2005.07.31 Sunday 18:25
ジョージ・デューク/フィール、オーラの勝利
JUGEMテーマ:音楽
ジョージ・デュークがEPICでメジャーになる前、MPSレーベルに吹き込んだ74年作と75年作。この辺はサイケなジャケが楽しいので紙ジャケCD化を期待していたのですが、ゼンゼン出そうな気配も無いのでアナログで買ってしまいました。
メンツは「フィール」にはザッパが参加、「オーラ」ではgはいなくて、bがアルフォンソ・ジョンソンに替わり、dsはどちらもレオン・ンドゥグ・チャンクラー。どちらの盤も良い。前者はまだ、「ファンキーな黒人ジャズマンがロックビートもやりました」という感じで、とっ散らかった印象を受けるが、後者ではクロスオーバー音楽になっており、世間一般に高く評価されているのもナットク。ンドゥグのdsも今の耳で聞くと、ドタバタしていてツライものがあり、前者ではただの手数が多いロックドラムだが、後者ではファンキーなフィーリングが出ている。
デュークのアナログシンセでチュイ〜〜ンと音程を変える、ポルタメントって言うんでしたっけ、はワタシにとっては水戸黄門の印籠のようなもので、これが出てくるととてもシアワセです。ま、デユークと言えば、ライブ・アンダー・ザ・スカイでクラーク・デューク・プロジェクトとして演った時のTV放送された映像のDVD化を熱望します!
フィール:★★★☆
オーラ:★★★★
2015.7.17 渋谷ユニオン 国内中古LP 各840円