ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
<< V.A./EVERYBODY FUSION! 2 The Best Fusion of Warner Days | main | ウェイン・ショーター/ネイティヴ・ダンサー >>
0
    Donny Hathaway / Never My Love; The Anthology

    JUGEMテーマ:音楽

    ダニーが生前に発表したアルバムは1970〜73年の間に、スタジオ録音3枚、ライブ盤1枚、サントラ1枚に加えてロバータ・フラックとのデュエット1枚のみ。1974年以降はメンタルな病に苦しみ、1979年1月にホテルの15階から飛び降り自殺した。享年34歳。ダニーの音楽は深くゴスペルに根付いたもので、特にそのボーカルは全人類必聴と言いたいくらいに感動的。メンタルを病んでからは、ロバータやジェリー・ウェクスラー、アリフ・マーディンといった大物がいくら称賛しても、自分のボーカルを否定し、歌うことを避けようとしたというから、それも天才ゆえの悩みなのだろう。
    これはRhinoからの4枚組アンソロジーで、ディスク1は代表曲22曲を収録。ディスク2は未発表曲を含む13曲の未発表スタジオ録音集。ディスク3は1971年10月のライブ10曲。ディスク4はロバータとのデュエット13曲を全て収録。3枚のスタジオ・アルバムは全て持っているのでディスク1は要らないかな、と思ったが14曲はアルバム未収録で、もちろんそれらの曲も素晴らしかった。ディスク2は単なるデモ曲も含むが、このボックスのタイトルにもなっている「Never My Love」はまるで完成品で絶品。ダニーのライブが素晴らしいのは今更言うまでもない。NYはグリニッチ・ヴィレッジにあるキャパ200人程度のライブハウス、ザ・ビターエンドはダニーの熱心なファンで埋まり、客席との熱い交感は「The Ghetto」で頂点を迎える。バックはコーネル・デュプリー(g)マイク・ハワード(g)ウィリー・ウィークス(b)フレッド・ホワイト(ds)アール・ドルーエン(per)。ロバータとのデュエットでは「Where Is The Love」と「The Closer I Get To You」の2曲のR&Bチャートトッパーを含む5曲のヒットを生んでいる。ダニーが自死したのはロバータと再びデュエットを録音するためにニューヨークに滞在していた時のこと。R&Bチャート8位の「You Are My Heaven」はその時の録音で、生き生きとしたボーカルは直後に自死するとは到底思えない。28ページのブックレットに掲載されたロバータのインタビューは、死の直前のディナーまでダニーと共にしていたというだけあって、その突然の死に受けたショックが痛々しく語られる。値段も安く大推薦のボックス。★★★★★
    2018.6.12 HMV 輸入新品4枚組 2,412円

    | ノガッチ | ソウル70年代ソロシンガー | 22:22 | comments(0) | - | - |
    0
      スポンサーサイト
      | スポンサードリンク | - | 22:22 | - | - | - |









      CALENDAR
      SMTWTFS
        12345
      6789101112
      13141516171819
      20212223242526
      2728293031  
      << October 2019 >>
      PR
      SELECTED ENTRIES
      CATEGORIES
      ARCHIVES
      RECENT COMMENTS
      MOBILE
      qrcode
      LINKS
      PROFILE
      このページの先頭へ