レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
<< June 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
PROFILE
SEARCH
Glee / The Music Presents The Warblers
JUGEMテーマ:音楽



米TVドラマ「グリー」シーズン2第6話「初めてのキス」で登場するライバル校のアカペラ・グループ「ウォーブラーズ(warblerはウグイス類のこと)」をフィーチャーしたCD。(1)「ティーンエイジ・ドリーム」がとてつもなく素晴らしく、ワタシはこの曲が歌われるシーンを見るたびにドロドロに泣いた。泣かずに見られるようになったのは10回以上繰り返し見た後だ。ボーカルも振り付けも聴衆の様子も、映像の全てが「青春!」していて、オヤヂは遠い昔に過ぎ去った青春時代を思い出し、胸キュンで激泣きしてしまうのだ。元歌はケイティ・ペリーという若い女性アイドルによる2010年のヒット曲だそうで、ワタシは全く知らなかった人と曲だが、ペリー自身がこの曲を聴いてあまりの素晴らしさに泣いたという。ワタシの好きな曲ナンバー・ワンは長らく、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナッフ」だったが、今やこの曲がナンバー・ワンだ。この映像はオヤヂとオバサンにこそ見てもらいたい。ワタシはこの映像に出会えたことに感謝します。★★★★★
2012.3.23 HMV 輸入新品 1,200円
| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(1) | - |
Glee Cast / The Music - Journey To Regionals

昨年1月にDVDを買った際に紹介した米TVドラマ「グリー」は、オハイオ州の田舎町の高校のグリークラブ(合唱部)を舞台にした、歌あり、ダンスありのミュージカル・コメディードラマで、ワタシはこのドラマにハマりきっています。このCDのタイトルになっているRegionalsとはグリークラブのオハイオ州大会のことを指しており、そのエピソード(第1シーズン最終第22話)絡みで歌われた6曲を収録したシングルCD。彼らの基本的スタイルは圧倒的な歌唱力の白人女子と朴訥とした田舎の白人男子のデュエットにグリークラブのコーラスがかぶさり、クライマックスではでっぷりとした黒人女子がアレサ・フランクリンばりのシャウトをするというもの。ジャーニーの(3)「ドント・ストップ・ビリーヴィン」がその典型的なパターンのアレンジ。これはドラマの第1話で披露された曲でもあり、そのDVDをレコ屋の店頭でタマタマ見たワタシは速攻で購入し(最初の4話を収録したDVDは現在も廉価販売中)、繰り返し見ては泣いたものです。ほかにもジャーニーからは(1)「フェイスフリー」、「お気に召すまま」と「ラヴィン、タッチン、スクイージン」を一緒にした(マッシュ・アップというそうな)(2)を取り上げていて、とても楽しい出来。ライバル校による「ボヘミアン・ラプソディ」も聴きもの。文句なしの内容だが、やはりCDよりDVDがオススメ。★★★★★
2012.3.23 HMV 輸入新品EP 800円
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(1) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/フェイセズ

7枚まとめ買いしたアースのCD紹介の最後は、2007年にプラケース盤で入手したアルバムの買い替え。その時のレコダイで絶賛した(1)「明日への讃歌」、(3)「プライド」はアースじるしのファンク。スティーヴ・ルカサーをフィーチャーした1-(6)「バック・オン・ザ・ロード」はどこかで聴いたことのあるメロディーのような気がする。2枚組の最後を締める表題曲はイントロで日本の盆踊り風景が引用されており、モーリス・ホワイトがどんな高邁な考えを持ってこんなことをしたのか分からないが、日本人にとっては単に笑える。曲自体はスピーディーでジャジーなカッコイイ曲なのだが、アル・マッケイのギターソロは後半に音が上がりきらないチョーキングを連発してブチ切れて終わる。これならピー・ウィー・クレイトンの方がまだ上手に弾けるのではないだろうか。全米アルバムチャート10位、R&Bチャート2位、とチャート成績に陰りがみられる80年作。★★★★☆
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD2枚組 3,000円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(0) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/黙示録

「太陽神」の次に出たのはアサ・クランクりんさんが好きな「セプテンバー」収録のベスト盤(78年)だが、それは大人買いした7枚には入っていないので、今回紹介するのは全米アルバムチャート3位、R&Bチャート1位となった79年作。次作「フェイセズ」のライナーで角松敏生が、「本作はベタなので、『Gratitude』や『Spirit』をアースのベストに挙げるのがツウだろうが、やはりこのアルバムが最高」という趣旨の発言をしているが、全く同感。ワタシにとってのアースの最高傑作は本作です!(1)「石の刻印」のイントロは伝説のバンド、ソーダマのライブでリード・ボーカルを務める私の登場テーマ曲であるばかりか、カシオペアが代表曲「アイズ・オブ・ザ・マインド」のイントロのモチーフにした曲でもある。イケイケの(2)「旋風の使者」がベスト曲で、ムーグ・シンセがメロディーを弾くところは昇天モノ。(4)「天空に捧ぐ」は強力なファンクで、高校時代、畳敷きの自室でJBL氏とこの曲でディスコダンスをしたことが思い出される。デヴィッド・フォスターらによるバラード(3)「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン」とダンクラ(5)「ブギー・ワンダーランド」はコメント不要の有名曲。その他の曲も全てヨシ!長岡秀星氏のライナーノーツも滅法面白い。★★★★★
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD 2,200円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(4) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/太陽神

長岡秀星が初めてジャケットイラストを担当し、そのド迫力のイラストで「EW&F」というジャンルを確立した感がある77年盤。ジャケの迫力につられてオビのコピーもヒートアップ。「太古の夢の地から、宇宙のかなたまでEW&F号に乗ってサウンド・アドベンチャー!人間とは?生きるとは?未来永劫の苦悩に、知性と愛の雨を降らせる、壮大な音の叙事詩」。邦題もスゴイっす。アルバムタイトルは「ALL 'N ALL」で「全体としてみれば、全部で」という意味だが、これが「太陽神」!(1)「Serpentine Fire("Serpentine"には「初期の火縄銃の名称」などの意味がある)」が「太陽の戦士」。(4)「Jupiter」が「銀河の覇者」。このような凄いアオリ文句に魅かれてワタシもリアルタイムでこのアルバムを買ったので思い出深い。日本独自ヒットの(2)「宇宙のファンタジー」が最も有名な曲だと思うが、このアルバムの聴きものは(1)、(4)、(8)「マジック・マインド」といったアースならではのキョーレツなファンク。(9)「ランニン」はスキャットによるブラジリアン・ファンクで「太陽の化身」収録の「カリブーの大地」の発展形のよう。全米アルバムチャート3位、R&Bチャート1位。★★★★★
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD 2,200円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(1) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/魂

オープニングを飾るのはR&Bチャート1位「ゲッタウェイ」だが、その曲を初めて聴いたのはリー・リトナー&ジェントル・ソウツのダイレクト・カッティング盤だった。この曲のヴァーディン・ホワイトのベースは唯一無二のユニークさだと思うが、そんなヴァーディンがレココレ6月号のベーシストランキング100に選ばれなかったのは、みんな分かってないんじゃないかと文句の一つも言いたくなる。(2)「心模様(原題は"On Your Face")」、グループ名を曲名にした(6)「アース、ウィンド&ファイヤー」ともにアース印サウンドのミディアム。(3)「イマジネイション」はドラマチックなバラードで、続く表題曲(4)もフィリップ・ベイリーがリードを取り、ラストの(9「永遠の炎」も7分を超すものの、ジャジーでリラックスしたバラードなので、全体的にメロウな印象が残る76年作。全米アルバムチャート2位、R&Bチャート2位。ソニーでのディレクターだった人のエッセイが楽しい。★★★★☆
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD 2,200円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(2) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/灼熱の狂宴

"Gratitude"(「感謝」)という原題に「灼熱の狂宴」という邦題を付けたソニーの宣伝マン、高橋氏のインタビューがレココレ2月号に載っていたが、さすがジェフ・ベックの「Blow By Blow」に「ギター殺人者の凱旋」という邦題を付けて中村とうよう先生に叱られた人だけある。オビには「激録」とも書いてあったが、これは篠山紀信の「激写」から付けたそうだ。内容的には邦題がピッタリの熱演で、「アフリカーノ」「ヤーニン・ラーニン」はテンポを速め、メリハリ増し増しでパワーアップ。バラードの「デヴォーション」は更にスウィートに。LPは2枚組でA〜C面がライブでD面はスタジオ録音だった。スタジオ録音サイドからは「シング・ア・ソング」がシングルカットされR&Bチャート1位。タイトル曲の「感謝」はパッとしないミディアムファンクで、なぜこの曲をアルバムタイトルにしたのか分からない。「祝福」はアル・マッケイのリズム・ギターが強烈。全米アルバムチャート1位、R&Bチャート1位。75年作。★★★★★
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD2枚組 3,000円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(2) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/暗黒への挑戦

75年の本作は(1)「シャイニング・スター」が全米シングルチャート1位となったのみならず、アルバムも全米チャート1位に輝き、これは黒人グループとしては初の快挙だそうだ。(1)以前と以後とでアースは変わったとモーリス・ホワイトが言うほどの彼らの代名詞的なファンク・ナンバー。表題曲(2)は「暗黒への挑戦」という曲名からすると戦闘的なファンクを予想するが、原題は「That's The Way Of The World」で、アースといったらコレ、という空間的広がりを持ったゴージャスな独特のサウンドを持ったバラード。(4)「今こそ愛を」は語りが入ったスウィートソウル・スタイルで盛大にドラマチチックに盛り上げる。(6)「リーズンズ」は彼らを代表するバラード。(3)「ハッピー・フィーリン」(5)「ヤーニン・ラーニン」ともにアース・スタイルが確立されたダンス・ナンバー。全編にわたって隙無しの傑作。★★★★★
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD 2,200円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(1) | - |
アース、ウィンド&ファイヤー/太陽の化身

アースの紙ジャケは買い逃していたのだが、このたびBlu-Spec CDで再紙ジャケ化されたので、一気に7枚大人買いした。リリース順に紹介していこう。まずはR&Bチャート1位、全米アルバムチャートでも15位まで上がった通算5作目となる74年盤。(2)「デヴォーション」は後のライヴ盤でも再録されたバラード。フィフス・アヴェニュー・バンドのケニー・アルトマン作の(4)「暗鬱な時間」はメロウなAORで、こういった曲を74年時点で演っているところが並のファンクバンドと違うところ。(5)「カリンバの歓喜誘惑」(原題は単に"Kalimba Story")はアル・マッケイのソリッドなリズム・ギターがロッキッシュなファンク。スキャットのコーラスをフィーチャーしたブラジリアン・フュージョン(10)「カリブーの大地」がこのアルバムの最大の聴きもの。表題曲の(11)はシカゴソウル風味ながらアースならではのサウンド。★★★☆
2012.3.9 HMV 新品紙ジャケBlu-Spec CD 2,200円 定価
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(0) | - |
クルセイダーズ/イメージ

ギターにビリー・ロジャースを迎えた78年盤。メンツはジョー・サンプルkey、ウィルトン・フェルダーsax&b、スティックス・フーパーdsの3人のみになってしまったが、メンツは減っても金太郎飴のようないつものクルセサウンドに揺るぎは無い。突出した曲は無いが平均水準は高い。中では(4)「メリー・ゴー・ラウンド」が憂いを帯びたジョー・サンプル得意のパターン。ビリー・ロジャースがこれまでどんな活躍をしていた人なのかも、クルセ以後どうなったのかも知らないが、(6)「カヴァート・アクション」のソロはブルージーで、結構な技量とセンスの持ち主のようだ。★★★
2012.3.17 渋谷レコファン 国内新品 990円 10%引き
JUGEMテーマ:音楽
| ノガッチ | フュージョン(グループ) | comments(0) | - |
<new | top | old>