レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
<< August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
PROFILE
SEARCH
Loleatta Holloway / Queen Of The Night
JUGEMテーマ:音楽

安藤美姫似のロレッタ・ハロウェイのSalsoulレーベルでの2枚目で1978年盤。(1)(3)(4)のゴリゴリのディスコに、ゴスペル仕込みのハードなシャウトが絡む曲調はもうすぐ48歳を迎える今のワタシにはキツイ。ディスコ・クイーンものならば、声がマイルドで力が抜けているジャッキー・ムーアの方が和めて好きです。(2)はバニー・シグラーとのトロ〜リとしたエッチなデュエット。ゴスペル・ジャンプの(5)がベスト曲。この一曲のためだけにこのCDを買う価値があると言ったら評価し過ぎだろうか。バラードの(6)はこれまた力が入り過ぎてちょっと。(7)はポップなミディアム。(8)はロレッタの出自を窺わせるディープ・バラードで混声コーラスの絡みがナイス。★★★☆
2010.5.10 HMV 輸入新品 900円
| ノガッチ | ソウル70年代ソロシンガー | comments(1) | - |
ライトニン・ホプキンス/ライトニン&ザ・ブルース コンプリート・ヘラルド・シングルズ
JUGEMテーマ:音楽

 
7月の中頃、家のすぐ近くの歩道の端で動けずにいるネコを拾った。なぜそんな場所にいたのか分からないが、おそらく捨てられたのだろう。家に連れ帰って分かったのだが、このネコは左後ろ足が不自由なだけでなく、排泄のコントロールが出来ず、ウンコをそこいら中にしてまわるのだ。だから朝起きると、部屋中にウンコが撒き散らされており、その掃除に数十分かかる。そのウンコがまたモーレツに臭く、ウェットティッシュで床を吹きながら、朝っぱらからあまりの臭さに吐きそうになる。ネコの名前は「モレ」に決まった。メスなので「モレ子」ともいう。ある日、モレを探したがどこにもいない。ようやくCDの上にちょこんと座っているのを見つけたが、モレを掴み上げて、CDの臭いを嗅いでみると、恐れていたとおりオシッコ臭い。そのうちの1枚がよりによってこのライトニンの紙ジャケで、なんとシミが出来ているではないか!ネコのオシッコのシミ付き紙ジャケは下取りしてもらえるのだろうか。それ以来、モレは世にも珍しいオムツネコとなってヨタヨタ歩いている。★★★★★
2010.5.30 新宿ユニオン 中古紙ジャケ 1,300円

| ノガッチ | ブルース | comments(3) | - |
Choice Four / Very Best Of The Choice Four
JUGEMテーマ:音楽

5/31のレコダイで紹介した「ディスコ・エクスプレスVol.1&2」で、Choice Fourの"Hook It Up"があまりに良かったのでベスト盤を買ってみた。73〜75年の3枚のLPから選曲されており、テナーとファルセットがリードでドリーミーなハーモニーが付く、デルフォニックス〜スタイリスティクス系のグループ。プロデュースがヴァン・マッコイなので、キャッチーで楽しい曲ばかり。とりわけ印象的なのは、76年にデヴィッド・ラフィンがカバーしてミリオンセラーとなった(1)"I'm Gonna Walk Away From Love"、とトロトロのバラード(7)"Beside Me"、および先に挙げた軽快なダンサーの(13)"Hook It Up"。バックはゴードン・エドワーズ、スティーヴ・ガッド。クリス・パーカー、リチャード・ティーなどだが、こういう音楽なので演奏面で特段の見せ場は無い。スウィートソウルのファンならば必聴。★★★★★
2010.5.31 新宿ユニオン 輸入新品 1,300円
| ノガッチ | スウィートソウル | comments(2) | - |
Starz / Violation
JUGEMテーマ:音楽

マイケル・リー・スミス率いるスターズのセカンド。マイケルはエアロスミス並みにワイルドなルックスなのに、声はクセのない伸びのある美声で、その落差がビッグになれなかった最大の要因ではないか。その美声を活かした(1)"Cherry Baby"はポップなハードロックの名曲。(2)(3)も同じ路線で好調だが、以降はイマイチ曲が良くない。ハードロックの枠内でいろいろと工夫がされており、曲調もバラエティに富んでいるのだが、もう一歩足りないところこそが、スターズがB級で終わった本当の要因か。ボートラ収録されたデモ2曲の出来がイイだけに残念。これは米Rykodisc盤で不鮮明なジャケが悲しい。東芝の復刻オビ付きで紙ジャケ再発して欲しいところ。ちなみにマイケルの弟、レックス・スミス率いるバンド「REX」も昨年CD化されたが、いくらB級ハードロックが好きなワタシでもそこまで手を出すのはいかがなものか、と躊躇している。★★★
2010.6.16 HMV 輸入新品 900円
| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(3) | - |
スタイリスティックス/ロッキン・ロール・ベイビー
JUGEMテーマ:音楽

彼らの最大のヒット(9)「誓い」(原題は"You Make Me Feel Brand New")を含む73年の通算3作目。このアルバムを初めて聴いた82年頃、スタイリスティックスは既に過去のグループという感じで、このアルバムが大好きだと公言するのは恥ずかしかったが、正直言って、これは大学生時代からの愛聴盤だ。本作はソウルとしてはコクが足りないかもしれないが、カーペンターズとかと同列の美メロ・ポップミュージックと位置付けるべき。全10曲中、(1)と表題曲の(8)以外は静謐感溢れる素晴らしい曲が目白押し。中でも特にオススメが(2)"Could This Be The End"と(7)"There's No Reason"。癒されます。★★★★★
2010.6.16 HMV 国内新品 1,000円 44%引き
| ノガッチ | スウィートソウル | comments(2) | - |
松岡直也&ウィシング/フィエスタ・フィエスタ
JUGEMテーマ:音楽

1979年盤で、メンツは大村憲司g、高橋ゲタ夫b、ポンタds、向井滋春tb、清水靖晃sax、土岐英史sax、等。(1)「ポン・ジ・アスーカル」がスゴイ!何がスゴイかと言うと、「どうしちゃったの?」と思えるほどにポンタのドラミングがスピード感に溢れ、ハイ・エナジーだ。こんなテンションの高いポンタは他に聴いたことが無い。曲は11分だが、2パートに分かれており、パート2のパーカッションとボーカルのみによるサンバはどうでも良く、8分を超すパート1でポンタのドラムに聴き惚れよう。この曲でリズム、リードともに見事なギターを弾いているのは「Yoshio Gen」とクレジットされているが、こんなギタリストは聞いたことが無い。松岡直也のホームページでこのアルバムのデータを調べたらその正体が分かった。渡辺香津美の変名のようだ。(5)「テイク6・4・5」がまたスリリングな曲で、清水のテナー・ソロは水際立っているし、ストリングスの効果的な使い方などは、当時上田力というアレンジャーが和製ボブ・ジェームズを気取っていたが、松岡の方が遥かにカッコ良く、(タイプはモチロン違うが)ボブ・ジェームズに勝るとも劣らない。ウィシングはモントルーのライブ盤こそ愛聴してきたが、それ1枚しか持っていない。ウィシングの他のアルバムも聴かなくては。とにかくこのCDはポンタのファンならば必携。★★★★★
2010.7.26 大阪ディスクピア日本橋店 新品紙ジャケ 980円 61%引き
| ノガッチ | J-FUSION | comments(1) | - |
Rockie Robbins / I Believe In Love
JUGEMテーマ:音楽


「USブラック・ディスク・ガイド」には載っていないが、中田利樹氏のAORディスクガイドには掲載されている、ミネアポリス出身の黒人シンガーによるA&Mレーベルから3枚目のLP。確かに本人のボーカルはソウルというには薄味で、AORの文脈の方がしっくり来る。(1)はブラコンなミディアムのダンス・ナンバーだが、汗臭さが無くて81年という時代の雰囲気を感じさせる佳曲。表題曲の(2)はデヴィッド・フォスターが書きそうなバラードで、この曲が収録された時点でこのアルバムはブラコンに分類されないことが決まったようなものだ。(3)はジェイ・グレイドンがプロデュースしたアル・ジャロウの「Breaking Away」収録曲のカバー。シェリル・リンのカバー(4)はベースソロ入りのダンスナンバー。(5)"Give Our Love A Chance"はAORの名曲と言え、ティンパニとコーラスで盛り上げる最後のリフレインが最高だ。(6)"For You, For Love"はビル・チャンプリン作曲で、アヴェレイジ・ホワイト・バンドの「Shine」(プロデュースはデヴィッド・フォスター)に入っていた曲。(7)"Nothing Like Love"はイントロからAORファンならば引き込まれる強力なダンス・ナンバー。(8)はジャジーなバラードでスルー。(9)は歌の上手さが光るミディアム。最後はチョッパー・ベースに乗ってちょっと熱っぽく歌うダンス・ナンバーで締め。AORファンは必聴のアルバム。★★★★★
2010.5.30 新宿ユニオン 輸入新品 1,300円

| ノガッチ | AOR | comments(0) | - |
Bad Company / Hard Rock Live

先週の後半は夏休みで帰省しており、レコダイもお休みしていました。

10月に来日も決定した復活バドカン。これは復活ののろしを上げた2008年8月8日、フロリダでのライブCD+DVD。輸入盤でもDVDの再生は問題なし。会場はノリノリのオッサンとオバサンとで満杯。1曲目でポール・ロジャースは立ったままピアノを弾いての登場だ。ロジャースは声が出ていて若々しくて驚異的。アマゾンの書き込みで言われているほどにはミック・ラルフスはヨレヨレではないし、そもそもリードギターはサポートメンバーが弾くから安心だ。サイモン・カークも全くの現役。オーラス「グッド・ラヴィン」のシングル盤は今でも持っているぞ。さて来日公演に行こうかどうしようか。★★★★
2010.5.18 アマゾン 輸入新品CD+DVD 1,454円

| ノガッチ | ハードロック・ヘビーメタル | comments(1) | - |
アル・グリーン/レッツ・ステイ・トゥゲザー、アイム・スティル・イン・ラブ・ウィズ・ユー
JUGEMテーマ:音楽

前者には表題曲、後者には「ラヴ・アンド・ハピネス」という有名曲を含む、どちらも72年盤。グリーンは囁くようなソフトな歌い方がトレードマークだが、これでアルバム2枚を通して聴くのはキツイ。ハイハットとスネアが前面に出て、他の楽器は後ろに引っ込んだ独特のサウンド(少なくともワタシのリスニング環境ではそう聞こえる)ではいくらなんでも音がシンプルすぎる。アレンジを含め曲にもっと抑揚が欲しいところ。最近のR&Bというジャンルの音楽もワタシ的には音がシンプル過ぎ&抑揚無さ過ぎで、とても聴いていられないのだが、そういう点でこのアルバムなんかはその原点なのかもしれない。この辺の好みの違いは、いわば「侘び寂び」の世界を解するかどうか、と同じなのかもしれない。「レッツ〜」★★☆、「アイム〜」★★
2010.5.4 蔦屋佐渡佐和田店 新品紙ジャケ 各1,260円 50%引
 
| ノガッチ | ソウル70年代ソロシンガー | comments(0) | - |
イエス/ドラマ
JUGEMテーマ:音楽

バグルスの「ラジオスターの悲劇」はワタシも大好きでシングル盤を買ったが、そのバグルスが、ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが脱退したイエスと合体、というのには当時驚いた。ジョン・アンダーソン抜きでイエスと呼べるのか、と誰もが疑問を抱くであろうこの80年盤は、ところがどっこいスバラシイ!スティーヴ・ハウとクリス・スクワイアとのコーラスで歌う分には、トレヴァー・ホーンのボーカルでも全く違和感無し。(1)のシンセの音色にピンク・フロイド的な感じがするのは、ジェフ・ダウンズが持ち込んだ新味か。ハードでソリッドな曲調が多いところがこのアルバムのイイところだが、スリリングな(3)「夢の出来事」がベスト・トラック。(4)「レンズの中へ」はメイン・メロディーこそバグルスだが、全体的な仕上がりはイエスそのもの。(6)「光陰矢の如し」もハードで良し。このアルバムのソリッドなサウンドを聴くと、83年の復活作「オウナー・オブ・ア・ロンリー・ハート」への道筋が見える。このアルバムを全く軽視していたことを反省。★★★★
2010.7.2 FlapNotes 中古紙ジャケ 1,104円
| ノガッチ | プログレ・ジャズロック | comments(1) | - |
<new | top | old>