レコダイ2018

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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タイロン・デイヴィス/ブランズウィック・コンプリート・シングル・コレクション
1968年に発表した第一弾シングル(1)「キャン・アイ・チェンジ・マイ・マインド」が全米チャート5位、R&Bチャート1位に輝き、以降76年までのダカー在籍中に9曲のR&Bチャートトップ10ヒットを放ったシカゴ・ソウルの大御所による全シングル音源を網羅した2枚組全51曲。解説書にR.ケリーの以下の発言が掲載されている。「甘いハーモニーに金管楽器や弦楽器を従え、南部とゴスペルのソウルのブレンドとして知られるシカゴ・ソウルは、当時のデトロイトとメンフィスの音楽に見劣りしなかった」。これはタイロンについて語ったものではないが、このCDでのタイロンに見事にあてはまり、そのシカゴ・ソウルは「見劣りしない」どころか素晴らしい。ワタシは今までタイロンのアルバムを全く持っていなかったのだが、こんなグレイトな人を聴いていなかったわきの甘さを反省した。このCDを出してくれたソリッド・レコードに感謝。歌詞が付いているののも立派。★★★★★
2015.11.18 タワーオンライン 国内新品2枚組 2,029円 26%引き
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ボビー・ウーマック/ライヴ
2014年6月に70歳で亡くなった「ラスト・ソウル・マン」ことボビー・ウーマックの70年発表のサードアルバムはライブ録音。
クレジットが全然無いため、録音の日付も場所もメンバーも全く不明だが、ポール・バタフィールドのカバーで有名な「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラブ」の作者であるパーシー・メイフィールドが(6)「ラフィング・アンド・クラウニング」でボーカルを取ることだけは、そう紹介されているから分かる。自作曲で当時ヒットしていた(2)「オー・ハウ・アイ・ミス・ユー・ベイビー」で軽快にスタートした後は(3)「夢のカリフォルニア」(4)「サムシング」(5)「うわさの男」とロック系の曲が続き、サム・クック作の(6)を経て、ウーマックがウィルソン・ピケットに書き下ろしたジャンプ・ナンバー(7)「アイム・ア・ミッドナイト・ムーヴァー」で一気にテンションが上がる。(8)「プリーチャー」はゴスペル的な客席との語り&レスポンスが6分近く続くもので(サイコー!)、それをイントロとして(9)「モア・ザン・アイ・キャン・スタンド」になだれ込むところがこのアルバムの白眉。解説書で鈴木啓志先生が前半の選曲から、録音場所は白人が多いクラブだと断定しているが、後半のゴスペル的な展開での客席のノリの良さを聴くとそうとも言えないのではないかと思う。★★★★
2015.3.15 渋谷ユニオン 国内新品 864円 33%引き
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ボビー・ウーマック/マイ・プレスクリプション
2014年6月に70歳で亡くなった「ラスト・ソウル・マン」ことボビー・ウーマックの69年発表セカンドアルバム。
冒頭の(1)「ハウ・アイ・ミス・ユー・ベイビー」と(2)「モア・ザン・アイ・キャン・スタンド」はそれぞれR&Bチャート14位と23位のヒットとなったボビー節全開の素晴らしいミディアムだが、それ以上に良いのが(5)「アイ・キャント・テイク・イット・ライク・ア・マン」。サム・クック師匠をカバーした(8)「アイム・ゴナ・フォゲット・アバウト・ユー」も絶品。(10)「トライド・アンド・コンヴィクテッド」はストリングスとリズムが春風のようはダンスナンバー。K.King作とクレジットされた(4)「エヴリワンズ・ゴーン・トゥ・ザ・ムーン」は普通に良いバラードに聞こえるが、歌詞の意味はさっぱり分からない。その歌詞のせいだろうか、この曲は英ace編集の「Greatest Hits From Outer Space」に収録されている。★★★★
2015.3.15 渋谷ユニオン 国内新品 864円 33%引き
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ボビー・ウーマック/フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
2014年6月に70歳で亡くなった「ラスト・ソウル・マン」ことボビー・ウーマックの68年リリースのソロ・デビュー・アルバム。ウーマックのアルバムは85年の「So Many Rivers」まで駄作無し。
スタンダード曲をサザンソウルにアレンジした表題曲がR&Bチャート16位のヒット。ウーマック節はデビューアルバムにして全開で、スローにジャンプに力がこもった曲が並ぶ。特にイイのがミディアムの(2)「ハートで出直せ」、スローの(8)「恋する季節」、ジャンプの(12)「リリー・メイ」あたり。買って損は全く無いアルバムだが、この後のアルバムでウーマックはどんどん成長していく。★★★★
2015.7.17 HMV 国内新品 998円 23%引き
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ビリー・スチュアート/アイ・ドゥ・ラヴ・ユー
65年、チェスからリリースされた「USブラック・ディスク・ガイド」選出盤はワシントンDC出身シンガーのデビュー・アルバム。ワタシはCDの置き場所が無いため今後買うソウルのCDはディープとスウィートに絞って、R&B〜アーリー・ソウルは買わないという方針にしていたのだが本盤は例外。R&Bチャート6位を記録したタイトル曲と、同25位の(2)「ストレンジ・フィーリング」、同4位の(7)「シッティング・イン・ザ・パーク」。これらのバラードは本人のハイトーン・ヴォイスとバック・コーラスの美しいハーモニーが栄えるシカゴ・ソウル初期の名曲として素晴らしい。ミディアムの(12)「キープ・ラヴィン」は少しフィル・スペクターみたいなところがイイ。ビリーは70年に事故のため32歳で亡くなっている。チェス原盤で定価1,000円+税の限定盤となれば、少しでも興味ある人は買っとけ。★★★★
2015.6.26 HMV 国内新品 864円 20%引き
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フォンテラ・バス/ニュー・ルック

夏休みを取って帰省しましたが、毎回ただひたすら空き家となった実家の庭を熱中症になりそうになりながら草むしりする重労働。昨日、東京に戻ってきたものの疲れが抜けきらず今日は一日中寝ていました。

さてフォンテラ・バスのデビュー盤は「USブラック・ディスク・ガイド」選出盤ながら1966年リリースのアーリー・ソウル時代だし、このジャケでは聴く気も起きなかったのだが、ネット試聴したらイイ!映画「天使にラヴソングを」の挿入歌にもなった、1965年9月にR&Bチャート1位、ポップチャート4位の(4)「レスキュー・ミー」はアレサ・フランクリンがピザのCMで替え歌にして歌ったこともあるそうだが、まさにアレサが歌いそうな強力なジャンプ・ナンバーの名曲。(10)「ソウル・オブ・ザ・マン」はゴスペル色の強いディープ・バラード。この2曲以外はカバー曲だが、彼女の品の良いボーカルはどんなタイプの曲でも歌いこなせる。ボサノヴァの(1)はアルトサックス・ソロがビリー・ジョエルの「素顔のままで」を思い起こさせる。ライチャス・ブラザーズの(9)「ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリング」も違和感は無い。彼女が後に前衛ジャズ・グループ、アート・アンサンブル・オブ・シカゴのリーダー、レスター・ボウイと結婚して同グループのアルバムに参加しているとは驚いた。★★★★☆

2015.5.8 HMV 国内新品 875円 15%引き

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エドウィン・スター/25マイルズ

エドウィン・スターというとブルース・スプリングスティーンがカバーした「ウォー(黒い戦争)」しか知らず、そのあまりに直截的なメッセージソングは興味の対象外だった。しかしこのアルバムをネット試聴してみたら(2)「アイム・スティル・ア・ストラグリング・マン」がチェアマン・オブ・ザ・ボードのダニー・ウッズを思い起こさせるデトロイト・ソウルだったので買ってみた。(11)「24アワーズ」も同様で最高のデトロイトソウルだ。全米6位となった表題曲(1)はガッツあふれるリズム・ナンバーで、この曲に代表されるようにアルバムは総じてノーザン・ソウルながらグリッティなボーカルが楽しめる好盤だ。1969年作品。★★★☆

2015.2.6 HMV 国内新品 823円 20%引き

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ZZヒル/アイム・ア・ソウル・マン〜ザ・ベスト・オブ・ケント・レコーディングス

標題の「アイム・ア・ソウル・マン」というのはサム&デイヴとは関係無くて、ZZが80年代前半に「ダウン・ホーム・ブルース」という大ヒットを放ち、その勢いで「アイム・ア・ブルース・マン」というアルバムも発表した晩年(84年逝去)と対比させたもの。これはZZのキャリアの初期、64〜71年の、いわば発展途上の時期の録音。解説書で鈴木啓志先生が、発展途上のスタイルより完成されたスタイルの方が質は高いが、その完成されたスタイルに振り回されて良くない結果になってしまう場合も少なくない、と書いているがそれは一般論というよりもまさにZZの「ダウン〜」以降の事を言っているのだろう。さて、このCDは発展途上ゆえにスタイルもいろいろだが、鈴木先生が充実した頃の作品を並べた、という(5)〜(9)が最高だ。ベストは「モータウンを連想させるジャンプ・ナンバー」で「最高の一言である」との(5)「You Got What I Need」。★★★★

2014.1.18 FlapNotes 新品紙ジャケ 1,638円 35%引き

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サム・クック/ライヴ・アット・ザ・コパ

1964年7月、ニューヨークの白人向け名門ナイトクラブ「コパカバーナ」でのライブ。ワタシはてっきり「ハーレム・スクウェア・クラブ」のライブ盤よりこのコパの方が古い録音だと思っていたが、その録音は63年1月。つまり「ハーレム〜」で黒人聴衆を相手に圧倒的にワイルドなパフォーマンスを見せていたサムがそれを封印して白人聴衆にアピールするように行ったライブがこれ。サムは「You Send Me」の200万枚に達する大ヒットをひっさげ58年にコパ公演を行っているが、その時は大失敗に終わったため、二回目のこの公演に並々ならぬ意欲で臨んだという。バックは豪華なオーケストラでワイルドなシャウトも無いため、「ハーレム〜」のようなインパクトは無いが、そこはサムだけあって見事なボーカルパフォーマンスが堪能できる。44ページに及ぶ解説書は鈴木啓志先生のライナーノーツ、ピーター・ギュラルニックの長文のリサーチ、当時のサムのインタビューと充実。インタビューでお気に入りの歌手を聞かれたサムが、マディ・ウォーターズとジョン・リー・フッカーと答えているのが超意外。★★★★☆
2013.6.9 アマゾン 新品紙ジャケSHMCD 1,680円 40%引き
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モーゼス・ディラード&・テックス・タウン・ディスプレイ/ナウ!

「USブラック・ディスク・ガイド」の「究極のレア盤」コーナーでDr.高沢が「言うことなし!超人気シンガーのウルトラ・レア・アルバム。。日本に2枚?B面は彼のギター中心のインストだがA面のヴォーカルの何という歌いまわし!」と紹介された69年アルバムの初CD化。CD化したのはツウ好みのラインナップを数年前からバンバン紙ジャケ再発している韓国のレーベル。このCDはその韓国盤にVIVIDがオビと解説書を付けた日本仕様盤。B面がギターインストだというから食指が伸びなかったのだが、Drのおっしゃる通り、A面のボーカルサイドが素晴らしい!!A面は2曲ずつ、3人のボーカリスト、ビル・ウィルソンが(1)(2)、ディラードが(3)(4)、弱冠18歳のピーボ・ブライソンが(5)(6)を歌う。3人とも甲乙付け難いが、誰だか知らないがウィルソンが最高だ。インストサイドもウェス・モンゴメリー直系のジャズギターで結構楽しめた。フェイム・ギャングのクレイトン・アイヴィーが達者なジャズピアノを聴かせる。★★★★
2013.3.2 芽瑠璃堂 国内新品紙ジャケ 2,100円 20%引き
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