レコダイ2018

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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ジョージ・ベンソン/GBコレクション

JUGEMテーマ:音楽

1968年〜81年のCTI、ワーナー、とレーベルの枠を越えたベスト16曲。このベスト盤の価値はこのアルバムでしか聴けない(と思う)ジェイ・グレイドンがプロデュースした(1)「ターン・ユア・ラヴ」と(4)「ネヴァー・ギヴ・アップ」の2曲で、前者はR&Bチャート1位、ポップ5位のヒット。後者もリズムのキレも素晴らしいポップな名曲だ。デユエット曲では、(2)「想い出の旅路」が先日他界したクイーン・オブ・ソウル、アレサ・フランクリンとのポップ・バラード、(14)「ムーディーズ・ムード」はパティ・オースティンとのジャズ、(15)「ウィ・ガッタ・ザ・ラヴ」はチャカ・カーンとのファンク。1976年にポップチャートで1位を飾りフュージョン音楽の幕開けを告げたアルバム「ブリージン」からは表題曲(13)とベンソンのボーカリストとしての実力を知らしめた(7)「マスカレード」をキッチリ収録。80年には御大クインシー・ジョーンズをプロデューサー迎えてブラコンに踏み出した(3)「ギヴ・ミー・ザ・ナイト」がR&Bチャート1位。ワタシが一番好きなのはファンクバンドLTDの(8)「愛のバラード」で、原曲はスローバラードだが、ここではテンポを上げて最高のフィリーダンサーに仕上がっている。そして最後はホイットニー・ヒューストンのカバー・バージョンで有名な(16)「愛は偉大なもの(The Greatest Love Of All)」。ワタシにとってこの曲は聴くたびに泣ける世界最強のバラード曲でありまして、バンドをバックに自分で熱唱することが夢です!

CTI時代の曲はベンソンのギタリストとしての実力を示すものではあるものの、ワーナー時代と曲調があまりに違うので別のベスト盤にした方が良かったかな。★★★★

2018.5.23 芽瑠璃堂 国内新品 1,041円 26%引き

ジョン・トロペイ・ウィズ・スティーヴ・ガッド、ウィル・リー他/トロペイ

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ワタシが大好きなジョン・トロペイ(g)はデオダートの「ツァラトゥストラはかく語りき」への参加で大きな注目を集めたセッション・ギタリスト。本作はアナログの時には「海底楽園」という邦題が付いていた1975年の初リーダー・アルバム。このCDではアルバム・タイトルは元題通り「トロペイ」になったが、オビに記載された名義はトロペイ単独でなく、スティーヴ・ガッド(ds)やウィル・リー(b)との連名に変えられており、発売元の日本コロンビアは酷いことをするもんだ。実際の参加メンバーは、ガッドとリーの他に、リック・マロッタ(ds)、ドン・グロルニック(key)、マイケル・ブレッカー(ts)、ランディ・ブレッカー(tp)、デヴィッド・サンボーン(as)、エウミール・デオダード(key)など。ガッドとマロッタのツイン・ドラム体制はトロペイのアルバム(およびライブ)では恒例だ。フュージョン以前のまだ「クロスオーバー」だった時代を代表するアルバムの一つ。★★★★☆
2017.11.5 高田馬場ユニオン 未開封新品 1,550円 28%引き

 

アル・ディメオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア/フライデイ・ナイト・イン・サン・フランシスコ

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パコ、ディメオラ、マクラフリン、3人のギター・マスターがアコースティック・サウンドの極致を聴かせた1980年サンフランシスコでのライブ+1。久しぶりに聴いたがやはりスゴイ!演奏は順列組合せで、(1)「地中海の舞踏」がパコ&ディメオラ、(2)「黒い森」はディメオラ&マクラフリン、(3)「フレボ」はマクラフリン&パコ、(4)「幻想組曲」は3人そろい踏み。パコの名前を世界に知らしめた(1)はディメオラのスピードもモーレツだが、対抗するパコの力強い指弾きでのドリルのような高速フレージングも圧巻。(2)は途中おふざけでピンク・パンサーのテーマ〜スローブルースになる部分があるのだが、ソロの出だしこそブルースの常套フレーズを弾くがすぐにいつも通りに超高速で引き倒すディメオラが笑える。(3)は2人が同じフレーズを掛け合いするエンディングが息をのむスリリングさ。(4)は3人のソロ交換の間隔がどんどん短くなってスパイラル状態で高みに上っていくさまが壮絶。(5)「ガーディアン・エンジェル」は3人でのスタジオ録音。★★★★★
2017.9.9 渋谷ユニオン 国内中古 553円

リー・リトナー/ファースト・コース

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リトナーが23歳のときにリリースしたファースト・アルバム。バックはデイヴ・グル―シン(key)、ハーヴィー・メイソン(ds)、トム・スコット(sax)を中心にルイス・ジョンソン(b)、チャック・レイニー(b)なども参加。9曲中5曲がリトナーのオリジナル。(1)「ほんの少し」はデビュー作のオープニングにふさわしい爽やかな佳曲。本アルバムのベスト・トラックはギターの単音ミュート・バッキングで始まる(8)「ワイルド・ライス」で、ファンキーなリズム、切ないBメロ、ロッキッシュなソロ、ユニゾンのキメ、とリトナーのショーケースのような曲で、(2)「スイート・シンコペイション」も同じタイプの曲。(4)「ファットバック」のようなブルージー&ソウルフルな曲の一方で、クラシック・ギターによる(5)(9)もあり、音楽性の幅広さを見せつける。充実したデビュー作だが、77年にリリースしたセカンド・アルバム「キャプテン・フィンガーズ」こそがフュージョンを代表する屈指の名盤だ。★★★★
2016.12.26 タワーオンライン 国内新品 830円 23%引き

ジョン・マクラフリン/エレクトリック・ギタリスト

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しばらくインド音楽にハマってアコースティック・ギターばかりを弾いていたマクラフリンが、久々にエレクトリックに復帰して76年に発表したオールスター・セッション・アルバム。(1)はマハヴィシュヌ・オーケストラの再現、(2)はカルロス・サンタナとのインド〜ラテン系の曲、(3)はデヴィッド・サンボーンとの初共演、(4)「ドゥ・ユー・ヒア・ザ・ヴォイス・ザット・ユー・レフト・ビハインド?」はチック・コリア、スタンリー・クラーク、ジャック・デジョネットとのセッションでこのアルバムのベスト・トラック。(5)はジャック・ブルース&トニー・ウィリアムスとライフタイムの再現、(6)はビリー・コブハムとの壮絶なフリー・デュオ、(7)はソロ・ギターという按配。この人のギターはゴツゴツして決してとっつきやすいようには思えないのに、メジャー・レーベルからアルバムを出し続けられるだけの人気を維持しているのが不思議です。★★★★
2016.11.24 タワーオンライン 国内新品 918円 15%引き

ワー・ワー・ワトスン/エレメンタリー

内JUGEMテーマ:音楽

モータウン系のセッション・ギタリストとして活躍し、ハービー・ハンコックとの共演でも名声を博したワー・ワー・ワトソンによる1976年発表の唯一のリーダー・アルバム。バックはレイ・パーカーg、ジョー・サンプルkey、ルイス・ジョンソンb、オリー・ブラウンdsを中心としてハンコックkey、デヴィッド・T・ウォーカーg、ジェイムズ・ジェマーソンbなども客演。本人のボーカル曲が主体でギターがメインとなるのは全10曲中(1)と(3)の2曲くらい。ボーカリストとしての力量は特筆するほどのものではないが、(8)「ラヴ・エイント・サムシング」はグルーヴィーなメロウソウルの大傑作。アルバムの完成度は高いとは言えないが、なにせワー・ワー唯一のアルバムだから好き者にはタマらないアルバムで、ワタシもその内の一人。★★★☆
2016.10.22 HMV 国内新品 1,080円 定価

ジョン・トロペイ/トゥ・タッチ・ユー・アゲイン

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NYのセッション・ギタリスト、ジョン・トロペイの1979年サード・アルバム。バックはウィル・リーb、リチャード・ティーkey、ドン・グロルニックkeyなどでドラムはファースト&セカンド・アルバム同様に多くの曲でスティーヴ・ガッドとリック・マロッタのツイン・ドラムという豪華な編成。ティーがピアノで参加するといきなりトロペイのギターもスタッフみたいになってしまうのはご愛嬌だが、それだけティーのピアノは場を支配する力が強いのだなと思う。トロペイのアルバムはどれも良質なNYフュージョンで本作も大推薦盤。在庫が少ないようなので入手はお早めに。★★★★☆
2016.7.18 新宿タワー 国内新品BSCD 2,016円 定価

ハイラム・ブロック/ウェイ・クール

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先日紹介した「ギヴ・イット・ホワット・ユー・ガット」(87年)に次ぐメジャー3作目となる92年作。メンツは自身のレギュラー・バンドのデイヴ・デルホームkey、スティーヴ・ローガンb、スティーヴ・ウルフdsが中心だが、ストリート・ファンクの1曲目だけはウィル・リーbを起用し、彼の強烈なチョッパーベースは最高!シンセベースが唸ったりスクラッチが入ったりと、リズム的にはかつてのフュージョンからは遠く離れてしまった曲もあるが、美メロが残っているので楽しく聴けた。ラストのビートルズカバー「ディアー・プルーデンス」のドラマチックなソロもイイ。ロッキッシュなイメージが強くて興味の持てないギタリストだったけど、ちゃんと弾ける人だったんですね。ジャケ写もカッコ良いハイラムだが、晩年は超デブになって2006年に52歳の若さで亡くなった。モテモテ→自堕落な生活→激デブ化→早死に、というパターンはルイス・ジョンソンを思い起こさせる。★★★★
2016.4.25 HMV 国内新品 881円 18%引き

ハイラム・ブロック/ギヴ・イット・ホワット・ユー・ガット

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ロック・フィーリング溢れるソロがトレードマークのカッ飛びギタリストのメジャーでのソロ2作目となる87年盤。ワタシは彼のコーラスを深くかけたギターの音色が好きじゃなくて興味の範疇外だったが、ちゃんと聴いてみると悪くないですな。特にハイラム自身がヴォーカルを取った2曲、(2)(8)がいい(ヴォーカルはうまくないが)。(2)はとてもキャッチーなメロディーを持ったダンス・ナンバーで、バラードの(8)ではデヴィッド・サンボーンの入魂のソロが聴ける。サム・クックの名曲(3)「ユー・センド・ミー」をアル・ジャロウが歌うが、ジャロウの歌にはソウルが無いから人選ミス。スティーリー・ダンの(7)「プレッツェル・ロジック」のカバーはカッコよく仕上がった。★★★☆
2016.4.25 HMV 国内新品 881円 18%引き

Steve Khan/Eyewitness - Modern Times - Casa Loco

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スティーヴ・カーンが80年代に日本のトリオレコード制作で吹き込んだ1981年の「Eyewitness」、六本木ピットインでの1982年ライヴ盤「Modern Times」、1983年の「Casa Loco」を2CDにパッケージした英国盤。いずれのアルバムもカーンg、アンソニー・ジャクソンb、スティーヴ・ジョーダンds、マノロ・バドレーナper&voの固定メンバー。そのサウンドは浮遊感が溢れる唯一無二のものだが、あまりとっつきやすいものではなく、だから2枚目と3枚目は日本のみの発売だったようだ。1枚目に比べると曲が親しみやすく、演奏のダイナミズムも増した2枚目のライブ盤がベスト。3枚目はポップ寄りでニューウェーヴっぽかったり、ベンチャーズもどきを演ったり、バドレーナのボーカル曲はポリスみたいだったりして試行錯誤的だ。ちなみにカーンはひどく漫画の「Dr.スランプ」がお気に入りだったそうで、1(2)は美しいバラードなのにタイトルはもろに「Dr. Slump」。2(1)のタイトルも「Penguin Village」だ。★★★☆
2016.4.20 HMV 輸入新品2枚組 1,639円