レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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トニー・フォックス/イン・ザ・ビギニング

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経歴不詳のフォックスが1981年にニューヨークのマイナー・レーベルBlasterからリリースした唯一のアルバム。モダン・ソウル・ダンサーの(1)「Love, Let Love And Be Loved」が抜群の出来で高揚感溢れるサウンドと溌剌としたハイ・テナー・ヴォーカルが素晴らしい。同様にダンサーの(5)「Lay Some Lovin' On Me」と(6)「Givin' It All Tonite」がそれに次ぐ佳曲。スローの(8)こそ弱いが、それ以外はアエギ声も入るディスコの(2)、カントリーの(3)、オーティスの「トライ・ア・リトル・テンダネス」をパクった(4)、メロウ・フローターの(7)、のいずれも充実しており「USブラック・ディスク・ガイド」に選出されたのもむべなるかな。世界初CD化。★★★★☆
2016.7.1 新品紙ジャケ 1,830円 23%引き

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Lionel Richie / Definitive Collection
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昨年(6)「Still」と(12)「Sail On」が聴きたくなってコモドアーズのアルバム「ミッドナイト・マジック」を買ったが、今度は(5)「Three Times A Lady」が聴きたくなった。その曲が収録されたコモドアーズのアルバムを買うよりもライオネル・リッチーのベスト盤を買った方が効率が良いことに気づき、コモドアーズ時代の5曲を含む2002年リリースのベスト盤をゲットした。全20曲のうち2曲は当時の新曲で、残り18曲中、R&Bチャートのトップ10ヒットが17曲でそのうち9曲が1位、トップ10入りを逃した残る1曲もアダルト・コンテンポラリー・チャートでは4位という圧巻のヒットパレード。(4)「Running With The Night」ではスティーヴ・ルカサーのハードなギターソロが聴けるし、久しぶりに聴く(5)は美しいし、ダイアナ・ロスとのデュエット(8)「Endless Love」なんてナツカC〜!!(11)「You Are」も当時好きだったな〜。でもカントリー・バラードの(12)がヤッパシ一番好き。激安だがブックレットもシッカリしていて超オススメのCD。★★★★★
2016.2.16 HMV 輸入新品 603円
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リロイ・ハトソン/パラダイス

45年生まれのハトソンは、ハワード大学時代からの親友であるダニー・ハザウェイと名曲「ザ・ゲットー」を共作したり、カーティス・メイフィールドのカートム・レコードの制作スタッフとして活躍したり、カーティスの後任シンガーとしてインプレッションズのメンバーに抜擢すらされた、ニュー・ソウルの旗手の一人。これは、7枚ものアルバムを残したカートムが倒産したため82年にエレクトラに移籍しての唯一のアルバム。ネットで試聴した時は良く思えたけど、ちゃんと聴いてみたら大失敗。これはあきまへんな。メロウAORな(2)「ナイス・アンド・イージー」と(3)「ユー・メイク・イット・ハプン」はかなりイイけど、(5)(6)のファンクが全てをブチ壊し。ディスコの(7)「ステイ・アット・イット」も曲は悪くないが、リロイが歌うこと自体に違和感がある。★☆

2014.3.27 HMV 国内新品 1,000円 定価

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ディー・エドワーズ/トゥー・ハーツ・アー・ベター・ザン・ワン

「USブラック・ディスク・ガイド」は91年の刊行以来、一言一句まで読み尽くしたような気がするのだが、未だに「えっ!?こんなアルバムが選出されてたの?」ということがしょっちゅうある。このアルバムもそんな見落としていた1枚で、「ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000」のうちの1枚として世界初CD化され、ネット試聴したらすごく良かったのでその存在に初めて気づいた。マイケル・ゼイガー(知らなかったがヒットをたくさん出している名プロデューサー)がニューヨークで作りだしたサウンドは80年という時代らしくポップで爽やか。(1)はモロにシェリル・リン〜チャカ・カーンを意識した曲で悪くは無いがツメが甘い。ベストはウィリー・ハッチ作の(2)「ミスター・ミラクル・マン」で、歌いっぷりのスケールも大きい、ゆったりとしたミディアム。3曲あるスローではゴスペルのバックグラウンドが前面に出た(4)よりも抑え気味の(9)の方が良い。フォー・トップスとの競作になったという(5)「ドント・ウォーク・アウェイ」はまさしくフォー・トップス的な溌剌としたリズム・ナンバー。(10)「ベイビー、ディス・タイム」は憂いを帯びたサビのダンス・ナンバーで締め。ボーカルの個性には乏しいが好印象の1枚。★★★★

2014.3.27 HMV 国内新品 1,000円 定価

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J.ブラックフット/タクシー〜ベスト・オブ・ザ・サウンド・タウン&エッジ・イヤーズ

2011年に65歳で亡くなった元ソウル・チルドレンのJ.ブラックフットことジョン・コルバートのP-Vineによる追悼ベスト盤。1983〜88年の間にリリースされた3枚のLPとシングルから17曲が選曲されている。ワタシも当時評判だったLP「City Slickers」を渋谷の芽瑠璃堂で買ってディープなバラード(5)「タクシー」を愛聴したものだ。しかしこのベスト盤は弱い。前述の「タクシー」こそ絶品だが、その他の曲は時代のトレンドを探っているのか、曲調もボーカルスタイルもバラバラで、ガッツィーなシャウトを期待すると肩透かしを食う曲が多い。
このCDを買ったのでLP「City〜」を買い取りに出したらなんと55円!CDを買わずにそのLPを持っていた方が良かったぜ。その55円のLPジャケはなぜか渋谷駅前を背景にしたブラックフットのイラストだったので、このCDジャケは実際に渋谷を背景にして撮った写真。★★☆
2013.11.25 タワーオンライン 国内新品 1,903円 21%引き
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Ali Ollie Woodson / Ali Woodson & Friends

テンプテーションズの歴代リードヴォーカルの中でも人気の高いアリ・オリ・ウッドソン。恵比寿にはその名を冠したソウルバーがあるほどだ。このアルバムは映画のサントラや他のアーティストの作品での客演等をまとめた全11曲。録音時期は不明ながら、殆どの曲をプレストン・グラスという人がプロデュースしているから同じような時期の録音なのだろう(00年代半ば?)。ジョディ・ワトリーやフリーダ・ペインなどとのデュエットもあるが、それらの曲はどうってことは無い。良いのはアリオリ節全開の(3)「My Best Friend」とテンプテーションズと共演した(2)「Toast To My Friend」。彼のボーカルのどこが魅力かと問われれば、スウィートな面と超がつくほど野生的な面があって、野性味を出す時の瞬発力がスリリングこのうえないといったところでしょうか。アリオリは2010年5月、白血病が原因で58歳という若さで亡くなった。★★★☆
2013.9.13 タワーオンライン 輸入新品 1,478円
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Shree Brown / Straight Ahead〜The Music

81年の「Straight Ahead」と「ブラック・コンテンポラリー・ミュージック・ガイドブック」に選出された82年の「The Music」の2in1。シュリー・ブラウンを聴くのは初めてだったが、バンザイもんの爽快さだ。2作はプロデューサーこそ違えどサウンド的にはほぼ同じで((12)「Feelin' Crazy」のみデヴィッド・フォスターみたいだが)、バックのメンツもスティーヴ・カーンg(!)、ポール・ジャクソンJr.g、フレディ・ワシントンb、ニール・スチューベンハウスb、パトリース・ラッシェンkey、ジョン・ロビンソンdsなど一流どころで、両方に参加しているメンバーも多い。アコギを弾きながら歌う透明なソプラノヴォイスをクリスピーなバンドが支える80年代前半のブラコン〜AORサウンドは朝の陽光のようにとても爽やかで、ワタシのように日々の生活に疲れたサラリーマンにとってはアリナミンもしくは養命酒の代わりとなり得る爽快&癒し盤。スティーヴィー・ワンダーが1曲ハーモニカで参加。★★★★★
2013.5.8 HMV 輸入新品 1,033円
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Carl Carlton / Everlasting: The Best Of
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カール・カールトンといえば81年のR&B2位、ポップ22位の「She's A Bad Mama Jama」の一発屋だと思っていたが、実は68年に(2)「46 Drums-1 Guitar」でR&B19位のヒットを放っている長いキャリアの持ち主で、74年の(14)「Evarlasting Love」に至ってははポップ6位と、「She's A~」を上回るヒット曲があったとは知らなかった。確かにその曲は聞き覚えがあります。まあその2曲だけで充分かな、というのがこの1968〜85年のアンソロジーCDを聴いての印象だが、このCDをリリースしているのはHip-O-Selectなので、アメリカでは根強い人気がある人なのかもしれない。★★☆
2011.12.22 HMV 輸入新品 722円
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オーティス・クレイ/ライヴ・アゲイン
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83年郵便貯金ホールでのライヴ。バックのメンツはチャールズorg、ティーニーg、リーロイbのホッジズ3兄弟にハワード・グライムスdsが揃った黄金のハイサウンドで文句無しなのだが、2枚組で全10曲と曲が長いのがこのアルバムのモーレツに悪い所。78年の初来日ライヴ盤「ライヴ!」は「アイヴ・ガット・ファインド・ア・ウェイ」でノリノリでスタートするのに対して、本作のオープニングはマイナー調の曲でノレない。その上、そんな暗めの曲で唐突にクレイが「今日はパーティーだぜ!」とか客席に呼びかけるのもいかがなものか。前のライヴでの一つのクライマックスだった「プレシャス・プレシャス」は今回も収録でもちろん曲は良いのだが、13分46秒はさすがに長すぎる。(3)「ラヴ・ドント・ラヴ・ノーバディ」は良い曲だが作曲者が分からないためその記載が無く、こういう所がこのアルバムの更に弱いところ。アンコールではサザンの「いとしのエリー」を(もちろん英語で)11分56秒もダラダラと歌っている。★★★
2011.12.3 HMV 国内新品紙ジャケ2枚組 1,140円 70%引き
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Goldie Alexander / Knocking Down Love
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 「USブラックディスクガイド」の究極のレア盤コーナーで取り上げられているカナダのブラコンシンガーによる83年作。(1)(3)などは楽曲が良くないが、本人はかなりの実力派ボーカリストで、表題曲(2)でのラフなバリトンからファルセットを使い分ける歌いっぷりは見事。女性とのデュエット(5)「Show I Love You」はナカナカだが、相手女性はクレジットが無いため名前不明。ベストは(8)「Go Back」か。★★★☆
2011.2.20 新宿ユニオン 輸入中古 500円
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