レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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2012年を総括する!
発表しま〜す。2012年の総仕入れ枚数は255枚でナント2011年とピッタリ同じ!投入金額は259,535円、平均単価は1,018円でした。ジャンル別内訳はロックが132枚、全体の52%を占め今年も圧勝。これはマドンナ、シカゴ、ジョニ・ミッチェルといった超廉価で10枚組とかのボックス購入が大きな要因です。ソウルは58枚で全体の23%まで低下した一方でジャズ/フュージョンは53枚で21%に上昇。仕入れ先別内訳はアマゾンが105枚でついにトップに立ちました。2位はHMVの72枚。首位の座から陥落したディスクユニオンは31枚にとどまる一方、三軒茶屋FlapNotesが25枚と躍進しました。売却の方は144枚、56,505円の収入だったので、ネットでは111枚増加で203,030円の投入と、例年よりも多めの散財となりました。さて各賞の発表です!

ベスト・バイ賞:Glee / Journey To The Regionals HMV 輸入新品EP 800円
TVドラマ「グリー」のサウンドトラック5曲入りEP。彼らの若さあふれるジャーニーのカバー、「Any Way You Want It / Lovin' Touchin' Squeezin'」のマッシュアップと「Don't Stop Believin'」は最高で、ワタシは会社に行く途中、気合を入れるためにこのCDを携帯プレーヤーでしょっちゅう聴いています。 同じGleeのサントラ「The Music Presents The Warblers」にはワタシがパブロフの犬のように泣きまくった名唱「Teenage Dream」が収録されていますが、これはCDよりも映像がオススメ。

ベスト・ロック賞:James Taylor & Carole King / Live at Troubadour アマゾンマーケットプレイス 輸入中古CD+DVD 823円

来日公演に行っておくべきだった!と悔やまれる素晴らしいライブ。録音も素晴らしいし、仲睦まじい様子のジャケ写も最高。2010年の話題盤を今頃選ぶタイミングの悪さはご容赦ください。でも購入を粘ったおかげでこの安さ!

ベストAOR賞:キーン・ブラザーズ/同 新宿ユニオン 新品紙ジャケ 1,000円 62%引き
AORのディスクガイドに選ばれているものの、子供の兄弟だからと期待していなかったのだが、(1)「ヘルプ!ヘルプ!」にはブッとびました。

ベスト・ソウル賞:Dan Penn / Fame Recordings HMV 輸入新品 1,029円

白人だが、この人ほどディープソウルを分かっている人はいない、というかこの人がディープソウルを作ったと言っても過言ではないでしょう。このCDはソウル・ファンならば入手済みでしょうが、ルーツ・ロック・ファンで彼を知らない人がいたらこの機会にぜひ。

ベスト・フュージョン賞:ニール・ラーセン/ハイ・ギア 渋谷レコファン 国内新品 990円 10%引き

SHM-CD&紙ジャケ化されたカールトン、ベンソン、スタッフ、アル・ジャロウ、マン・トラなどの名盤を数多く買ったのでこれらのどれを挙げても良かったのだが、ここは廉価再発のハイ・ギアを。ここには永遠の青春サウンドがあります。 ジャケも青春。

ベスト・お色気ジャケ賞;Rene & Angela / Wall To Wall HMV 輸入新品 1,119円
昨年は「エロジャケ」該当作がなく、「お色気ジャケ」としてリンダ・ロンスタッドの「リヴィング・インUSA」を選出しましたが、今年も「エロジャケ」は該当なしで、「お色気ジャケ」として選出するのが「Wall To Wall」の裏ジャケのアンジェラ・ウィンブッシュ。健康的に肩をいからせてキリリとしつつ、バストがチラリと見えそうなお色気にメロメロっす。

ワースト・バイ賞;OVライト/OVボックス FlapNotes 新品紙ジャケ5枚組ボックス 6,375円 51%引き

OVは悪くない。悪いのは湯浅某のサイテーのライナーノーツだ。そのライナーノーツのあまりの酷さのためにこのボックスを所有することすら嫌になって売ってしまった。

レコダイ2011はゴールデンウィーク前までかかってしまったので、2012はもっと早く終えて2013に移ろうと思ったのですが、結局3月末ギリギリまでかかってしまいました。1〜2週間ほどお休みしてからレコダイ2013を始めますので引き続きヨロシク!
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Led Zeppelin / Celebration Day

1980年のアトランティックレコード40周年コンサートでの再結成ツェッペリンはTVで見ていたが、アブラ汗を流すペイジは二日酔いだったのだろうか、指が動かず正視に耐えないものだった。さすがにペイジもそのライヴは大失敗と認識していたそうで、以来四半世紀以上を経て、2007年の一夜限りの再結成ライヴではちゃんとしたツェッペリンが聴けて良かった良かった。そりゃあペイジのギターに往年の輝きは無いし、ジェイソンのドラムが親父に比べて軽いが、そんな文句は言わないことにしよう。ペイジの衰えに比べると、プラントは全く衰えていないとは言わないものの、これだけ歌えるのは大したもんだ。映像はちょくちょく客席からのピンボけた映像がはさみこまれるが、意図不明でウザいだけ。ちなみに昨年、本作のプロモーションのために来日した白髪のペイジは内田裕也そっくりだ。
大々的なプロモーションにノセられてこのアルバムを買ったが、正直言って新たな発見や感動は無い。それはクリームの再結成も同様で、来日したら絶対観に行きたいが、CDを聴いたりDVDを見てもカンゲキは無いというのが冷静な感想。★★★
2012.11.24 アマゾン 輸入2CD+Blu-Ray+DVD 2,471円

これでレコダイ2012はオシマイ。次回は2012年を総括します!
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ハウンド・ドッグ・テイラー/ナチュラル・ブギ、ビウェアー・オブ・ザ・ドッグ〜ライヴ、ジェニュイン・ハウスロッキン・ミュージック

ハウンド・ドッグ・テイラーのダーティーなスライドギターによる強烈なブギはパンク・ファンにこそ聴いてもらいたい。編成もテイラーのギター&ボーカルに、ベーシストの代わりにベースパートを弾くギタリストとドラマーの3人というパンクな編成。そのサウンドのインパクトたるや絶大で、1988年頃、盟友ミズーリと一緒にテイラーを初めて聴いた時に万歳三唱したことを思い出す。その上ライヴ盤「ビウェアー〜」のジャケ写は小さくて分からないだろうが、テイラーは左手に指が6本ある。親指と人差し指でタバコを持っているから、残り3本の指が見えるはずなのに、4本見える!実際のところは6本目は指としての機能はなかったそうだ。正直言ってこんなテイラーのことはワイルドなだけの人と長らく思い込んでいたが、久々に聴いてみるとたしかにスタジオ録音盤こそエルモア調のどれも同じような曲だが、「ビウェア〜」のスライドは音色がぶっとくて艶やかで、テイラーが屈指のスライドギタリストだということに気付いた。このライヴ名盤をイチオシするが、まずはどのアルバムでもいいからテイラーを体験することをオススメする。
ナチュラル〜★★★★☆ 2012.12.31 渋谷ユニオン 新品紙ジャケ 1,360円 44%引き
ビウェアー〜★★★★★ 2012.12.31 渋谷ユニオン 新品紙ジャケ 1,360円 44%引き
ジェニュイン〜★★★★ 2012.12.31 渋谷ユニオン 新品紙ジャケ 1,615円 33%引き
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ジェイ・グレイドン/パスト・トゥ・プレゼント−ザ・70s

ジェイが70年代に録音したデモ楽曲を中心にTVのテーマ曲やCMのジングルを集めた全て未発表音源のアルバム。入手するならば輸入盤ではなく、各々の楽曲についてジェイが使用機材や思い出話などを語った3万字に及ぶライナーノーツが付く国内盤(残念ながら廃盤)を探すべき。これはボリュームが多すぎてライナーノーツにしたら通常のCDケースに収まらないという理由でジェイが自身のウェブサイトにアップすることにした文章を国内盤はライナーノーツ化したというもの。だから解説書は中田利樹氏による解説、歌詞、対訳を含め48ページもある。ジェイはさすがグラミー賞の最優秀エンジニアにノミネートされた人だけあって、レコーディング技法について詳細なコメントがされており、ワタシのような素人にはサッパリわからないが、プロの音へのこだわりというのはスゴイものだと感じられる。CDの内容については、ジェイのマニアならば当然必携。CDラストを締めくくる(21)「イッツ・ライト・トゥー・ビー・イン・ラヴ」はビル・チャンプリンのボーカルもエキサイティングでギターソロも最高な全くの未発表曲。ジェイのマニアはこれ1曲のためだけでもこのCDを入手すべきだ。ついでながらワタシはエアプレイの「彼女はウェイト・フォー・ミー」のバスドラのパターンが違うところに大コーフンした。★★★★
2012.12.31 FlapNotes 国内中古 1,359円
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デリンジャー/デリンジャー革命

リック・デリンジャー率いる、デリンジャーの76年デビュー盤。このバンドはバンドロゴはカッコいいし、当時のCBSソニーの派手な色使いのオビもタマらないし、それに何と言っても大スターになれなかったB級な立ち位置が何ともマニア心をくすぐる。しかし、実際の音を聴くとハードロックとポップヒット狙いの間でやはりB級としか言いようがない中途半端な出来だ。それに比べてボートラで7曲も収録されたクリーブランドでのライブはロックに徹しており、リックの弾きまくりもサイコーだ。14分近い「ロックンロール・フーチー・クー」を経て、最後はボウイの「愛しき反抗(レベル・レベル)」で盛り上がる。リックの超アップのポスター付き♥。★★★
2012.12.31 FlapNotes 新品紙ジャケ 1,199円 37%引き
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チープ・トリック/チープ・トリックI+5

JBL氏がチープ・トリックでは最も好きだという77年のデビュー盤。ワタシはセカンドの「イン・カラー」がイチオシでこのファーストは印象が良くなく一度はCDを手放したのだが、今回聴きこんでみたら思ったほど悪くなかった。ただ、ポップなメロディーとヘヴィーなサウンドの融合という彼ららしさは出ているが、その完成となると次作を待つ必要がある。ボートラにはこのデビュー盤のセッションの際に録音された「甘い罠」「ルックアウト」「ユーアー・オール・トーク」といった後のアルバムで発表される曲のアーリーバージョンを収録されているが、やはりこれらの曲の完成版の方がデビュー盤収録曲よりも魅力的だ。★★★☆
2012.12.31 FlapNotes 中古紙ジャケ 674円
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ジェフ・ベック・グループ/ベック・オラ

第一期ジェフ・ベック・グループによる「トゥルース」に続く69年発表の2作目。ロッド・スチュアートのヴォーカルは素晴らしい!オープニングの「オール・シュック・アップ」で前作からかなりパワーアップしたと感じる。そして(2)「スパニッシュ・ブーツ」がベストトラック。これぞヘビーロックだ。ニッキー・ホプキンスが彼女に捧げたアコースティック・ピアノの(3)は美しいインストでベックはほとんど関与していないが、これはこれで良し。BBAでも演奏する(5)「プリンス」もイイ。どひゃあというほどハードな(7)「ライス・プディング」はリフの一部をジミヘンがパクったそうだ。ボートラでは8分に及ぶスローの(8)「スウィート・リトル・エンジェル」が絶品。
前作とともにヘヴィ・ロックの幕開けを告げるとともに代表作であるのだが、音が整理できていない印象を受ける。そのことは同時期に録音されたツェッペリンのファーストやセカンドと比べると差が歴然だ。この整理されていない音こそが「ヘヴィ・ロック」らしさか。★★★★
2012.12.31 FlapNotes 中古紙ジャケ 880円
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John Mayer / Where the Light Is: Live in Los Angeles

昨年12月16日にWOWOWで放送されたストーンズの50周年記念ライブでゲストとして登場したジョン・メイヤー。誰だか知らないが、ルックス的にはアメリカの体育会系好青年でなんじゃこりゃ?と思ったが、ギターがSRVを彷彿させる素晴らしさだったので買ってみた2009年リリース盤。この2枚組ライブアルバムは、弾き語りソロ、ピノ・パラディーノb、スティーヴ・ジョーダンdsという凄腕とのトリオ、自身のバンドという3つのセッティングでの録音。SRVみたいなギタースリンガーかと思ったらそうでもなく、ブルージーなギターが滅法上手いシンガーという立ち位置のようだ。歌は時折ファルセットを交え感情豊か、ギターもガッツィーかつ艶やかな音色で文句のつけようが無いのだがどうも決め手に欠ける。wikiで調べたらすでに何度もグラミー賞を獲得しているそうだが、77年生まれというからこれから更なる飛躍が期待できるミュージシャンだろう。★★★☆
2012.12.23 アマゾン 輸入新品2枚組 775円
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ウィリー・ホッブス/ペニー・フォー・ユア・ソウツ

ホッブスは日本ではVIVIDやP-VineのLPで結構紹介されてきたディープ・ソウルの中堅シンガー。(1)(2)はグレートなサザン・ミディアム。ダンサーの(3)、スローの(4)も素晴らしい。(6)はボーカルの泣きも素晴らしいビート・バラード。(7)(10)のバラードも好調。表題曲の(11)は伸びやかなヴォーカルが冴えるミディアム。(14)「The Dark End Of The Street」は原曲を忠実にカバーしただけで、それじゃあ原曲にはかなわない。解説書で鈴木啓志先生が仰るとおり(13)(15)はボーカルのスタイルが全く違っていて器用というより器用貧乏という印象を残す。ベストはスケールの大きいスローの(17)の「How Could My Baby Know」。ファンキーなリズムナンバーの(18)は曲はグッドだが、ボーカルのノリはイマイチ。★★★★
2012.11.18 新宿ユニオン 輸入盤国内仕様 1,600円 43%引き
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ジルベルト・ジル/ナイチンゲール

ワタシが紹介したいポイントを網羅しているのでCDオビを転記しよう。「セルジオ・メンデスをプロデューサーに迎え、ジルの世界進出を狙った1978年作。リー・リトナー、ドン・グルーシン、エイブ・ラボリエル、アレックス・アクーニャ、スティーヴ・フォアマンら腕利きミュージシャンが参加したアメリカ録音」。このアルバムは当時フュージョンに入れあげていたワタシが細部まで読み込んでいた雑誌ADLIBに広告が載っており、リトナー・グループが全員参加とあって長らくオビ付きLPを探していたもの。当然、1978年というフュージョン全盛時代の音を期待して買ったCDだが、それっぽいサウンドは「味付け」程度に過ぎず、オビの「溌剌としたフュージョン・サウンドをバックに」という部分は違った。ブラジル音楽のファンはこのアルバムをどう評価するのか分からないが、フュージョンファンの耳には面白くなかった。★☆
2012.12.8 渋谷レコファン 国内新品 1,701円 10%引き
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