レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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エマーソン、レイク&パーマー/タルカス
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中学時代にロックを聞き始めて、最初のアイドルとなったのがこのEL&P。しかし彼らの代表作とされるこの「タルカス」は何故か一度もアルバムを持つことがなかったし、聴くのも今回が初めてだった。最近、クラシック化もされて評判のタルカスを初めて聴いた感想は、この時点でEL&Pは完成していて、以降はこれの焼き直しと言えるかな、ということ。「展覧会の絵」や「恐怖の頭脳改革」を先に聴いてき耳には、それほど感動的ではなかった。オーラス曲に何のヒネリも無いロックンロールを持ってきたのは、プログレ界で最もロックンロール魂を持つEL&Pならではか。★★★☆
2010.7.26 ディスクピア日本橋店 新品紙ジャケSHMCD 1,400円 50%引き
| ノガッチ | プログレ・ジャズロック | comments(2) | - |
V.A. / The Northern Souljers Meet Hi-Rhythm
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「楽ソウル」に即買いと紹介されていたのにグズグズしていたら廃盤になってしまった09年盤。新宿ユニオンのソウルブルース館にまだ残っていたのでアセって購入。1965〜69年にデトロイトのシンガーがメンフィスのHiスタジオで録音した音源を集めたもの。殆ど全ての曲が塩辛いボーカルにタイトなバッキングでディープソウルファンは必聴で、全18曲中、ワタシ的にイマイチだったのは3曲のみ。ドン・ブライアントが歌ったデモバージョンと、それを他のシンガーが歌って完成版となったバージョンの両方が6曲×2バージョン収録されており、これが双方のバージョンともに素晴らしい。まあ、ただこういう構成のCDだから、ちょっとマニア向けか。ジャケのイラストが意味不明ながらユーモラスだ。★★★★☆
2010.7.19 新宿ユニオン 輸入新品 1,785円
| ノガッチ | ソウル・コンピレイション | comments(0) | - |
キッス/地獄からの脱出
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原題は「DYNASTY」。先日DYNASTYというブラコン・グループを紹介したところ、JBL氏が「DYNASTYと言えば私はKISSですね」と、強引にKISSに話を持っていったことが記憶に残っていたので、5割引コーナーで見つけたこのCDをつい買ってしまった。「ラヴ・ガン」に続く1979年盤で、ピーター・クリス在籍最後の作。やはりディスコ・ビートの(1)「ラヴィン・ユー・ベイビー」は絶品で、これは年末にその年の話題曲を総括するような渋谷陽一のFM番組をエアチェックして繰り返し聴いた一曲だ。しかしこの曲以外は極めて低調で、アルバムとしてはとてもツマラナイ。なおピーターが歌う(4)は「ダーティ・リヴィン」はまるでJガイルズバンドのようだ。★
2010.7.26 ディスクピア日本橋店 新品紙ジャケSHMCD 1,400円 50%引き
| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(2) | - |
イリュージョン・フィーチャリング・ライモン・ウィルソン/ショウ・アンド・テル
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ファーストの「オール・トイズ・ブレイク」が「USブラック・ディスク・ガイド」に選出されている3人組の82年セカンド。これはダメですね。いくらウィルソンのディープなボーカルが魅力的といっても曲が良くなくては聴いていられない。(1)は平均的なファンク。バニー・ウォーレルがシンセを弾くP-Funkな(2)もスルー。ようやくボーカル・グループらしいバラードが(3)で聴けるが、メロディーにフックが無い。表題曲の(4)とAOR感覚のあるミディアムの(5)の2曲がこのアルバムの全て。(6)は解説書でも触れられている通りマイケル・ジャクソンを意識したようなダンス・ナンバー。(7)もスルー。ファンクの(9)は論外。★★
2010.7.18 HMV 国内新品SHCD 2,100円 定価
| ノガッチ | ソウル80年代ボーカルグループ | comments(1) | - |
ブルース・スプリングスティーン/THE LIVE 1975-1985
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CDの容量ならば3枚で収まるところをあえてアナログと同じ5枚組にしたボックス入り紙ジャケ。400〜500人キャパのクラブでのライヴから数万人を前にしたスタジアムでのライヴまで、途中「ネブラスカ」からの曲を中心としたアコースティック・セットも挟んで一気に聴かせる3時間半。サイコーっす。ロックっす。ヒット曲満載で飽きないっす。さすが、ボスっす。でも、実はヒット曲集ならばCDよりもDVDの「Video Anthology 1978-2000」がオススメっす。色々なステージ映像を組み合わせた「Born To Run」のビデオクリップは、生きる勇気を与えられるような素晴らしさで、特にスタジアムを埋める数万人がウェーブするクライマックスシーンは涙が出るほどに感動的っす。
このアルバムが出た前年の1985年の4月には「ボーン・イン・ザUSA」の大ヒットを引っ提げての初来日公演があり、ワタシも行って燃えたっす。そんでもって皮ジャンとジージャンの重ね着を真似したけど、この冬は久々に重ね着してみようかな(カミさんはゼッタイ反対するな)。★★★★★
2010.6.19 渋谷ユニオン 中古紙ジャケ5枚組 2,268円
 
| ノガッチ | ディラン、スプリングスティーン | comments(3) | - |
Spencer Wiggins / Feed The Flame
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坂本どん、ついに出もんした!すぺんさあ・うぃぎんすのふぇーむとえっくすえる〜さうんどおぶめんふぃす録音が一枚のCDにまとまりもはん。しかも5曲は未発表でごわす。このCDはその未発表曲で始まりもんすが、それがいきなりのっくあうと級の曲じゃどんもんす。ふぇーむ録音は権利関係をくりあーするのがムリじゃ、ゆー人がおったけんど、こうして未発表曲まで含めてまとまったちゅうんはほんによかったですたいもはん。昔出はったびびっど盤もこれで手放せるっちゅうもんばいだす。そうそう、一番、熱望されちょった"Cry To Me"も聴けるようになったですきにじゃどんもはん。じぇえむず・かーを聴いてすぺんさーを知らん人がおったら、いっちゃー最初にこのCDを聴くよう、おいどんが自信ば持ってオススメしもんすばってんたい。西郷どんより。★★★★★
2010.7.8 アマゾン 輸入新品 1,532円
| ノガッチ | ディープソウル | comments(5) | - |
V.A. / A Gerry Goffin & Carole King Song Collection 1961-1967
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キャロル・キングがブリル・ビルディングでジェリー・ゴフィンと組んで作曲家として活躍していた時のソングブック集で、基本的に他のCDでも簡単に聴けるような超有名曲は除いている。まずはこのジャケ写真の素晴らしいこと!1959年に17歳で妊娠・結婚したキャロルのその頃の写真と思われ、幸せ感があふれ出てくるようだ。結局、二人ともそれぞれに浮気をして68年頃に別れてしまうのだが...
さて内容的には文句ナシのイイ曲ばかり。ライナーノーツに書かれた二人の詳細な足跡を読むと、この頃のヒットチャートには、二人(またはどちらか)が作曲やアレンジ、プロデュースで関与していた曲は常に10曲以上くらいチャートインしていたのではないかと思われるほどの、売れっ子かつ量産ぶり。CD収録曲は、年代別に61年3曲、62年3曲、63年2曲、64年4曲、65年5曲、66年6曲、67年3曲。ビートルズ旋風が吹き荒れる前がこのような職業作曲家の全盛期だと思うが、ワタシとしてはこのCD収録曲に関しては65年以降の曲の方が好き。最後はさすがに超有名曲、アレサ・フランクリンの「Natural Woman」でシメ。素晴らしいコンピレーションCD。★★★★★
2010.7.1 HMV 輸入新品 1,500円
| ノガッチ | ポップ・オールディーズ | comments(3) | - |
7th Wonder / Words Don't Say Enough + Thunder
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78年デビュー盤と80年サードの2イン1。彼らはアラバマ出身の9人編成のボーカル=インストゥルメンタル・バンドだが、女性を含む実力派3人のボーカリストを擁しているのが特徴。ジャケのイラストが思いっきりエジプトしているから、アース、ウィンド&ファイヤーもどきかと思いきや、全くさにあらず。ファーストアルバムでは(1)のみがファンクだがこれも南部臭いもの。表題曲の(5)はスウィート・グループも真っ青だし、(7)はサザン・ソウルだし、軽快なミディアムもあって、ボーカル・グループのアルバムとして聴ける。とりわけ(3)"We Are So In Love"のスウィートさは絶品。ファーストは捨て曲無しの名盤。それに比べてセカンドは、モロにEW&F風な曲があったりして、ボーカルの比重が下がった分魅力が落ちたが、それでも全体的なレベルは高い。しかしファーストと違うのは捨て曲が2曲あること。それは、曲自体は悪くないが違和感あり過ぎのラップスティール入りカントリーバラードの(11)と、16を刻むハイハットが情けないディスコ曲の(12)。★★★★
2010.7.1 HMV 輸入新品 1,500円
| ノガッチ | ソウル80年代ボーカルグループ | comments(1) | - |
大野雄二/スペースキッド
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ソニーのオーダーメイドファクトリーで購入したCD。これはネットで再発希望を募り、希望者数が一定数に達したら再発が実現するというもの。以前に一度再発されたらしいが、その時はこのシステムの存在を知らず、買い逃していた。このアルバムは79年に発売された時から、その存在は知っていたものの、LPを店頭では見たことがなかった。ネット・オークションをたまにチェックした時には、高値で出品されていたことがあったと思う。ワタシが大野雄二を知ったのはルパン3世のテーマ曲。日本のデイヴ・グルーシンとでも言うべきカッコいいアレンジの曲で、当時シングル盤を買いました。残念ながら、このアルバムはルパン3世路線を期待した向きにはハズレで、イージーリスニングに毛が生えた程度の印象。ワタシにとってはブッチギリに購入単価の高い3,150円で、この内容は痛い。メンツは松木恒秀g、岡沢章bなど。★★★
2010.6.26 Sony Music Shop 国内新品 3,150円
| ノガッチ | J-FUSION | comments(1) | - |
Freda Payne / Band Of Gold + Contact + Best Of + Reaching Out
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数あるソウルの楽曲の中でワタシにとってのナンバーワン曲は、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」ですが、第2位がこのフリーダ・ペイン嬢による1-(21)"Cherish (What Is Dear To You)"なのです。この曲はホットワックスらしいウキウキするリズムをバックに、フリーダが声変わりする前の少年みたいな声で、切ないメロディーを精一杯熱唱するノーザ・ダンサーの傑作。ちょっと元気が欲しい時なんかに聴けば効果バツグンだし、「エイント・ノー〜」同様、一人でも多くの人がこの曲を聴けば、その分世界がイイ方に向かうような気がする、そんな名曲です。"Cherish"以外にも同じ路線で元気付けられる曲がドッサリ。ジャケの、力の入りすぎたビキニ写真は意図不明でいかがなものか、という気はしますが、コストパフォーマンスも高くてオススメのCD。とにかく"Cherish"は全人類必聴。ピース。★★★★★
2010.7.1 HMV 輸入新品2枚組 1,000円
| ノガッチ | ソウル70年代ソロシンガー | comments(3) | - |
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