レコダイ2018

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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V.A./インスピレーション&パワー

JUGEMテーマ:音楽

タワーオンラインの【<シン・怒涛のサプライズ>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
怖いもの聴きたさに買ったこの2枚組CDは、日本のフリー・ジャズ史において今日に至るまで歴史的なイベントとして語り継がれる、1973年にアート・シアター新宿文化劇場で14夜(長い!)に渡って行われた「フリー・ジャズ大祭1」(「大祭」というところがフリージャズらしくてイカすし、「1」と言ってもきっと「2」は無かったのだろう)から8組の演奏を収録したアルバム。収録されたのは宮間利之とニューハードオーケストラ、吉沢元治、沖至クインテット、ナウ・ミュージック・アンサンブル、富樫雅彦、佐藤允彦、ニュー・ディレクション・フォー・ジ・アーツ、がらん堂、山下洋輔トリオ。期待した通り、ぢごく(ひらがなの方が「地獄」感が出ると思う)のような演奏が繰り広げられる。最もスゴイのは高柳昌行(g)率いるニュー・ディレクション〜の「集団投射」で、耳に突き刺さるようなノイズの洪水。実際は1時間以上あった演奏の最後の10分を収録したものだというから、現場にいてこれを1時間以上聴かされた聴衆にはたいへんな拷問だったことだろう。吉沢元治のキコキコ、キョロキョロというベースソロ11分というのもモーレツにキツイ。でもそういったキツイところが笑えて楽しいんだよな、フリー・ジャズ!★★★★★

2017.8.30 タワーオンライン 新品紙ジャケHQCD2枚組 1,642円 60%引き

 

坂元輝トリオ/海を見ていたジョニー

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坂元輝(p)根市タカオ(b)渡辺毅(ds)のトリオによる昭和55年10月13日、陸前高田市のジャズ喫茶「ジョニー」でのライブ録音で、その店のレーベル「ジョニーズ・ディスク・レコード」がリリースする5枚目のアルバムとなった。店名は五木寛之の小説「海を見ていたジョニー」からで、「日本で唯一の日本人ジャズレコード専門の店」を標榜し昭和50年にオープンした。主役の坂本輝はプレイヤーというよりもジャズピアノ講師としての活動が中心だそうで、このCDで初めて知った名前。演奏曲はスタンダードの「レフト・アローン」「マイ・フェイヴァリット・シングス」「枯葉」と原曲の名残が全くないほどにアレンジされた「夕やけ小やけ」。オーソドックスなピアノだと思うのだがあまり黒々しくなく、何とも日本的な感じがして「和ジャズ」と呼ぶのがふさわしく、ジャズ批評2006年5月「和ジャズ特集」で名盤200に選出されているそうだ。再現されたライナーには五木寛之本人が寄稿しているほか、地元企業の広告が掲載されたりして面白い。「ジョニー」は3.11で跡形もなく流されてしまったが翌年には復興し現在も営業している。★★★★
2016.11.4 アマゾン 新品紙ジャケHQCD 1,685円 35%引き

福居良トリオ/シーナリィ

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たまにはストレートなジャズの紹介を。北海道在住のピアニスト、福居良が76年トリオ・レコードに残したファースト・アルバム。福居(p)伝法諭(b)実弟の福居良則(ds)のトリオ編成で、(1)「イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー」(4)「柳よ泣いておくれ」(5)「枯葉」などのスタンダード・バラードを中心とした演奏。しかし(3)「アーリー・サマー」のソロは同じフレーズの繰り返しが多く、速いテンポの曲はイマイチ得意ではなさそうだ。ケレン味の無いスウィンギーなピアノは好感度大で、最大の魅力は英語じゃなくどこか日本語で語りかけてくる感じがするところ。良盤。★★★★
2016.11.4 アマゾン 新品紙ジャケHQCD 1,814円 30%引き

森山威男カルテット/ライヴ・アット・ラヴリー

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山下洋輔トリオの初代ドラマー、森山威男のカルテットによる1990年12月、名古屋のジャズクラブLOVELYでのライブ。森山は85年、病気療養のため夫人の出身地である名古屋に転居し音楽活動をほぼ停止していたが、89年から活動を再開。このライブでは77年カルテット結成時のオリジナルメンバー、板橋文夫p、井上淑彦ts、望月英明b、がそろっている。内容はドッシャーン!バッシャーン!とメタメタにハードなジャズ。白眉は20分を超す(3)「エクスチェンジ」で、板橋がグガングガン!グワッシャーン!、とピアノソロで上りつめた所からテーマに戻る瞬間がカタルシス。そしてソロを引き継いだ井上がさらに暴れまくってコーフンはクライマックスになる。(5)「グッドバイ」もハードボイルドな抒情味がカッコイイ。痛快丸かじりのライブ盤だ。★★★★★
2016.5.3 友人から購入 中古紙ジャケ 500円

渡辺貞夫/ラウンド・トリップ
ナベサダが1970年6月18日のスイスのモントルー・ジャズ・フェス出演を含む欧州ツアーに続いて渡米し、7月11日にニューポート・ジャズ・フェスに出演した後、7月15日にニューヨークで録音されたのが本盤、メンツはマイルス・グループ在籍中のチック・コリアp、key、同じくマイルス・グループのジャック・ディジョネットds、ウェザー・リポート結成前のミロスラフ・ヴィトウスac-b、と超強力。対するナベサダはアルトは吹かず、ソプラニーノとフルートを演奏。ナベサダはこのソプラニーノという楽器をよく使うが、チャルメラみたいな音なので重量級のリズム・セクションに負けている、どころか惨敗というのがワタシの印象。そもそも音楽はフリー・ジャズと言っていいほどのアバンギャルド系で、ナベサダのアルバムとしては異色中の異色。特に表題曲(1)でのコリアは、「サークル」結成3か月前だけあって思いっきりフリー・ジャズだ。ナベサダの名曲(3)「パストラル」も曲名の「牧歌的」とはほど遠く、ヴィトウスが過激にやりたい放題。ナベサダのファンにはオススメしないが、バックの3人がメチャクチャやるのを好きな人には超オススメ。特にヴィトウスがイイ。★★★☆
2015.12.26 HMV 国内新品 847円 22%引き
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渡辺貞夫/same
72年1月、日テレの企画でアフリカを2週間訪問したナベサダが帰国後の2月24日深夜、無人の「イイノホール」で録音したアルバムで、同年のスィングジャ−ナル「ジャズ・ディスク大賞」の日本ジャズ賞に輝いている。ナベサダas、ss、fl、福村博tb、板橋文夫p、古野光昭b、倉田在秀dsという当時のナベサダ・グループに高柳昌行gがゲスト参加。高柳はフリー系のジャズマンで、ここでもノイズをまき散らしたりして特異感は絶大。全曲、スワヒリ語のタイトルがつけられた全9曲は「アフロ色濃厚なスピリチュアル・ジャズ」で、特に(2)「ムトト」(6)「バラバラ」が大爆発状態だ。特筆ものは大きくミックスされた古野のブットいベースで、このベースが尋常ならざる緊張感を生み出している。ラストの「ウメメ」のみはオーソドックスなバップサウンドで、これでアルバムの後味がサッパリする。★★★★★
2015.12.23 タワーオンライン 国内新品 818円 24%引き
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日野元彦/流氷+2

日野元彦ds、清水靖晃ts,ss、渡辺香津美g、井野信義bのレギュラー・グループが山口真文tsをゲストに迎えた1976年2月7日、根室でのライブ盤は元彦の代表作と評される。元は3曲だったがCDではボートラを2曲収録しており、全曲10分超の熱演。サックスは清水と山口のどちらが吹いているのか聴き分ける耳はワタシには無いが、(2)「ソウルトレーン」は山口をフィーチャーとライナーノーツに書いてあり、このサックスは素晴らしい。ならば(4)「ミルキー・シェード」のサックスは清水だとワタシは推測するが、これもまた堂々としたブロウだ。香津美はラリー・コリエル直系のゴリゴリとしたプレイとオーソドックスな(ただしソフトではない)ジャズ・ギターで縦横無尽。元彦が書いた表題曲もドラムソロも根室に押し寄せる流氷のよう(見たこと無いけど)。スリー・ブラインド・マイスらしいジャケデザインもグー。なお元彦は1999年に53歳の若さで亡くなったがオラも今年53歳になるぢゃないか。★★★★

2015.4.4 HMV 紙ジャケBSCD 2,160円 20%引き

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日野皓正/タローズ・ムード

ヒノテル、73年6月ドイツのクラブでのライヴ2枚組。メンツは益田幹夫p、池田信夫b、日野元彦ds、今村祐司perのワンホーン・クインテット。ヒノテルのプレイは滅茶キレていて、バンドのテンションも高いのだが、全7曲中5曲が12分以上、うち1曲は25分32秒と、聴き通すのはかなりキツイ。しかし、それは血圧やコレステロールや体脂肪を上がりっ放しにしたまま52歳を迎えた今のワタシにキツイということであって、演奏自体は当時30歳のヒノテルが75年の渡米を前に、世界相手にヤったるで!と血気盛んに、きっとドイツ人もドギモを抜かれたであろう、痛快なもの。 なお、enjaレーベルは最近はSolidレコードが税抜1,000円で精力的にCD化を進めており、ワタシもどれを買おうかと吟味中の有難いリリースだが、このCDはP-Vineが権利を持っていた時の紙ジャケ。シングルジャケにCDが2枚入っているからショボイ作りだなあ、と思ったら元々1枚物LPだったところにボートラを収録してCD2枚になった拡大盤だった。★★★★

2014.11.13 HMV 新品紙ジャケ2枚組 2,160円 20%引き

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山本剛トリオ/ミッドナイト・シュガー、ライヴ・アット・ミスティ

74年3月録音、山本がもうすぐ26歳という時のデビュー・アルバム。そのA面1曲目の表題曲はいきなり12分に及ぶオリジナルのブルース。後年のまるで黒人のようなブルース臭さ(「臭さ」といっても良い意味です)はまだ感じられないが、歌心は十分でインパクトは十分。5曲中4曲がスロー〜ミディアムだが、歌心があるので飽きが来ない。

今年3月、山本剛トリオは生まれ故郷の佐渡で2回目の凱旋公演を行ったが、そのプロモーターだったワタシの幼なじみイノマンからメンバーのサイン入り「ライヴ・アット・ミスティ」を頂戴した。ありがとうございます。山本がハウス・ピアニストだった六本木のクラブ「ミスティ」での74年クリスマスライヴ盤で、1曲目の「スウィート・ジョージア・ブラウン」からしてウキウキするような躍動感、期待感にあふれる。(3)でのベースのアルコソロにはちょっと引いてしまったが。最後は「モーニン」という大有名曲で締めてくれるのもワタシのようなジャズのシロートには親しみやすい。

「ミッドナイト〜」★★★★ 2014.6.10 HMV 新品紙ジャケBSCD 2,295円 15%引き

「ライヴ〜」★★★★★ 2014.8.16 イノマンより頂戴 新品紙ジャケBSCDサイン入り 

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山本剛トリオ/ジェントル・ブルース、この素晴らしき世界

ゴールデンウィークに帰省した折、同級生で工務店社長であるばかりか今やプロモーターとしての顔も持つイノマンから素晴らしいプレゼントを頂戴した。それは今年3月に生まれ故郷の佐渡で2度目の凱旋公演を果たした山本剛さんのトリオ全員のサイン入りCD2枚。2枚とも山本p、rhodes、香川裕司b、大隅寿男dsによる2013年1月23日録音。まず「ジェントル〜」だが、ライナーノーツで中山康樹氏が「誰もが内心で『山本剛に弾いてほしかった』『山本剛のピアノで聴いてみたかった』と思っていたような曲がズラリと並んでいる」と書いている通り、歌心にあふれた親しみやすい演奏。また中山氏は「山本剛とその音楽は、どうしても上京者の視点と思い出を抜きに語ることはできない」と書いているが、大学進学で東京に出てきた時に、剛さんの名盤「ミスティ」が好きな6歳上の兄に六本木のジャズクラブに連れて行ってもらったワタシはこのくだりにハゲしく共感した。「この〜」の市川正二氏のライナーに、六本木のピザハウス、ニコラスで演奏しているところをスカウトされてプロデビューした、という記述がある。六本木のニコラスといえば作家、椎名誠氏が若い頃に皿洗いのバイトをしていた店。シーナは剛さんの演奏を聴く機会が有ったのだろうか?ローズを弾く3曲はボートラ扱いでの収録となっているが、ローズでの「月の砂漠」はとてもイイ。2枚のCDのメインとなる内容は素晴らしいとしか言いようが無いので、その周辺情報についてコメントしました。イノマン、有難うございました。2枚とも★★★★★

2014.5.3 イノマンより頂戴 国内新品生サイン入り 

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