2015.09.09 Wednesday
ザ・ハウス・ロッカーズ/ダイナミック・ステージ

立川基地の黒人兵達が結成したR&Bバンド、ザ・ハウス・ロッカーズは赤坂にあったディスコ、"MUGEN"のハウス・バンドとしても鳴らしたバンド、とのことだがこのCDが出るまでその存在を全く知らなかった。これは彼らの3枚目となるアルバムで1969年5月10日、渋谷公会堂でのライブ盤。オーティス・レディング、テンプテーションズ、サム&デイヴなどの有名曲を力強いツイン・ヴォーカルとホーン入りの7人組バンドで聴かせる。バリトンボーカルはやや声が荒れ過ぎだが、テナーボーカルのチェット・フォーチュンは帰国後にアクト・ワン〜テリー・ハフ&スペシャル・デリバリーに参加した逸材で、現在はなんと日本人の奥様と群馬県在住だそうだ。バックのサウンドも文句無しで、これだけレベルの高いソウル・ミュージックが当時東京のディスコで日常的に聴けたというのはスゴイことだと思う。ジャケデザインもグー。★★★★
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