レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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Glen Campbell / Legacy 1961-2002
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グレン・キャンベルの4枚組ボックス。キャンベルの名を知ったのはコカコーラのコマーシャルソング「カミング・ホーム」だったが、その曲は日本だけのヒットだったそうで、このボックスに収録されていないのが残念。その代わりというわけでもないが、ライブ録音を集めたディスク4には東京厚生年金会館でのライブから2曲収められている。ポップチャート1位となったのは75年の「Rhinestone Cowboy」と77年の「Southrn Nights」の2曲しかないが、「By The Time I Go To Phoenix」を始めとする、カントリー・チャートのトップ・テン曲が21曲も収録されたこのボックスは、ポップ・カントリーとジャンル分けされる通り、優しくておおらかで健康的な曲ばかりでとてもナゴむ。カントリーチャート20位まで上がった「Houston」は後にTOTOを結成するデヴィッド・ペイチ作でとても気に入った。私がタマらなく好きな「Guess I'm Dumb」(作曲はブライン・ウィルソンとラス・タイトルマン)ももちろん収録。パッケージの一部激しく傷んだクリアランス商品だったが、内容的には買って正解だった。★★★★★
2011.1.22 新宿タワー 輸入新品4枚組 1,490円
| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(1) | - |
Jamie Oldaker / Mad Dogs & Oakies
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クラプトン・バンドのドラマーとしておなじみのジェイミー・オルダカーが05年に発表した唯一(?)のソロ・アルバム。オルダカーがクラプトンと掛け持ちでピーター・フランプトンのバンドもやっていたとは知らなかった。さらに意外なところではキッスのエース・フレーリーのツアーにも参加していたという。このアルバムはその幅広い人脈をいかして、クラプトンを筆頭に、フランプトン、タジ・マハール、JJケール、ボニー・ブラムレットなど豪華ゲストが参加。全体的なイメージは70年代後半のクラプトンの色合いが濃厚。クラプトンは(1)(2)で参加。(2)ではボーカルも取るが、あまりに呑気な曲でイマイチ。(5)「Promises」をマーシー・レヴィが歌っているのがウレシイ。出色なのはフランプトンのゴスペル的なバラード(9)。レイ・ベンソンという人が歌う(10)「Time To Boogie」は今時の録音と思えない、まるで50年代のジャンプブルースぶりが痛快。Steve Pryorという白人ブルースマンによる(11)「Can't Find My Way Home」は、もったいぶった歌い方が最悪。★★★★☆
2011.1.22 新宿タワー 輸入新品 290円
| ノガッチ | ロック | comments(1) | - |
The Tymes / Grace And Savour
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74年の「Trustmaker」(本CDで(1)〜(9))と69年の「People」((10)〜(20))との2イン1で、(3)「Miss Grace」はUKでチャート1位になった曲。タイムスは、ジョニー・マティスのようにソウルというよりもポピュラー的な分野で活躍したフィラデルフィア出身のグループ。彼らの代表曲は、1963年ポップチャートNo1の(5)「So Much In Love」で、ティモシー・シュミットが映画「Fast Times At Ridgemond High」のサントラでカバーしている。ここに収録されたのはそのセルフカバーだが、ライブ仕立てのアップテンポのディスコ風にアレンジされて原曲の面影はカケラも無い。一方「People」も古臭さは全くない。(18)「Those Were The Days」のようなつまらないポピュラー曲もある一方、(12)「The Love That You're Looking For」のようにソウルファンにとっても楽しめる曲もある。★★★☆
2011.1.8 渋谷タワレコ 輸入新品 290円
| ノガッチ | ソウル70年代ボーカルグループ | comments(1) | - |
ヴァン・ヘイレン/1984
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名古屋のCD屋で定価2,200円のこのCDに1,869円の値札が貼ってあり、その上「新品15%引き」と印刷されたビニール袋に入っている。1,869円の15%引きならおよそ1,600円、おおこれは買いだ!とレジに持っていったら、表示価格が既に15%引きという意味だった。ああ勘違い、ガックシ。
これは1983年12月発表の初のシングルチャート1位となった(1)「ジャンプ」のほか、「パナマ」「ホット・フォー・ティーチャー」を含む大ヒット作。アルバムチャートではエディ・ヴァン・ヘイレンが客演した「今夜はビートイット」を含むマイケル・ジャクソンの「スリラー」に阻まれ1位にはなれなかった。本作はデイヴ・リー・ロスの最終作。デイヴ在籍時はアルバムチャートで1位になれなかったのが、サミー・ヘイガーになってからのアルバムは連続で1位になったというのは、とても意外な感じがする。★★★★★
2011.1.29 名古屋サウンドベイ上前津 新品紙ジャケ 1,869円 15%引き
| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(3) | - |
ヴァン・ヘイレン/伝説の爆撃機
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内袋に掲載されたメンバーの写真は、それぞれに楽器を抱えてカッコよくポーズをとっているのに、デイヴ・リー・ロスはパツキンの看護婦をハベらせてオバカ路線を打ち出した1979年のセカンド。ヴァン・ヘイレンの特徴的なコーラスを活かしたポップな(2)「踊り明かそう」、ハードロックの名曲と呼ぶにふさわしいカッコ良さのリフの(3)「サムバディ・ゲット・ミー・ア・ドクター」、パーティーチューンのブギ(4)「ボトムズ・アップ」の3連発が強力。クラシックギターによるソロ(7)「スパニッシュ・フライ」はデビュー盤でのソロ曲「Eruption」以上にエディの革新的なギターをアピールするし、総じて他の曲も高水準。★★★★★
2011.3.26 HMV 新品紙ジャケ 1,695円 23%引き
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ヴァン・ヘイレン/炎の導火線
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ハードロックの歴史に新たな1ページを書き加えた大名盤。渋谷陽一が「ロック ベスト・アルバム・セレクション」(新潮文庫 1988)で書いていることが面白い。デイヴ・リー・ロスについて「みじんの知性も感じさせない」と書いているのは、皆そう思っているが、そこまでストレートに言うか、といったところ。エディー・ヴァン・ヘイレンについて、「彼のソロやフレーズは情緒性のようなものが一切欠落しており、(中略)単にスピードと無意味な暴走のみがあるだけだ」というのはスルドイ!ヴァン・ヘイレン以後の超絶テク・ギターはスポーツ競技のようになったと思う(それはそれで楽しいが)。渋谷陽一もイイこと言うぢゃないか。★★★★★
2011.1.10 FlapNotes 中古紙ジャケ 1,079円
| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(2) | - |
Slave / Hardness Of The World + The Concept
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「USブラック・ディスク・ガイド」によると79年の4作目からがこのバンドのベストだそうだが、このCDは77年セカンドと78年サードの2イン1で、上り調子の様子がわかる。セカンドでは(3)(4)(5)がこのバンドらしい重量級ファンクで悪くないが、バラードの(7)はリードボーカルの線が細くてツラいし、(8)は6分を超すギターソロ垂れ流しだが、ファンカデリック「マゴット・ブレイン」のような緊張感は無い。(9)以降がサードアルバムで、音が整理されて洗練されたが、むしろ重量感は増している。(12)はもろにP-Funkな曲だが、(13)とほとんど同じ曲が収録されているのは何故?このバンドはベーシストが重要人物の一人らしく、セカンドでも随所でぶっといベースが聴けるが、(14)のヘビーなソロもカッコイイ。セカンド★★☆、サード★★★★
2011.1.8 渋谷タワレコ 輸入新品 290円
| ノガッチ | ファンク・ディスコ・ダンス | comments(0) | - |
ジェフ・ベック/ギター・ショップ
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このアルバムが出た直後の、1989年8月12日、横浜アリーナでスティーヴ・ルカサー・バンド、ニール・ショーンのバッド・イングリッシュ、リチャード・マークスなどが出演したKIRIN BEER'S NEW GIGS '89というロックフェスで見たのがワタシの生ベック初体験。初ベックはキョーレツだったが、ベック以上にキョーレツな印象を残したのはドラムのテリー・ボジオ。ペダルを踏むのにロング・ブーツを履いているドラマーというのもちょっといないんじゃないだろうか。このアルバムは、現在、指弾きで前人未到の領域に至ったベックが本格的に指弾きを始めたアルバム。このCDの国内初回盤は、来日記念盤として無理やり日本先行発売したのだろうか、テキトーなデザインのジャケだった。この紙ジャケCDはそのテキトーなジャケをきちんと再現して封入しているのが立派。★★★★★
2011.1.10 FlapNotes 中古紙ジャケ 989円
| ノガッチ | 3大ギタリスト | comments(2) | - |
ジェフ・ベック/ギター殺人者の凱旋
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「スキャッターブレイン」「フリーウェイ・ジャム」など、全曲インストの75年の大名盤。5年くらい前にベックが東京国際フォーラムでコンサートをやった時、ワタシと友人達は事前に勢いをつけてから行こう、ということで会場近くの居酒屋で飲んでいたのだが、飲むうちにだんだん盛り上がってしまい、コンサートに行くのも面倒臭くなった。とはいえせっかくチケットも買ってあるからしょうがない、行くか、ということで開演時間に遅れること20分くらいで会場に入った時に演奏していたのが、ベック畢竟の名演とされるスティーヴィー・ワンダー作の(6)「哀しみの恋人達」だった。コンサート前の勢い付け飲み会はあいかわらず実行しているが、この時以降、あまり盛り上がり過ぎないよう注意はしている。しかし、先日のイーグルスの東京ドーム公演でも、事前に総勢7人が餃子の王将水道橋店集合で飲み始めたところ、コンサートに行くのがかなり面倒くさくなってしまったのは相変わらずだ。★★★★★
2011.2.12 新宿ユニオン 中古紙ジャケ 745円
| ノガッチ | 3大ギタリスト | comments(2) | - |
Lew Kirton / Just Arrived
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英Expansionの「Heaven In The Afternoon」というCDを持っていて、ジャケが違うから別モノかと思ったら、どちらも80年のLP「Just Arrived」にシングル曲をプラスしたもの。「Heaven〜」のジャケがオリジナルと同じデザインだったのに対して、こちらは面白みのないイラストだが、追加収録曲が1曲多い。それは(10)「Come On With It」で、これがイイ。この1曲があるからジャケは酷いが「Heaven〜」を処分してこちらを残すことに決定。アルバム自体もオープニング曲がレゲエで腰が砕けそうになるが、スロー曲は聴き応えがある。しかし(3)「Love, I Don't Want Your Love」はグロリア・ゲイナーの79年3月のNo.1ヒット「恋のサヴァイヴァル」のあからさまなパクリ。★★★☆
2011.1.8 渋谷タワレコ 輸入新品 290円
| ノガッチ | ソウル80年代ソロシンガー | comments(1) | - |
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