レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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ダン・シーゲル・フィーチャリング・リー・リトナー&ジョン・クレマー/ナイトライド

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ダン・シーゲル(key)には全然興味は無かったが、金澤寿和氏のブログで「あの頃のクロスオーヴァー・フュージョンは良かったなぁ〜、と遠い目になりそうな一枚」と紹介されているのを見て即買いした1979年盤。これはイイ!2年前に入手した『ジョン・ファディス/展覧会の絵』以来のフュージョン掘り出し物。バックはロブ・トーマス(b, vln)ギャリー・ハグバーグ(g)ゲイリー・ホッブス(ds)という無名の人たちで、リー・リトナー(g)とジョン・クレマー(sax)が1,2曲でゲスト参加している。リトナーのいつに無くロッキッシュなソロやクレマーの男気溢れるブローも印象的だが、現在は大学の哲学教授だというギターのハグバーグが上手くて最高だ!ちなみに金澤氏にこのアルバムがスゴくイイゼ!と教えたのは、氏の親友である角松敏生だったそうな。★★★★★
2023.3.25 アマゾン 国内新品 1,210円

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Greg Mathieson / For My Friends

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ラリー・カールトンの「ルーム335」等でそれはそれは素晴らしいキーボードプレイを聴かせてくれたマシソンの1989年リーダー作。バックはマイケル・ランドウ(g)エイブラハム・ラボリエル(b)カルロス・ベガ(ds)ルイス・コンテ(per)。(1)「I Don't Know」と(6)「Goe」は全盛期のルカサーを捉えたエネルギッシュな『ベイクド・ポテト・スーパー・ライヴ』に入っていた曲の再演。メンツは良いし、曲はバラエティに富んでいて、各人のソロもたっぷりフィーチャーされている。なのになぜかアルバムとしては面白みに欠け、平均的な出来としか言いようがない。1989年といったらフュージョン音楽の最盛期はとうに過ぎており、その頃のマジック=時代の音、は再現できないものなのだろうか。まあ一因はランドウの深いディレイのかかった音色がイマイチなことにある。★★★
2023.2.11 お茶の水ユニオン 輸入中古 630円

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チック・コリア/シークレット・エージェント

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1978年作。チック・コリア(key)ジョー・ファレル(reeds)アル・ヴィズッティ(tp)バニー・ブルネル(b)トム・ブレックライン(ds)アイアート・モレイラ(per)ゲイル・モラン、アル・ジャロウ(vo)。まず(1)「ゴールデン・ドーン」に腰が抜けた。コリアの曲のリズムが四つ打ちドラムのロック・ビートだなんて!(4)(5)はモラン、(8)はジャロウの歌入り曲だが、二人とも「幅広い音程や様々な声色が出せる楽器的なボーカルで凄いだろ」という感じのスタイルでワタシは嫌い。収穫はテクニカルで直球フュージョンの(6)「フィックル・ファンク」とラテン・リズムの(9)「セントラル・パーク」くらいか。ブルネルが結構かっこいいベーシストだということが分かったのも収穫ではある。★★
2022.9.4 吉祥寺ユニオン 未開封中古SHMCD 1,150円 30%引き

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ホルヘ・ダルト/リッスン・アップ

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ジョージ・ベンソン・グループの一員として『ブリージン』等でプレイしたアルゼンチン出身のピアニストによる1978年作。そのベンソン・グループは(5)「スパニッシュ・ハーレム」で大集合し、ベンソン大将も本気のソロを弾いている。オープニングの表題曲はまるでリチャード・ティーのようなイケイケ曲でマイケル・ブレッカーのソロをフィーチャー。続く(2)「サンバ・オール・デイ・ロング」ではヒューバート・ロウズ(fl)が活躍する。以降もダルトの美しいピアノが聴けて、それはそれで結構なのだが、ワタシ的にはちょいと全般的におとなしすぎる。(1)(2)の路線の曲がもっと有れば良かったのだが。★★★
2022.7.1 タワーオンライン 国内新品 1,210円 定価

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Tom Coster / Forbidden Zone、From The Street

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サンタナの1977年のアルバム『ムーンフラワー』でのキーボード・プレイが気に入ったので買ってみたトム・コスターのソロアルバム2枚。『Forbidden〜』は1994年のリリースで、コスター(key)ボブ・バーグ(sax)スコット・ヘンダーソン(g)アルフォンソ・ジョンソン(b)デニス・チェンバース(ds)など。『From〜』は1996年のリリースで、デニチェン(ds)ディーン・ブラウン(g)シーラE(per)など。結論はどっちもただのハード・フュージョンでハズレ。例えば最初は静かに始まって、途中のキメの後からはリフレインでグッと盛り上がっていく、というような展開は全然無く、テーマの後は腕達者なメンバーがジャジャーッとソロを弾き散らかしてオワリ、みたいな感じ。まあこの頃のフュージョンは、スムース・ジャズ以外は皆こんな感じだったので時代的に仕方が無いか。『Forbidden〜』の方がまだ印象的なテーマの曲があるのとボブ・バーグのプレイが良い分マシ。
『Forbidden〜』★★ 2022.3.20 新宿ユニオン 輸入中古 780円 
『From〜』★ 2022.3.26 渋谷ユニオン 輸入新品 680円

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ボブ・ジェームス/ラッキー・セヴン+1

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1979年リリースの通算7枚目。メンツはドラムにガッド、アイドリス・ムハマッド、ベースがゲイリー・キングにニール・ジェイスン、ギターにハイラム・ブロックとエリック・ゲイル、ホーンズにサンボーンにブレッカーといったところでいつも通り。と、投げやりな感じのメンバー紹介になってしまったが、内容はたいへん良い。(1)「ラッシュ・アワー」はタイトルの通り、目まぐるしく曲想が変わる展開で、ブロックのギター・ソロをフィーチャー。(4)「ビッグ・ストーン・シティ」もこれに似た曲で、この2曲は前作『タッチ・ダウン』直系の感触。(2)(3)はCTI時代のよう。(5)「フレンズ」はニール・ジェイソンのボーカルをフィーチャーした曲で、ホール&オーツが歌うフィリー・ソウルのような佳曲。(6)「フライ・アウェイ」はメランコリックなリフレインが印象的な比較的シンプルな曲。ボートラの(7)「サマー、フォール、ウィンター、スプリング」は何も解説書に記載されていないのでいつの録音かも不明だが、私が最も好きな5作目の『ヘッズ』に近いアレンジで曲も良く、このボートラ収録は価値が高い。★★★★☆
2019.10.22 HMV 国内新品 935円 15%引き

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チャールズ・アーランド/カミング・トゥ・ユー・ライヴ

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このアルバムの存在は知らなかったなあ。オルガン奏者チャールズ・アーランドがマーカス・ミラー、ブレッカー・ブラザーズ、バディ・ウィリアムス、ロドニー・ジョーンズ、ドク・パウエル、メルヴィン・スパークスらのサポートを得てファンク・フュージョンを繰り広げる1980年盤。半分はブラコン系歌物で、聴き物はマーカスのベースがペキペキと唸り、マイケル・ブレッカーのサックスが咆哮するインスト曲。マーカスは全曲参加なのでマーカスのファンならば聴き逃せないアルバム。隠れ「名盤」という程ではないが、隠れ「好盤」だ。★★★★
2016.11.24 タワーオンライン 国内新品 918円 15%引き

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ダン・シーゲル/ロスト・イン・メモリー

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キーボーディストのシーゲルが82年にリリースしたメジャー・レーベルからのデビュー作(通算では4作目)。メロディーを重視した、後の「スムース・ジャズ」の先駆け的なサウンドで、ラリー・カールトンg、ポール・ジャクソンJr.g、トム・スコットsax、エイブ・ラボリエルbなどが参加するものの、演奏は匿名性が高い。82年当時こんな感じの曲が街に流れていたような気がするなあ、という懐メロBGM感覚でこのCDを聴いた。当時の日本盤LPの金髪ビキニ女性の後ろ姿ジャケを復刻して欲しかった。★★★☆
2016.5.26 HMV 国内新品 776円 28%引き

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ボビー・ライル/ジェニー

ボビー・ライルという人は全然知らなかったが、スライ・ストーン、ジョージ・ベンソン、フィリス・ハイマンなどと共演してきた実力派ピアニストだそうで、この77年作が初めてのリーダー作。全曲ライルの作曲で、77年らしいクロスオーバー・サウンドが聴ける。バックは、EW&Fのローランド・バウティスタg、クルセイダーズのビル・ロジャースg、トニー・ベックb、スティーヴ・グティエレスds等。バウティスタのリズム・ギター、ロジャーズのソロも良いが、初めて名前を聞くドラマーのグティエレスのハーヴェイ・メイスンのようなイキの良さが印象的だった。ただし、(7)「マザー・ナイル」はエジプトを舞台にしたハリウッド映画の挿入曲みたいで超カッコ悪い。現在のライルはスムース・ジャズを演っているそうで、それはワタシとしては全く興味の対象外。★★★☆
2015.12.26 HMV 国内新品 1,102円 22%引き
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カーラ・ブレイ/ディナー・ミュージック
前衛的なアプローチで知られる女性作編曲家のカーラ・ブレイkey、voがスタッフと共演した1976年録音。ラズウェル・ラッドtb、カルロス・ワードsax、マイケル・マントラーtp、ボブ・スチュワートtubaという彼女のバンドメンバーに、エリック・ゲイルg、コーネル・デュプリーg、リチャード・ティーkey、ゴードン・エドワーズb、スティーヴ・ガッドds、というクリス・パーカーds以外のスタッフ5人が全面参加。作曲もプロデュースも全てカーラの手によるもので、曲はイイし、管楽器奏者のソロやハーモニーとスタッフのソウルフルな演奏とのバランスもバッチリ。ラッドのトロンボーンが最もフィーチャーされているが、ゲイルとデュプリーもしっかりフィーチャーされている。カーラは(4)「ダイニング・アローン」でアンニュイな歌声を披露するが、これまたイイ。スタッフをはじめとする一般的な「フュージョン」とは感触が違うが、これはこれでメロディーもハーモニーも美しい名作。★★★★★ 2015.10.17 高田馬場ユニオン 国内中古 932円
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