レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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The Beatles / Mono Box
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昨年のビートルズのリマスターCDボックスは大変な話題でしたね。でも値段が高すぎて手が出ない。ステレオ・ボックスは16CD+オマケDVDで35,800円。モノ・ボックスはCD枚数が13枚と少ないのに更に高い39,800円。これはいくらなんでもアコギな商売じゃないですか?ビートルズにあぐらをかいているEMIミュージックさん?さすがにステレオの方は、アマゾンで36%引きの23,000円で売っていますが、ちょっと待て!12月22日に特別価格限定盤として27,000円で出るというから、これもしばらく待てばアマゾンで2万円以下くらいにまで値下がりするかもよ。レコード・コレクターズ誌で、ロック、オールディーズ、読者投票の3部門のベスト・リイシューに選ばれたモノ・ボックスも、今やアマゾンでは31%引きの27,600円で売っています。しかしそれに飛びついてはいけない。米Amazon.comでは$129.99なのを発見!アメリカでは11月の感謝祭ホリデーが一番のバーゲンシーズンなんです(過去4〜5年間、米Amazon.comのボックスCDのバーゲン価格をチェックした限りではクリスマスシーズンよりも感謝祭シーズンの方が安い)。これなら送料コミでも12,000円しないので買いました。国内盤との違いは歌詞・対訳・解説が載った200ページのブックレットとボックスのオビがつかないことのみ(各CDには日本盤もオビ無し。この辺はHMVのサイトにステレオ・モノ・国内盤・輸入盤の比較表が載っていてわかりやすい)。米Amazon.comは日本円で支払い金額を確定できるようになっていますが、適用されている為替レートは86.59円と、実勢に比べて3円くらい円安だから、ドルで支払ってカード決済までの間の為替リスクを取った方が良いかも。ただ、ワタシの場合、ちょうどその日に北朝鮮による韓国砲撃事件が起き、「有事のドル買い(=円安ドル高)」という経験則を思い出して円決済にしました。ちなみに、バンド・オン・ザ・ランの3枚組スペシャル・エディション$15.88とスティーヴィー・レイ・ヴォーンの4枚組ボックス$19.99もついでに買ったので、合計CD20枚の大人買いをやってしまいました。到着予定が年明け1月8日と、エラク遅いのが難点だけど(イマドキ船便か?)、まあ実際はもっと早く着くことでしょう。到着が楽しみだなあ。★★★★★
2010.11.23 Amazon.com 輸入13枚組ボックス 11,773円 
| ノガッチ | ストーンズ/ビートルズ | comments(4) | - |
シャドウ/シャドウ
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メロウ大王ことリオン・ウェアがプロデュースおよび全曲作曲した80年盤。こんなグループは全く知らなかったが、オハイオ・プレイヤーズのメンバーがオハイオ活動休止のために立ち上げた3人組だそうだ。元オハイオといってもスリックなファンクではなく、オビにある通り、「ファンク色を抑えたアーバン&スピリチャルな楽曲が並ぶ」。ユニゾンのボーカルはまさに「スピリチュアル」な雰囲気を漂わせ、唯一無二の個性だ。(1)がその個性全開で、本アルバムの基本路線。(2)はリオン・ウェアらしいメロウ・グルーヴでベスト・トラック。そんな中(4)はバリバリの白人的なメロウAORだが、これはこれでワタシのようなAORファンにとっては大収穫。(7)はレゲエで始まるので捨て曲かと思ったら、その後、熱いボーカルのレスポンスもある展開で素晴らしくソウルフル。捨て曲無しの好盤。★★★★☆
2010.10.5 HMV 国内新品 1,684円 15%引き
| ノガッチ | ソウル・ブラコン | comments(0) | - |
ソルト/844
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早川岳晴b、石渡明廣g、藤井信雄dsのトリオによる90年作。ジャンルとしてはフュージョン〜ジャズだが、パンク・ジャズとでも呼ぶような感覚が強い。早川のゴツゴツとしたベースは魅力的だし、石渡のダラダラと弾き倒すギターはイイかな、と思える時が無いわけではないが、藤井のdsがどうにも好きになれない。わざと狙ったのかもしれないが、ビートが平べったくてチープ過ぎる。ジャック・デジョネットかオマー・ハキムとかがdsだったら楽しめたかも。全編に不安定でフェイクっぽい感じが漂うのはバブルが崩壊した1990年という録音年のせい、というのは深読みし過ぎか。オビ無し中古だったので激安だったが、下取り価格も激安だった。★★
2010.9.19 新宿ユニオン 国内中古 200円 /2010.11.21 渋谷ユニオン 36円で売却

| ノガッチ | J-JAZZ | comments(0) | - |
Tavares / New Directions
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まず結論を言うと、この82年盤は、スウィート・ソウル・ファンとAORファンの両方にアピールする素晴らしい作品だ。A面はバラード、B面はダンス曲でまとめられている。ダンス曲は80年代らしいカッコいいブラコンだ。ノッケからスタイリスティクスのような甘〜いバラード。スタイリスティクスがファルセット・リードの1枚看板なのに比べて、タバレスはバリトンもいるから曲毎の変化もあって飽きさせない。大半の曲をプロデュースしたケニー・ノーラン(白人)は、同年に「Head To Toe」というソロ・アルバムを出しており、SHMCD紙ジャケ再発された。タヴァレスの本作の出来の良さからすると、AORディスクガイドにも選出されているそのソロ作も内容的に期待できそうだ。ジャケ写がめちゃショボイのが残念。★★★★☆
2010.10.5 HMV 輸入新品 1,132円
| ノガッチ | ソウル80年代ボーカルグループ | comments(0) | - |
V.A. / Phil's Spectre (A Wall Of Soundalikes)
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フィル・スペクターが作り上げた「ウォール・オブ・サウンド」を模した楽曲集で、スペクター本人がプロデュースした曲は含まれていない。「ウォール・オブ・サウンド」の特長は、大編成のバンドサウンドを霧のようなエコーで包んだド迫力のサウンドのこと。まず1曲目はワタシがルックス的にサイコーに好きなジャッキー・デ・シャノンの"When You Walk In The Room"。この曲はカーラ・ボノフのバージョンで慣れ親しみました。ライチャス・ブラザーズ路線を狙った曲が多く、「The Wall Of Sound」を名乗るユニットの(7)「Hang On」、PJ Probyの(23)「I Can't Make It Alone」がその路線で、ガッツのこもったボーカルは聴き応えあり。でもワタシが最も好きなのは重厚なサウンドをバックにしたミディアムで、Sonny & Cherの(3)「Just You」、Nino Tempoの(10)「All Strung Out」、同じくTempoの(19)「Boys Town」などは全くもって素晴らしい。★★★★★
2010.8.29 タワーレコード渋谷 輸入新品 1,672円
| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(1) | - |
V.A./ゴナ・ハブ・ア・グッド・タイム〜メインストリーム・ソウル・サーヴェイ
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鈴木啓志先生監修によるMainstreamレーベル音源の編集盤で全部で3枚あるうちの1枚。いろんなタイプの曲が収められているが、ワタシとしてはまず、The 2nd Verseの(6)「Be Here In The Morning」、Raymond Smithの(7)「Seven Day Lover」、Chocolate Syrupの(11)「You've Got A Lot To Give」、といったスウィート系の曲に大マンゾク。その中でも極めつけは、Steptonesの(9)「Let The People Talk」。オビで「イギリスを中心に世界的に高い人気を誇るアルメタ・ラティモアのレア・シングル作品(絶品!)」という、女性ボーカルのミディアムの(16)はその宣伝文句通りの素晴らしさ。続くNia Johnsonの(17)「You Are The Spice Of My Life」は、このCD唯一のスロー。ちなみにJ.G.Lewisの(4)「Let The Music Play」のイントロで、おおエリック・ゲイルのギターだ!と思ったら、アレンジャーはリチャード・ティーだった(75年作)。シングルしか出していないアーティストが沢山聴けるこのような編集盤はマメに買っていかなくては。★★★★☆
2010.10.5 HMV 国内新品 2,053円 15%引き
| ノガッチ | ソウル・コンピレイション | comments(0) | - |
ステップス/ステップ・バイ・ステップ
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マイケル・ブレッカーts、マイク・マイニエリvib、ドン・グロルニックp、エディ・ゴメスb、スティーヴ・ガッドdsにより、1980年12月の来日時に東京で録音されたもの。(1)はブレッカーのソロがタップシと聴ける骨太な11分。バラード(2)は曲名が「KYOTO」というわりに別段オリエンタルっぽくもなく、女性ボーカルを付けたらヒットしそうなきれいなメロディーの曲。この曲も後半はブレッカーの大ブローに突入する。(3)はガッドのブラシ・ワークが冴えるバラード。(4)はジャズ・サンバでガッドの得意なサンバ・ドラミングがタップシ。(2)〜(4)はマイク・マイニエリの作曲。この人は良いメロディーを書くねえ。(5)は叙情的なバラード。なおオビに書かれた「英雄たち!!彼らこそ”ステップス” 我々は無条件降伏を強いられたんじゃない。彼らが求める音楽は我々をエキサイトさせるためにこそあるんだ。」は意味不明。また、このジャケのデザインは何だろう?と以前から思っていたが、CD現物を手にして初めてわかった。石段の写真で、あまりにベタだ。★★★★★
2010.10.10 芽瑠璃堂 国内新品HQCD 1,638円 35%引き
| ノガッチ | ジャズ | comments(2) | - |
Twennienine With Lenny White / Best Of Friends
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「USブラック・ディスク・ガイド」とシンコーミュージックのディスクガイド「FUSION」両方の選出盤。元リターン・トゥ・フォーエバーのds、レニー・ホワイトが79年に結成したグループのデビュー盤で、インストは1曲のみ。クールなファンクの(1)「City Dancin'」は曲名通り、都会的で洗練されたフュージョン感覚を活かしたブラコンの名曲。シングルヒットしたという(4)「Peanut Butter」はP-Funkの真似でつまらない。「FUSION」の編集者、熊谷美広氏が個人的にはフージョン史上に残る名曲だと言っている(5)「Betta」はフュージョンというより、フォーキーAORといった風情。ワタシが気に入ったのは、ラーセン・フェイトン・バンドの前身、フル・ムーンみたいな(7)「Oh, Sylvie」や、端正なギターリフが印象的な切な系の表題曲(3)。★★★★
2010.9.24 芽瑠璃堂 輸入新品 575円 

| ノガッチ | ソウル・ブラコン | comments(0) | - |
マクサス/デビュー!!
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ジェイ・グルスカkey、ロビー・ブキャナンkey、マイケル・ランドウg、等のスタジオ・ミュージシャンが集まって第二のTOTOと言われたグループの唯一のアルバム。81年にこのアルバムが出た時は結構話題になったのですぐに買ったが、あまりピンと来なくて売ってしまった。久しぶりに聴いたが、やっぱりイマイチ。まず(1)はTOTOに似すぎ、(4)(7)のバラードはデヴィッド・フォスターみたいだし、(8)のAメロはスティーリー・ダン風だ。(2)(3)は個性的だが、その個性が好みに合うかどうかは別。一番イイのはシャッフルのハードなロック(6)とシンセがプログレっぽくソロを弾きまくる(9)。音楽理論的には難しいことをやっているらしいが、メロディーが弱いし、声に伸びのないボーカルも魅力に乏しい。AORの名盤と呼ばれるが、ワタシとしては★★
2010.8.25 芽瑠璃堂 新品紙ジャケSHMCD 2,184円 20%引き
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Haywoode / Arrival
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83年〜86年のイギリス産ダンスサウンド。(1)「Roses」が英チャート9位になったのを除いて、大したヒット曲を生むことはできなかった。目指したところは明らかにマドンナで、曲もサウンドもその路線に沿ってポップでキャッチーで素晴らしい。しかし本人のボーカルが弱い。声が伸びない。とりわけバラードではボーカルの弱さが際立つ。時代的にビデオクリップの出来がどうだったかがヒットの大きな要因だったろうが、それは見たことが無いのでわからない。ただジャケ写真こそゴーヂャスな感じに写っているが、ライナーに載っている写真を見るとルックスもイマイチ。そのライナーノーツは本人へのインタビューを中心として、こんな細かな字を見たことがない、というほど細かい字でビッシリと書き込まれた力作。ボートラもタップシ入って、全てのシングルのジャケ掲載、歌詞も付いて丁寧な作りのCDだ。★★★
2010.10.5 HMV 輸入新品 1,541円
| ノガッチ | ソウル・ブラコン | comments(0) | - |
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