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ラジオ放送音源のCD化で音質良好。「ノー・リーズン・トゥ・クライ」ツアーから1976年11月、テキサス州ダラスでのライブ。メンバーはジョージ・テリー(g)、カール・レイドル(b)、ディック・シムズ(key)、ジェイミー・オルダカー(ds)、セルジオ・ロドリゲス(per)、イヴォンヌ・エリマン(cho)、マーシー・レヴィ(cho)で、パーカッション奏者がいるのが珍しいがその演奏は殆ど聞こえない。何と言っても選曲が魅力的で、(1)Hello Old Friend、(2)Sign Language、(3)Badge、(4)Knocking on Heaven's Door、(5)One Night、(6)Tell The Truth、(7)Can't Find My Way Home、(8)Blues Power、(9)Layla、というトータル75分。ECがエレキを弾くのは(3)から。その(3)ではワウをかましたソロが激アツ。(7)は全てモリマンが歌ってECは休憩モード。(9)はドラムソロ入りだがジム・ゴードンのソロと違って2分で終わるので一安心。最大の聴き物は、ただのブルース(5)でリード・ボーカルを取るマーシー・レヴィを紹介するECのMCで、ロレツが回っていないベロベロの酔っ払いだ。このツアーではステージ脇にソファが置かれ、ECはライヴの途中でもそこに座ってウィスキーを飲んでいたそうだから、さもありなんだ。(6)(8)(9)は13〜14分もあって、インプロヴィゼーションパートが長いだけに途中ダラける場面もあるが、この頃のECが好きな人ならば入手して損は無いCDだろう。全般にジョージ・テリーの活躍ぶりが目立ち、さすが後にウォーレン・クロマティ・バンドに招聘されるだけのことはある。★★★★
2018.6.12 HMV 輸入新品 1,290円
どおーーーーーーーーーーーーーーーーーん
EC、きたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ということで、局長様。
久々のECのお取り上げ、誠にありがとうございマス!!
しかも、ダラスカウボーイとは!!
ご指摘のとおり、ナニを隠そう私は、この時期のEC(の顔)が最も好きなんです!!なんとイッテも、顔です顔。とにかくカッコいい!!レココレのEC特集号でも触れられていましたが、この時期のEC(の顔)は、「神」のオーラが出まくりの究極のカッコよさです。本盤(のジャケ)しかり。ラストワルツしかり。ホイッスルテストもまたしかりと。
一方、演奏はといえば、これも局長さまご指摘のとおり、ベロンベロンの究極の泥酔ライブ。よくぞ人前に出てきたな、という程のベロンベロン振りです。そのベロンベロン振りは、ホイッスルテストの衝撃映像としても余すことなく記録されておりマスが、本盤もホイッスルテストも、ほぼ同時期に録られたということで、メンバーも、選曲も、構成も、ほぼ同一ですが、ベロンベロンの酔っ払い振りまでが全く同一というのが驚きです。
ホイッスルテストでは、「キャント」を歌うイヴォンヌを紹介する際に、フラフラ出てきたECが、「ミ、ミ、ミス・・・イヴォンヌ、モ、モリマン!!」と叫んで失笑を買うという、観ているこっちが恥ずかしくなるような醜態を、本盤ではマーシー・レヴィでやらかすとは。
え〜い、EC!!少しはシャキッとせい!!
しかしながら、その泥酔・醜態を補って余りあるのがカッコいい容姿、「顔」です。とにかくカッコいい。かのチャーも、名著「クラプトン奏法」の序文で述べているように、「人形もECも、顔が命」。けだし名言です。
ということで、引き続きレコダイでのECのお取り上げを祈念しつつ、失礼いたしマス。