レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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V.A./スウィート・ガールズ・トーキン5
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原題が「Where The Girls Are Vol.5」という英ACEレコードの編集盤にオビ、ライナーノーツ対訳を付けた国内仕様盤だが、この対訳が誤訳だらけでヒドイ(訳者名の記載無し)。したがって国内盤を買う必要は全く無し。グローリーズがビシッと決めたジャケを見ると60年代ガールグループものの編集盤のようだが、さにあらず。選曲が幅広すぎて焦点がボケてしまっている。そんな中、アレサ・フランクリンはクイーン・オブ・ソウルとの名声を確立するアトランティック・レーベル以前のコロンビア時代は、方向性が定まってなくてポピュラー過ぎて良くないと聞いていたが、(20)「Sweet Bitter Love」を聴くとそんなことはない。だってアレサなんだから、非ソウル曲を歌ってもイイに決まっているぢゃないですか。最後はローラ・ニーロ。★★★☆
2010.9.24 渋谷ユニオン 国内新品 1,312円 50%引き
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V.A. / Leon Ware And Friends
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アルバム・タイトルから、リオン・ウェアへのトリビュート盤だと思っていたが、そうじゃなく、これはメロウ大王ことウェア自身名義の2曲とウェアが他人に提供した17曲のコレクション。(2)はアル・ウィルソンらしいスケールの大きなミディアム・バラード。シリータのロリなボーカルがかわいい(3)は最後はゴスペル展開になるのが見事。エル・デバージの(4)はマーヴィン・ゲイのコピー。シャドウの(8)は先日紹介した彼らのデビュー・アルバムからで、このアルバムは捨て曲なし。ボビー・ウーマックの(9)はボビーのドスを効かせまくったボーカルにゲップ。ダニー・ハザウェイが絶唱する(11)「I Know It's You」は号泣間違いなしの畢竟の名曲。マイケル・ワイコフの(18)はボビー・コールドウェルにソックリだ。内容充実盤。★★★★★
2010.11.20 HMV 輸入新品 1,500円
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Mahavishnu Orchestra / Original Album Classics
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巷で話題(?)の廉価な輸入紙ジャケ5枚組を初めて購入。邦題で言えば「内に秘めた炎('71)」「火の鳥('73)」「虚無からの飛翔(ライヴ)('73)」「黙示録('74)」「エメラルドの幻影('75)」の5枚。ライブまでが、ジェリー・グッドマンvln、ビリー・コブハムdsを含む編成で、後の2枚はジャン・リュック・ポンティvln、レオン・チャンクラーdsに代わっている。これはジャズロックというよりもロックですね。ジミヘンみたいな曲もあるし。まあ全編、ハイパワーで弾きまくりの叩きまくり。これ以上テンションを上げられません、というほどに熱いっす。「黙示録」で女性ボーカルがフィーチャーされ、「エメラルド〜」の(2)では合唱が聞かれる。こうなるともうフランスのプログレ・バンド「マグマ」ですね。★★★★★
2010.10.29 アマゾン 輸入新品5枚組 1,568円
| ノガッチ | フュージョン(グループ) | comments(0) | - |
JaR/シーン29
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ジェイ・グレイドン「Ja」とランディ・グッドラムの「R」を合わせて「JaR」名義でリリースした2008年盤。全てこの二人だけで演奏しているので、ベースはシンセ、ドラムは打ち込み。サウンドはまさにスティーリー・ダン。全編に渡ってグレイドンのギターソロがタップシ聴ける(ただしトレードマークのギター多重録音「ワイヤー・クワイヤー」は無し)。ギターソロについては内容、分量ともに(11)「カボの悪党」がベストだろう。曲についてもいいサビが多いのだが、打ち込みのドラムが弱い。やはり往年の輝きにはジェフ・ポーカロのドラムやグレッグ・マシソンのキーボードが必要だ。とくにシャッフルの表題曲ではドラムをポーカロが叩いていれば・・・残念。国内盤のみのボートラ(12)は、93年録音のデモということでスティーリー・ダン風ではないAOR度100%の甘いバラードだが、これはこれで素晴らしい曲。ブックレットに載った写真を見ると痩せてジジ臭くなったグレイドンだが、本格的にAOR路線で復活してほしいものだ。なおレココレ4月号で大瀧詠一が、CDの録音レベルを上げてインパクトの強い音を作るためにコンプレッサーをかけることの問題点、「レベル・ウォー」について話をしているが、このCDのブックレットで彼らもそれを批判している。★★★★☆
2010.10.10 芽瑠璃堂 国内新品HQCD 2,267円 23%引き
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V.A. / Soul Togetherness Presents Best Of Mtume & Lucas
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エムトゥーメイ&ルーカスのプロデューサー・コンビは、フィリス・ハイマンを聴いて以来大好きになり、その後も彼らのプロデュース作品はチョロチョロと買ってきた。だから既に持っている曲も多数含まれるが、さすがにそこまで追いかける気はしない、というアーティストの曲までまとめて聴けるのでこのベスト盤は便利。1978〜83年にかけての、マーク・サダーン、ステファニー・ミルズ、サンフィヤー、スピナーズなどによる名曲がズラリ。どれも親しみやすいメロディー、優雅なアレンジ、腰の入ったダンスビート、でサイコーです。なおロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイでヒットした「Closer I Get To You」はフラックの許可が得られず、ここではエムトゥーメ自身によるバージョン。最後はハイマンによる「Under Your Spell」で深い余韻を残す。ブラック・ミュージック・ファンのみならず、この時期のアメリカン・トップ40に入っていたような曲が好きな人も必聴。★★★★★
2010.11.20 HMV 輸入新品 1,500円
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スウィート・コンフォート・バンド/ブレイキン・ジ・アイス
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AORの名盤とされるコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックの4人組。(1)はシーウィンド・ホーン・セクションに乗ったエネルギッシュなツインボーカルのカラミが魅力。表題曲の(2)はマッタリとしたファンキーナンバー。「ベストヒットUSA」のテーマ曲に似たイントロの(4)は軽快なダンスナンバー。(5)はトロピカルなテイストを持ったメロウ・フローター。(6)はノリのよいロッキン・ミディアム。(7)は最もハードで産業ロックっぽく、フォリナーに近く、キャッチーなメロディーが良い。(8)は見事なコーラスワークのあと、もろにドゥービーなギターリフが出てくる。捨て曲無しのAOR名盤。★★★★☆
2010.9.24 渋谷ユニオン 国内新品デジパック 1,207円 50%引き
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ポール・アンカ/ウォーク・ア・ファイン・ライン
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ポール・アンカって、あの「ダイアナ」とかのオールディーズの人?と不思議に思われるかもしれないが、これはアンカに才能を認められてショウビズのイロハを学んだデヴィッド・フォスターが全面的にバックアップしたもの。したがってバックをTOTO一派が固めている。それに加えてマイケル・マクドナルド、ケニー・ロギンス。ピーター・セテラ(シカゴ)といった豪華メンツも参加。(2)はピーター・セテラ(シカゴ)が参加し、セテラが思いっきり目立って、シカゴそのものだし、(3)ではケニー・ロギンスが参加し、ここでもやはりゲストの方が目立ってしまう。表題曲の(5)はもろにマイケル・マクドナルドな曲で、歌い方もそれ風に歌っている、という具合にここでのアンカは匿名的だ。ルカサーのギターソロは(6)(と(7)に少し)のみで、出来は普通。フォスターが実態的には参画していないらしい最後の2曲は、(8)がアラレもないテクノポップ、(9)は安っぽい歌謡曲みたいでつまらない。★★★☆
2010.10.3 FlapNotes 新品紙ジャケ 1,796円 10%引き
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James Brown / Love Power Peace Live at the Olympia, Paris, 1971
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アマゾンのマーケットプレイスで購入。キャットフィッシュg、ブーチーbのコリンズ兄弟が在籍。いつものJBライヴと同じで、(1)から(11)まではファンク〜ファンキー〜バラードをゴチャ混ぜにした50分近いメドレー。メドレーのつなぎ方はとても常人には考えつかない唐突&強引さ。(12)「Please, Please, Please」を挟んで最後は怒涛のファンク5連発メドレー。キャットフィッシュとチーズ・マーティンの二人によるファンク・リズム・ギターが圧巻。ブーチーのベースが炸裂との評価もあるが、ワタシの貧弱なリスニング環境ではベースはろくに聴こえないので何とも言えません。傑作ライヴ盤。★★★★★
2010.10.27 importcds.com 輸入新品 1,000円
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コリー・ウェルズ/タッチ・ミー+2
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 元スリー・ドッグ・ナイトのメンバーによる79年ソロ・アルバム。殆どの曲がジェイ・グレイドン&スティーヴ・ルカサーのツイン・ギターにkeyがデヴィッド・フォスター、ということでワタシは完全にクレジット買い。しかしボートラの(11)を除いてギターソロは無いので、それを期待すると肩すかしをくらう。その(11)「スターライト(ディスコバージョン)」には、タップシとギターソロ(ルカサーか?)があるが、残念ながらお仕事的なソロ。あくまでこれは主役のブルーアイドソウル的なボーカルを聴くアルバムだが、朗々と歌いあげるそのスタイルはやや古臭さも。浮遊感と疾走感のある(3)「You're My Day」がベスト曲(ワイヤークワイヤーも1小節だけある)。ボートラの(12)「レット・トゥモロウ・ビー」もイイ曲です。既に売切状態のようだが、参加メンバーのソロが目当てならば買う必要は無い。★★★☆
2010.10.3 FlapNotes 新品紙ジャケSHMCD 2,380円 15%引き
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V.A. / Sweetest Feeling - A Van McCoy Songbook
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英ACEレーベルによるソングブックシリーズ。1979年に心臓麻痺でわずか35歳の人生を終えるまで、作曲、プロデュース、自己名義での活動と八面六臂の大活躍をしたヴァン・マッコイのペンによるアーリー・ソウル〜ノーザン・ソウルの佳曲がどっさりの全24曲。中でも良かったのは、単独名義のCDを以前紹介したスペルバインダーズの(3)「For You」、ルビー&ザ・ロマンティックスの(5)「When You're Young And In Love」は夢見心地、ジェリー・バトラーの沁み入るバラード(10)「I Can't Stand To See You Cry」、流石のグルーヴ感のアレサ・フランクリン(18)「So Soon」、ブレンダ&ザ・タビュレイションズの「A Love You Can Depend On」はハッピーなモータウン風。ダニー・ハザウェイの悲痛なバラード(19)「Giving Up」は良い曲だが、まわりが快活な曲ばかりなのでかなり浮いている。最後はメルバ・ムーアのミュージカル出身らしく無駄に迫力のあるバラード「Lean On Me」。フュージョン・グループの「スタッフ」はマッコイに重用されたが、このムーアの曲で間違事なきリチャード・ティーとスティーヴ・ガッドのバッキングが聴ける。最も気に入ったのがシャロン・リドリーの(19)「Stay A While With Me」。初めて聴く女性シンガーだが、優雅なボーカルとヴァンのドラマチックなアレンジが組み合わさったスケールの大きなバラードで素晴らしく感動的だ。第2集も予定されており楽しみ。★★★★★
2010.10.29 HMV 輸入新品 1,131円

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