2013.07.31 Wednesday 21:44
ザ・ランナウェイズ/悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン
16歳のシェリー・マリーのコルセット姿に当時14歳だったJBL氏が悩殺されたランナウェイズの76年デビュー盤。レココレの連載記事「洋楽マン列伝」は60〜80年代にレコード会社で洋楽担当者だった人たちのインタビュー記事で滅法面白いのだが、今年5月号によるとシングル「Cherry Bomb」の邦題を担当者が「チェリー・ボム」にしようとしたら、社長が出てきて「チェリー・ボンブ」にしてしまったのだそうだ(英語の正しい読みは「ボム」です。念のため)。「チェリー・ボンブ」といえば我々の世代は即座に「悩殺爆弾」という日本語を思い浮かべるが、「サクランボウのような形をしたかんしゃく玉」のことだそうで、「チェリー」に「悩殺」という意味があるわけではない。そのチェリー・ボンブは結構、当時耳にする機会も多かったと記憶するし、今聴いてもキャッチーな良い曲だと思うが、アメリカではセールス的に全くふるわず、LPチャートでは194位どまりだった。我が盟友、ミズーリはP-Vineやディランのオビ付アナログをずらりとコレクションしているが、ランナウェイズもライヴ・イン・ジャパンを含む3枚のLPをキッチリとオビ付きで揃えている。★★★☆
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