ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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    レコ買い紀行〜大阪編〜
    先週の金曜日、急遽大阪へ日帰り出張に行った。用件は長堀鶴見緑地線の西大橋駅近くで2:45に終了。この後は東京に戻ろうが大阪観光をしようが自由である。私は今まで大阪には仕事で数回行ったきりで街をブラついたことがない。そんな私のために同行した部長が心斎橋まで歩いて連れて行ってくれて、道中、街の見どころなどを教えてくれた。「ではここで」と言う部長を心斎橋の地下鉄の下り口で見送って振り向くと、そこには店先に並べられた中古レコの箱が!部長と別れてからレコ買い開始までその間3秒。この旅にロスタイム無し!そしてそのエサ箱の中には驚愕の1枚が!それは「USブラックディスクガイド」に究極のレア盤の1枚として紹介されているJ.O.B. Orquestraの"Open The Doors To Your Heart"。私はこの未開封品をアメリカで入手し、BRIO中井氏のように雑誌に取材されることがあるならば、「自慢のレコードコレクション」としてこのLPの写真を撮ってもらおうと決めていた程に自慢の一品だったのだが、ある日恵比寿のソウルバーのマスターに「あ、あれボクも持ってますよ。あれ結構売ってますよね」と言われてプライドをズタズタに切り裂かれたレコである。とはいえある程度レアであることには間違いなかろう。それが1000円台で売っていたのだ。誰かへのおみやげ用に買おうかとも思ったがジャケの傷みが激しいので止めた。
    ふと気付けば別会場で「廃盤レコード&CD掘り出し市」開催中とのビラが!つまりこの店先に並べられたレコはその掘り出し市の出先会場だったわけだ。さっそく地図を脳裏に焼き付けて、東西南北も判らぬ大阪の街を廃盤1万枚が待つ会場へと急ぐ。掘り出し市は平日の昼間ということもあって客ゼロ。そこで昼過ぎから催していた便意(大)をヒシヒシと感じながらアナログだけを片っ端からチェック。その中に安値の1枚が!それは竹田和夫&ザ・ボーイズ・オン・ザ・ロックスの「SHOO-SHOO」、オビ付き美麗品525円。しかし竹田和夫のファーストソロアルバム「ミスティ・モーニング・フライト」をオビ無しからオビ付きに買い替えた私をもってしても、87年のブルース・カーニバルにこのバンドで出演し「シュビドゥバ〜」とかワケのわからないことを言って客席の失笑を買っていたことを思い出すと、とてもこのアルバムを買う気は起きなかった。レコを一通り見終わった後、トイレを探すが和式しかなかったのでガマンする。
    先日の名古屋行きではきしめんとミソカツの匂いのせいで中古レコ屋を嗅ぎ当てるのに1時間もかかってしまったので、今回はヌカリなく、手元の「レコードマップ2003」を持っていった。それを見るとこの掘り出し市会場はアメリカ村の近くで、アメリカ村はレコ屋の密集地帯であることが判明した。この旅に無駄歩き無し!そこでキングコング・レコードに向かうことにする。そのビルには横2メートル、縦1メートルあろうかという大きな、しかもイラストもキレイなキングコング・レコードの看板が掲げてあったのだが、ビルを上がっていくとそこはどう見てもレコ屋ではない。薄暗い照明で店内が良く見えないがアクセサリー屋か何かのようだ。
    「キングコング・レコードはここぢゃないですか?」
    「あ〜、しばらく前につぶれちゃいましたよ」
    ドーーン。どうやら中古レコ屋の商売も厳しいようだ。たしかに単なる閉店ならば看板を外すだろうが、つぶれたので看板を外すカネも無かったということだろうか。
    残念ながらアメリカ村でも収穫は無かったが、今回の旅ではぜひ行きたいレコ屋があった。それは東心斎橋のエース・レコード。ここは「日本一のSWEET&DEEP廃盤LP専門店」で「お尻の青いビギナーからケツのくさいコレクターまで大満足の品揃え」を誇る店。その昔、「スーパーコレクターも死にそうなオークションリスト」というのを1、2度取り寄せたことがあるが、見たこともないようなLPが全て手書きで紹介されていたことを記憶している。どうせ高くて手が出ないだろうが、ズラリ並んだウルトラレア盤を拝んでみたい、との気持ちから今回の旅のターゲットとしていたのだ。さてそのビルに辿り着いたが店があるはずの5階は電気が灯いていない。同じビルの3階にあるジャズボレコード(これまたジャンプやブルース、カリプソなどが中心の超マニアックな店)に立ち寄って店主に聞いてみた。
    「あの〜、エース・レコードって無くなったんですか」
    「エース・レコードさん亡くなったんですよ、心臓の病気で」
    「え?亡くなった?」
    「お店が無くなったのは5〜6年前くらいかな。それで3〜4年前に店主さんが亡くなったんですよ」
    合掌。しかしまず私の胸に去来したのはあのレア盤の在庫はどうなったんだろう、というバチ当たりな考えであった。ジャズボレコードの横にトイレがあったので入ろうとしたが、テナント専用で鍵がかかっていた。
    あと1〜2軒の中古レコ屋を巡るも残念ながら収穫なし。まあ東京でもアナログの掘り出し物に出会うことは滅多に無いのだから仕方ないか、と自分を納得させ、道頓堀まで足を伸ばし、こんな汚い川に飛び込んだらそりゃ死ぬのもムリ無いわな、と思いつつ金龍ラーメンとタコ焼きを食って帰路に着いたのであった。
    新大阪発18:07分の新幹線に指定席を取る。ビールのロング缶と缶チューハイと柿ピーを手に席に向かうと隣の座席には亀田弘毅似のバリバリのヤクザが!そして迫り狂う便意(大)!
    しかしここから先の話はレコ買いと関係が無いのでまたの機会に譲りたいと思う。
    JUGEMテーマ:音楽


    | ノガッチ | レコ買い道 | 00:21 | comments(6) | - | - |
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      コメント、アドバイスありがとうございます。

      まず本屋やレコ屋に入ると便意をもよおすのはなぜか、というご質問ですが、それはチャッキーさんだけだと思います。それからForever Recordには次回、必ず行くようにします。神座ですが、渋谷店と歌舞伎町店両方で食べました。野菜の甘みが出ていておいしいですよね。しかしボックスオヤジ殿が大阪レコ事情にまでお詳しいとはさすが。



      | ノガッチ | 2008/04/18 7:13 AM |
      本屋やレコ屋に入ると便意をもよおすのはどうしてだろう?

      それは私だけ?そういう便意とはちがうのか?
      | チャッキー | 2008/04/18 1:16 AM |
      次回の出張の際には是非Forever Recordsに行ってみて下さい。
      http://www5a.biglobe.ne.jp/~forever/
      私の昔の記憶(90年代初頭の大阪在住時代)では、古いレコードは、ここがかなり充実してます。ただ、さっき調べたら、昔2件あった店が現在は1つになってしまっているようですが、2フロアあるようで、CDフロアとアナログフロアに分かれている模様。ここのオヤジである藤本さんという人は、かつては雑誌にも記事を書いていたこともあるマニアです。ただし、ソウル系がどうだったかは不明。

      アナログ盤の中古屋は日本に限らず欧米でも壊滅状態だそうで、さびしい限りですね。

      あと蛇足だけど、大阪で一番人気のあるラーメン屋は90年当時から現在まで「神座」(かむくら)です。金龍道頓堀店のすぐそばです。
      が、今や神座は新宿、渋谷にもできてしまいありがたみが無くなったので、金龍を食べたのは正解かもね。ちなみに渋谷はセンター街をまっすぐ行った交番の裏手のほうに、新宿は歌舞伎町にあります。
      | ボックスオヤジ | 2008/04/17 9:59 PM |
      [金龍ラーメンとたこ焼き]という大阪炭水化物ツアーを、訪問2度目で、しかもお1人で実践されたとはサスガです。しかも新幹線完璧セットを購入し、指定席ゲットという、普通は"本日満足弊店"状態にも拘らず、まだウxチをしていなかったとは、数十行読んだ後に未だに便意という単語が登場し、思わず「おーーーーーーーぇ、オッサンまだクソしてなかったんかぇっ!」と叫んでしまいました。大阪のトイレ事情が悪くて北京に負けた訳じゃない事だけは一言ここで申し上げておきます…。
      | t-vaughanのtはツタヤのt | 2008/04/16 9:35 PM |
      >バディガイがフィナーレのソロ回し

      そうそう、それにジュニア・ウェルズが自分のソロの後、竹田和夫バンドの女ハーピストの口に自分のハープを押し込んで、その女は一瞬泣きそうになったものの、ヤケクソになってジュニアの唾液まみれのハープを吹いた、というのもあったね。
      | ノガッチ | 2008/04/12 4:47 PM |
      ワハハ!!大阪レコ買い紀行最高〜〜〜♪
      いやぁ、さすがですね〜!部長と別れた3秒後にはエサ箱チェック開始。一切の無駄なし!やはり師匠はただ者ではありません。(もし部長が「あそうだ、君…」と振り返っていたらどうなっていたのでしょうか…)

      しかし、そんなレコダイ師匠にすら見放された竹田和夫&ボーイズオンロックス。しかもオビ付き美麗品なのに。(でも525円)
      私もいまでもハッキリと憶えております。シュビドゥバ竹田。カッコわる!ブルースパワーをまんまECバージョンでやっただけでも恥ずかしいのに、挙げ句の果てのシュビドゥバ・ソング。いたた…。あきれたバディガイがフィナーレのソロ回しで竹田和夫にだけはソロを弾かせなかった程の痛さ(憂歌団の木村にまでソロ弾かせてたのに…)。

      それにしても、昼過ぎからう○こを我慢しながらハードなレコ買いを継続し、しかも金龍ラーメンとたこ焼きまで食って、仕上げにビールのロング缶と缶チューハイを飲む。読んでいる方がう○こに行きたくなるような極限状態。隣には亀田弘毅似のヤクザ…
      どおーーーーーーーーーーーーーーん
      さすがは師匠。竹田和夫顔負けのパワーです!

      ということで、来月の野音で20年ぶりのシュビドゥバ・ソングが聴けることを祈っております。 竹田和夫に合掌
      | ノーレイン竹田 | 2008/04/10 1:28 PM |









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