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ニック・デカロ/イタリアン・グラフィティ

JUGEMテーマ:音楽

主にアレンジャーとして有名なデカロが1974年に発表したセカンド・アルバムはAORの先駆けとも言われる。トミー・リピューマと本人の共同プロデュースの元、集められたミュージシャンはデヴィッド・T・ウォーカー(g)、アーサー・アダムス(g)、ウィルトン・フェルダー(b)、ポール・ハンフリー(ds)、ハーヴィー・メイスン(ds)。コンセプトはカーペンターズやビーチ・ボーイズのようなポップ・ミュージックにジャズやソウルのエッセンスを加えてみる、とのことだったそうで、基本はデカロが60年代後半に活躍したA&Mレーベルのソフトロック路線ながら、後にシティ・ミュージックと称されるタイプの音楽へのつながりがハッキリと見える。まだ全く無名だったスティーヴン・ビショップが書いた(1)「ジャマイカの月の下で」がその最たるもので、物憂いボーカル、デヴィッドTの流麗なギター、熱を溜めたドラムブレイクなどソフト&メロウなサウンド・メイクに引き込まれる。以後もオリジナル曲は無く、全曲スティーヴィー・ワンダー、トッド・ラングレン、ジョニ・ミッチェル、ランディ・ニューマンなどのカヴァーだが、都会的で知的なセンスでアレンジされておりアルバムの統一感は高い(ダン・ヒックスの(9)はちょっと違うが)。歴史的名盤。★★★★★

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author:ノガッチ, category:AOR, 22:37
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