レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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V.A./ Star Birth Records Anthology (1978-88)
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こんなレーベルも収録されたアーティストも全く聞いたことが無かったが、レコ屋で流れているのがイイ感じだったので買ってみた1枚。(3)の十年一日なレッツダンスでドントストップなブギーが最高。(4)も野卑なバリトンボーカルが魅力のモダンダンサー。男女デュエットの(11)は、お互いに浮気をしている相手を歌ってなじる修羅場ソングだが、最後は歌でなくて語りでなじりだしてただの痴話喧嘩となる。(12)は典型的な80年代スウィートグループものバラードで、ボーカルは力強いし雰囲気もバッチリなのだが、70年代に比べるとドラマチックさに欠ける。それなりにイイ曲もあるけど、この手のマイナーなブギー物を買うのはもう止めようっと。★★★
2011.5.28 渋谷ユニオン 輸入新品 1,100円
| ノガッチ | ソウル・コンピレイション | comments(0) | - |
ザ・フー/ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシー
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フーはCDもLPも持っていないし、ストーンズやビートルズと違って初期にはどんなLPを出しているのかも知らない。このCDはオビに初期の決定版ベストと書いてあったので、そんなワタシにはうってつけと思い購入。聴いてみての感想は、メロディーはキャッチーだし、コーラスはきれいだし、でもバックの演奏はロックだし、そんでもってビートルズともストーンズとも違うオリジナリティがバッチリある。とりわけ気に入ったのは、意外とメロウな(2)「キッズ・アー・オールライト」、めくるめくコーラスが美しい(4)「恋のマジックアイ」、ギターのフィードバックがカッコイイ(8)「エニイウェイ、エニイハウ、エニイホェア」、いかにもフーな(13)「恋のピンチヒッター」あたり。もちろん「マイ・ジェネレイション」や「ピンボールの魔術師」も収録した全14曲。これからフーをもっと聴いてみようと思う。★★★★★
2011.4.23 FlapNotes 未開封中古紙ジャケ 1,119円 55%引き

| ノガッチ | ロック | comments(3) | - |
ディープ・パープル/ファイアボール
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「イン・ロック」と「マシン・ヘッド」に挟まれて相対的に低い評価に甘んじているアルバム。オープニングの表題曲は前作のオープニング「スピード・キング」に匹敵する凄まじいハードロック。(3)「ストレンジ・ウーマン」ではストラト&マーシャルのリッチー節が満喫できる名曲。ヘビーロックの(2)「ノー、ノー、ノー」と(7)「誰も来ない」はマアマアの出来。(4)「誰かの娘」はディラン風カントリーロック。(5)「ミュール」は「ライブ・イン・ジャパン」では長ったらしいドラムソロで、「一度聞いたら二度は聞かない曲」の代名詞的存在だが、ここではコンパクトに演奏されていて飽きずに聞き通せる。(6)「フールズ」はイアン・ギランのボーカルは気合充分ながら演奏が冗長。アルバム全体としては(1)と(3)に尽きるから、やはり低い評価もやむを得ないな。★★★☆
2011.4.23 FlapNotes 未開封中古紙ジャケ 1,040円 53%引き 
| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(2) | - |
Leon Haywood / Come & Get Youself Some
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「USブラック・ディスク・ガイド」選出の75年盤。LPを持っていたが今一つ印象が薄くて手放したのだが、今回聴き直して認識を改めた。当時の色々なスタイルのソウルを上手につまみ食いして作り上げた端正な王道ソウル、といったところ。(1)は隠し味に南国風味をまぶしたヤングソウル。(2)はマーヴィン・ゲイを強烈に意識したメロウなミディアム。(3)はアエギ声満載のエッチなミディアム。(4)は少しファンキー。(5)はオーティス・クレイを思い出させるSTAX系ソウル。(6)はゆったりとしたサザンバラードで本人の辛口シャウトがイイ。(7)はHI系サウンド。(8)は語りから始まるスウィート系。最後は(1)同様に南国風味を感じさせるミデァアム。★★★★
2011.5.1 HMV 輸入新品 1,098円
| ノガッチ | ソウル70年代ソロシンガー | comments(0) | - |
ドゥービー・ブラザーズ/キャプテン・アンド・ミー
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76年リリースのベスト盤全11曲に、このアルバムから(2)「ロング・トレイン・ランニング」、(3)「チャイナ・グローヴ」、(6)「ウィズアウト・ユー」、(7)「サウス・シティ・ミッドナイト・レディ」と、4曲も選ばれた彼らの代表作となる73年発表のサード。トム・ジョンストン時代のドゥービーはアルバム通しでは、レベルの落ちる楽曲があるのが弱みだが、このアルバムは(8)「イーヴル・ウーマン」を除いて充実した楽曲で占められている。(1)「ナチュラル・シング」はドゥービー節全開の軽快なオープニング。(4)「ダーク・アイド・ケイジャン・ウーマン」のイントロは後日、世良公則&ツイストの「銃爪」との類似が話題になった(のはワタシの近辺だけか?)。(5)「クリアー・アズ・ザ・ドリヴン・スノー」と表題曲の(11)は意欲的な展開を見せる。
このブログを読んでくれている人の中に、ドゥービーを知らないヤングなバンド野郎がいたとしたら、言いたい。(3)「チャイグロ」を知らなかったらセッション出来んぜよ、と。★★★★★
2011.4.23 FlapNotes 中古紙ジャケ 960円
| ノガッチ | ウェストコーストロック | comments(1) | - |
【訃報】中村とうよう先生
ドオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

敬愛する中村とうよう先生が........

「21日午前10時15分ごろ、東京都立川市柴崎町のマンション敷地内で、マンション8階に住む音楽評論家の中村とうよう(本名・中村東洋)さん(79)が頭から血を流して倒れているのを通行人の女性が見つけ、119番通報した。中村さんは頭を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁立川署は、中村さんが8階の自室から飛び降り自殺を図ったとみて調べている。同署によると、女性が「ドン」という音を聞き、敷地内を見ると、中村さんがあおむけに倒れていたという。中村さんはこの部屋に1人暮らしで、部屋から自殺をほのめかすメモが見つかった。」
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イーグルス/ロング・ラン
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これでいったん解散となるイーグルスの79年ラストアルバムは、全10曲中、イイのは6曲で残り4曲はどうでもよし、という完成度のアルバムだが、それでもLPチャートでは1位、シングルも(6)「ハートエイク・トゥナイト」が1位、(1)「ロング・ラン」と(2)「言い出しかねて」が8位、と好成績を残しているのはさすが。ワタシが一番好きなのはシングルカットされなかったジョー・ウォルシュの(3)「イン・ザ・シティ」。これは「ホテカル」での「お前を夢見て」と同タイプの曲で、ウォルシュのこのパターンの曲がワタシはサイコーに好き。(9)「グリークスはフリークスお断り」は(6)同様のパーティー・チューンながら、仕上がりが中途半端。デヴィッド・サンボーンが客演した(10)「サッド・カフェ」はイーグルスらしい素晴らしいメロウなミディアム・バラード。このアルバムでの統一感の欠如は、再結成後の「Long Road Out Of Eden」に引き継がれている。★★★★
2011.4.23 FlapNotes 中古紙ジャケ 960円 
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V.A. / Skip Scarborough Songbook
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ソングライター兼プロデューサーである、スキップ・スカボローの名前に気付いたのはアース・ウィンド&ファイアーのアルバムだっただろうか。ここに収められた曲は殆どが76〜79年の曲であり、どれもアースのように、骨があるのに上品でメロウで、オススメ曲ばかりだ。そのアースは76年の名盤「魂」から、(2)「Earth,Wind & Fire」を収録。「Can't Hide Love」がアースでなくてディオンヌ・ワーウィックのバージョンで収録されているのは、肩透かしな感じはするが、ディオンヌ版を聴く機会は少ないからこれはこれで親切な選択か。逆に、R&BチャートNo.1ヒットのL.T.D.の(16)「Love Ballad」は本家バージョンより、ミディアムテンポにしたジョージ・ベンソンのバージョン(「Livin' Inside Your Love」に収録)の方がワタシは好きです。なおスカボローは、スウェイ・ビートの名曲「It Must Be Love」で知られるアルトン・マクレイン&デスティニーのアルトンと結婚し、2003年に死去するまで幸せに暮らしたとのことだ。★★★★☆
2011.5.1 HMV 輸入新品 1,098円 

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めんたんぴん/イロニアの音謡
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以前も書いたことがあるが、日比谷野音に紫とか頭脳警察やらの懐かしのロックバンドが集まったコンサートを見に行った時に最もカッコ良かったのはめんたんぴんだった。これはオリジナルメンバーとしては26年ぶりだという2006年発表のアルバム。しかしこれは酷い。オープニングの(1)「天国の場所」はリトル・フィート「イージー・トゥ・スリップ」の単なるパクリではないか。日本のロックの黎明期に活躍した伝説のバンドに期待するのは、ベテランならではの長年の経験に裏打ちされた骨太なロックなのに、何十年もバンドをやった後に、オリジナリティの無いこんな曲を発表しているようでは、バンドの歴史を自ら否定するようなものではないか。星無し。
2011.4.13 芽瑠璃堂 国内新品 840円 20%引き
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スターキング・デリシャス、ダウン・ホーマーズ、憂歌団、しーちゃんブラザース / ショーボート・ライヴ!
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大上留利子率いるスターキングデリシャスは大阪出身のソウルバンドというフレコミで当時結構宣伝されていた記憶があるが、実際の音を聴くのは今回が初めて。ジャニス・ジョプリン直系のボーカルだが、曲があまりにツマらなくて、これ1曲ではグループの真価を判断できない。ダウン・ホーマーズの2曲は、演奏能力は高いが、入道のボーカルが弱い。これはウェストロードと同じ構図。「ひとり暮し」と「パチンコ」の憂歌団はさすがの演奏ぶり。しーちゃんブラザーズは日本のクロスオーバーの黎明期らしいソフト&メロウな演奏。ドラムのしーちゃんこと井上茂は「SUPER TAKANAKA LIVE」のドラマーだが、それ以外の活動についてはワタシは全然知らない。ギターは塩次とクンチョーのツインで豪華だが、それよりも元ウェストロードの薩摩光二によるサックスが際立つ。76年の7月に京都と日比谷で行われたライブからの選曲だが、そのライブには久保田真琴と夕焼け楽団、オレンジ・カウンティ・ブラザーズ、ソー・バッド・レビューなども出演したというから、それらの音源も聴いてみたいところ。★★★
2011.4.13 芽瑠璃堂 新品紙ジャケ 724円 70%引き
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