2018.05.06 Sunday 21:36
Allman Brothers Band / Live at Beacon Theatre
JUGEMテーマ:音楽
オールマン・ブラザーズ・バンドの03年、ニューヨークはBeacon Theatreでの2枚組ライブDVD。レココレでこの時のライヴCD「One Way Out」が絶賛されていたので検索してみたら、DVDも発売されていることを発見し、CDよりも安いのでDVDを買ってみた。DVD2枚組にはギッチリと22曲+αを収録。ギターはデレク・トラックスとウォーレン・ヘイズの時期。残念ながらウォーレンがバンドを仕切っていて、あくまでデレクはセカンド・ギターの位置付け。最悪なのは(3)「Statesboro Blues」でデレクでなくてウォーレンがスライド・ソロを弾くこと。ウォーレンもグレートなギタリストだけど、スーパー・グレート・ギタリストのデレクをもっと聴きたかった。いわばディッキー・ベッツがソロを弾きまくるのに、サイドに控えたデュアンがあまりソロを弾かないオールマンズみたいな。しかもウォーレンってデブなうえに般若みたいな悪相なんたよな。と酷く書きましたが、それでもギターソロの3〜4割くらいはデレクなので、十分楽しめます。★★★☆
2018.1.25 アマゾン 輸入DVD2枚組 1,562円
ヘインズの般若の如き悪相!!!
さすがは我が局長。けだし名言。
それにしてもヘインズ氏。あれよあれよという間に、ベッツを追い出し、デレクを脇に追いやり、まさかのデュアンポジション獲得ですか。
私も氏の巨漢ぶりと般若顔、更にはあのダーティーなウーマントーンばりばりのギターサウンドが好きになれません。
そもそもグレートサザンのセカンドギタリストだった彼をベッツがオールマンズに連れてきたのに、親分を追っ払ってデュアンの位置に収まるとは、まさに絵に描いたような下剋上。ベッツにしてみれば庇を貸して母屋を取られたようなもので、心中いかばかりか。
ベッツさん、愛息にその名をつけるほどデュアンを敬愛していたのに、弟との軋轢を解消できず、そのすきにまさか子分のヘインズに取って代わられるとは。かわいそう。グレッグ亡きいま、オールマンズに戻してあげて欲しいものです。
ちなみにベッツさん、5年前にその愛息を引き連れてビルボード東京でライブをヤリましたが、腰も曲がり、よちよち歩きでステージに登場する姿は、観ていて痛々しい程でした。演奏も1時間足らずでさっさと終了。(一応)ステイツボロはやりましたが、まさかのジェシカなし。もはや、たとえ呼ばれたとしてもオールマンズへの復帰は(体力的に)ムリかもしれません。
ECも今や車いす生活とか。かつてのギターヒーロー達が老いさらばえてイクのはつらいものです。