポップといったところか。シンプルなジャケデザインもリプリーズ・レコードらしくてイイ。紙ジャケへの買い替え。★★★★☆

2014.1.18 FlapNotes 新品紙ジャケ 909円 65%引き

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V.A./ディス・イズ・リアル!〜ケント・モダン・ディープ・ソウル・トレジャーズ

鈴木啓志先生編集によるケントとモダンレーベルに64〜73年に残されたディープ・ソウル集、2枚組全48曲のP-Vine盤。英Kentの編集盤に比べるとP-Vine盤は曲数も解説も少なくてあまり手が伸びなくなっていたのだが、本作は曲数、解説ともにボリュームたっぷりだ。もちろんボリュームだけでなく内容も良く、まずはビリー・ワトキンスの迫力あるノーザン「ジャスト・フォー・ユー」で幕開け。このレーベルのソウル分野での看板アーティストである、ZZヒル、クレイ・ハモンド、ヴァーノン・ギャレットは単独CDが組まれているので、ここでは1〜2曲の収録に抑え、基本的にマイナーなシンガーがズラリと並ぶ。ワタシが一番気に入ったのがCD2の冒頭3曲を飾るジョー・ヘイウッド。ほかにもリトル・ジョニー・アダムズ、ウォリー・コックス、エンジェルズ・オブ・ジョイなどなど、どこの誰だか知らないシンガーによる力のこもったディープ・ソウルが聴ける。★★★★

2014.1.11 FlapNotes 国内新品2枚組 2,573円 30%引き

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ザ・バンド/ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク

SHMCDではない04年発売の旧規格盤でボートラを9曲も収録。ザ・バンドの68年デビュー盤はRolling Stone誌の「500 Greatest Albums of All Time」で34位にランクされた傑作でありロック史上の重要作のひとつ。全曲捨て曲無しのうえに、(5)「ザ・ウェイト」と(11)「アイ・シャル・ビー・リリースト」という2曲の決定的な名曲があるのだから強い。「ザ・ウェイト」の歌詞は難解と言われるが、確かに対訳を読んでも何を歌っているのかわからへん。内ジャケに掲載された写真に写るメンバーはオッサンにしか見えないが、ガース・ハドソンこそ30歳を超えているものの他のメンバーは20代後半。その若さでこのコク味を出しているのは驚異的。昨日の日経新聞夕刊の短期連載コラムに、井波律子 国際日本文化研究センター教授(1944年生まれ)が、ロックが無性に好きでザ・バンドのアルバムを偏愛し、長い間ほとんど毎日聞きつづけた、と書いているが、中国文学の専門家とザ・バンドという取り合わせのギャップが面白かった。★★★★★

2014.1.11 FlapNotes 中古紙ジャケ 850円

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カクタス/セカンド・アルバム、リストリクションズ

SHMCDではない06年発売の旧規格盤。ティム・ボガートとカーマイン・アピスががラスティ・デイvo(テッド・ニュージェントが率いた元アンボイ・デュークス)、ジム・マッカーティg(元ミッチ・ライダー・&デトロイト・ホィールズ)と結成したカクタスの2枚目と3枚目はどちらも71年のリリース。シングルヒットが無いのでアルバムチャートもセカンドが88位(サードは不明)と振るわなかった。ヘヴィーでワイルドな演奏はしっかりしているのだが、どの曲もセッションしているうちに出来ました、といった感じでアルバムを通して聴いても印象が薄い。そのことは当時のアメリカン・ハード・ロックのライバル、グランド・ファンクやマウンテンと比較すると際立つ。つまりグランド・ファンクのようなキャッチーさが無いし、マウンテンのような統一感も無い。ボガートとアピスのプレイもBBA時代の方がカッコいい。どちらも★★★
2014.1.11 FlapNotes 中古紙ジャケ 各570円

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ディープ・パープル/ライヴ・イン・ジャパン

持っているCDは輸入盤の「Made in Japan」だったが、やはり中学時代に愛聴した国内盤LPのこのジャケじゃなくちゃ、というわけで紙ジャケに買い替えた。ただしCD自体のジャケは「Made〜」のデザインで、日本盤LPジャケットデザインの二つ折りシートが被せられている形態。内容については世界発売される「ライヴ・イン・ジャパン」の先駆となった歴史的名盤。実際、久しぶりに聴き直しても大コーフンした(ただしドラムソロの「ミュール」と20分近い「スペース・トラッキン」を除く)。このSHMCD紙ジャケはオリジナル帯の復刻は当然として、福田一郎による「日本盤LP初期ライナー封入」のうえ「日本盤初期LPに付属の限定特典アーティスト「カラー・ネガ」を復刻封入」と至れり尽くせり。当時、凄すぎるのでアルバム収録を見送ったとワケの分からないことを言われたアンコール曲の「ブラック・ナイト」をボートラ収録してくれれば更に良かったのだが。★★★★★

2014.1.11 FlapNotes 中古紙ジャケSHMCD 850円

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O.V.ライト/イントゥ・サムシング

2006年にこんな紙ジャケが出ていた。OVのHi移籍第一弾のアルバムで77年のリリース。表題曲の(1)はマイナーキーのズッシリとしたリズムナンバーでOVのシャウトもド迫力だ。ミディアムの(2)「アイ・フィール・ラヴ・グロウイング」でもOVは塩辛い。オーティス・クレイで有名な(3)「プレシャス・プレシャス」と(6)「トライング・トゥ・リヴ・マイ・ライフ」の2曲をカバーしているが、ワタシは甘くて伸びやかなクレイに軍配を上げる。(4)「ザ・タイム・ウィ・ハヴ」は一転してOVもサウンドも甘いバラードで、この時期のHiらしい佳曲。(5)「ユー・ガッタ・ハヴ・ラヴ」はボーカルの線の細さを感じるものの、好調なミディアム。最大の聴きものは(7)「ゴッド・ブレスト・アワ・ラヴ〜男が女を愛する時〜ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ」のメドレーで至福の12分。ジャケのアップ顔もイイ。★★★★☆

2014.1.11 FlapNotes 中古紙ジャケ 709円

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デレク・アンド・ザ・ドミノス/いとしのレイラ

今更なぜこCDを購入したのか?このアルバムをCDでは3枚組ボックス「レイラセッションズ」で所有していたが、レコやCDの収納スペース確保のためにそのボックスを処分しようと思ったから。だってCD2のジャム、CD3の別テイクなんて買った時に一度聴いただけで二度と聴かないんだもん!ということをクラプトン信者のオカマンに伝えたところ、CD2は「オールマンズとの奇跡のジャムセッション」なのだから考え直せ、と強く言われたのでボックスはまだ処分せずにいます。

さてこの大名盤についてコメントは不要。しかし発売当時は評価されず、アメリカでは最高16位でイギリスではチャート入りすらしなかったという。おや、CD盤面に何も印刷されていない、と思ったら、これはターコイズブルー・レーベルだそうで、「ノイズの原因となる迷光(再生機内で反射する不要なピックアップ光)を吸収するターコイズブルー色に印刷したレーベルです。無色のレーベルと比較して、迷光を約70%削減する効果があります」とのこと。それから「いとしのレイラ」の対訳が、3番の歌詞だけ「そんないい方法は絶対にみつからないわ あなたの愛は虚しいだけよ」と女性言葉になっているが、それは違うだろう。★★★★★

2014.1.11 FlapNotes 中古紙ジャケSHMCD 1,493円

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ジェシ・エド・デイヴィス/ウルル

ジェシ・エドの72年発表セカンドはスワンプ・ロックの名盤、というより彼が残したわずか3枚のアルバムはスワンプ・ロック・ファンならば全て必携。バックはレオン・ラッセルkey、ドクター・ジョンkey、ドナルド・ダック・ダンb、ジム・ケルトナーdsなど。とにかく主役の個性的なスライド・ギターと朴訥なボーカルが唯一無二。(2)「ホワイト・ライン・フィーバー」と(9)「メイク・ア・ジョイフル・ノイズ」は我がブルースバンド、ブルース・ラリアットで演ったと思うが、50歳を過ぎてさらに飲み過ぎもあって物忘れがヒドくよく思い出せない。なお中古で買ったこの紙ジャケはなんだか線香臭い。中古LPでもしばしば線香臭いものに出くわすことがあったがなぜだろうか。仏壇にLPを飾っていたのだろうか。★★★★

2014.1.11 FlapNotes 中古紙ジャケ 919円

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Phil Upchurch / In Concert

年始恒例の渋谷タワーレコード輸入盤290円均一バーゲンでゲットした最後の1枚はDVD。

1992年10月、ドイツのTV番組用にクラブで収録されたライヴで全8曲、約60分。g、b、key、dsの4人編成だが、メンバーのクレジットが無いので氏名は不詳。ジョージ・ベンソンの「ブリージン」に入っていた軽快な「6 to 4」でスタート。アップチャーチは基本的にジャズの人で、BBキング系のブルースも弾ける、ということをこのビデオを見て認識した。(5)以降はGavin Christopherというボーカリストをフィーチャー。このボーカリストはソロアルバムを2枚くらい出しているほか、ハービー・ハンコックに重用されていたらしい。声量が凄く、迫力満点でナイスなボーカルだ。(8)ではメイシオ・パーカー、フレッド・ウェズリー、セント・クレア・ピンクニーのJBホーンズも参加してタコ盛り上がりで幕。全般的にややラフな演奏で、エレピの音色が古臭くてトゲトゲしいのが残念だが、動くアップチャーチが見られるということで満足。アップチャーチのCDとしては昨年Vividで紙ジャケ化されたTKレーベル時代の「フィル・アップチャーチ」がオススメ(盤起こしだが)。★★★☆

2014.1.2 渋谷タワー 輸入新品DVD 290円

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Smooth Reunion / Cleaning Up The Business

年始恒例の渋谷タワーレコード輸入盤290円均一バーゲンでゲットした1枚。

「が〜まるちょば」のCDではありません。これはスウェーデン人のジョセフ・メリンvo & g、とサミュエル・アンドレdsの二人組によるAOR。スウェーデン人のAORはレコダイでも過去にピーター・フリーステッドとダニエル・アンダーソンを紹介したが、スウェーデンはいまだにAORが盛んな国のようでこのような新録が出てくるの喜ばしい限りだ。2008年にリリースされた本作は彼らのセカンドで、サウンド的にはモロにスティーリー・ダンだが、そのフォロアーとしての出来が素晴らしく、まるでダンの新作を聴いているかのよう(ボーカルはもちろん違うが)。バックミュージシャンもスウェーデン人で、録音もたぶんスウェーデン国内。この時の主役二人は21〜22歳だというのもオドロキ。ちなみに歌詞は英語です。本作以来アルバムをリリースしていないそうだが、新作を期待したい。★★★★

2014.1.2 渋谷タワー 輸入新品 290円

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