レコダイ令和5年!

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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V.A./Happy Times-the Songs Of Dan Penn & Spooner Oldham Vol 2

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『Sweet Inspiration』につづく、ダン・ペン&スプーナー・オールダム作品を集めたコンピレーション第二弾、全24曲。初CD化曲も多数収録。いやあ、イイ曲がたっぷり聴けます。例えばTony Borders "Cheaters Never Win", Wilson Pickett "Uptight Good Woman"、Ovations "I Need A Lot of Loving"、Art Freeman"Everybody's Got to Cry Sometime"などなど。これもペン&オールダムの曲だったのか、と気づかされる曲が続々と出てきます。贅沢を言えば、ディープソウルバラードだけで編集してくれればもっと良かったな。★★★★★
2023.5.7  HMV 輸入新品 1,716円 
 

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V.A. / マラコ・ベスト・コレクション

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1970年前後にミシシッピ州ジャクソンのマラコスタジオで録音された楽曲21曲を集めた編集盤で、日本のVIVID SOUNDが1980年にリリースしたLP2枚組。ワタシが持っていたLPはジャケの底が抜けていたので、ジャケの状態が良いものに買い替えた。LP2枚組なのに収録時間は65分くらいしかないが、内容は極めて充実。最多の5曲収められたCPラヴはどれも良いし、ハンク・サンプル、マイティ・サム、アーニー・ジョンソン、エディ・ヒューストンなど、どれもマラコらしいゆったりとしたサザン・ソウルが堪能できる。そんなマラコは1980年代半ばくらいからソウル界の大物と次々と契約するも、そのサウンドは中庸的過ぎてつまらなくなってしまった。サザン・ソウル好きには自信をもってオススメできる好盤。だいたいの楽曲は英Grapevineや英Soulscapeによる編集CDで聴けるが、それらのCDも廃盤でなかなか見つからないかも。★★★★★
2022.11.6 渋谷ユニオン 中古LP2枚組 730円
 

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ボビー・マクルーア&ウィリー・クレイトン/same

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二人とも80年代後半にインディーソウルシーンで注目を集めたディープなシンガー。彼らが70年代半ばにHiレコードに残した全ての音源集で、ボビーが8曲、ウィリーが10曲、それぞれリリース順に収録されている。ボビーではバラードの(7)「To Get What You Got」がベスト曲。これはHiレコードの歴史においても結構上位に来るほどの傑作だろう。ジャンプ・ナンバーではジョニー・テイラー的な(3)「Doing It Rite On Time」が良い。ボビーは34〜36歳、ウィリーはまだ18〜19歳の時の楽曲というわけで、シンガーとしての格はもちろんボビーの方が遥かに上。しかしウィリーも(17)「When I'm Gone」などではとても10代とは思えない枯れた味わいを見せる。まあこの時点では「中堅」という表現がピッタリの二人の楽曲だが、ソウルファンの心をくすぐる魅力が有る。★★★☆
2022.2.23 渋谷ユニオン 国内中古 730円

 

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V.A./サザン・ソウル・ディープ・コレクション ソウル・トレジャーズVol.1、Vol.2

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ナッシュビルのSSSインターナショナル・レーベルの音源を中心とした2枚セット各23曲入り。このレーベルの音源は1980年代にP-Vineレコードが徹底的なリイシューをしており、ワタシはその20枚以上に及ぶLPを殆ど持っているのだが、このCDはジャケデザインもカッコイイし、手軽に聴けるので購入した。しかしワタシ的にはディープ・ソウルといえばスロー・バラードを期待してしまうのだが、スローの含有率はザックリ3割くらいしかなくて、ちょっとガッカリ。監修の鈴木啓志先生はこのレーベルの多面的な魅力を引き出そうとしたのだろうか、ダンスナンバーやアーリー・ソウル、更にはレア・グルーヴ的な曲は私の守備範囲外。そんな中、オススメ(つまり、スロー・バラードを歌っている人たち)は、クラレンス・マレイ、エディ・ジャイルズ(この人は全てグレート!)、ダニー・ホワイト、ウィリー・ホブズ、ジョジョ・ベンソン、サム・ディーズ、ウィリー・チャールズ・グレイあたり。アリスンもこのレーベルでは珍しくスウィートなグループでとても良い。
Vol.1 ★★★ 2022.2.14 新宿タワー 国内新品 1,100円 定価
Vol.2 ★★★★ 2022.2.9 HMV 国内新品 964円 12%引き
 

 

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ジョニー・アダムス / ハート&ソウル+12

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ニューオーリンズの名シンガーによる、『USブラックディスクガイド』掲載の『ハート&ソウル』(1970年)の全曲にシングル作品や未発表曲12曲を追加した全23曲入り決定盤。アダムスはニックネームが「黒いカナリア(tan canary)」といい、ディープなボーカルに突然ファルセットを交えたりするボーカルテクニックの持ち主。最大のヒットはR&Bチャート8位の(11)「リコンシダー・ミー」でカントリーソウルの名曲。バラードにリズム・ナンバーに素晴らしい歌声を満喫できるディープソウルの名盤。ジャケットの雄姿もカッコイイ。★★★★★
2021.12.8 芽瑠璃堂 国内新品 990円 10%引き

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Dusty Springfield / Dusty in Memphis DeLuxe Edition

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以前レコダイで紹介したレジー・ヤング率いるMemphis Boysのコンピに入っていたダスティ・スプリングフィールドの曲がとっても良かったので買ったCD。これは英国人シンガー、68年にメンフィスのアメリカン・スタジオで録音した11曲に、ボーナストラックで14曲もの69〜71年のニューヨークとフィラデルフィア録音曲が入ったデラックス・エディション。彼女のカマトト(死語?)っぽいルックスはカンベンだが、メンフィス録音の楽曲はカントリーソウルといった風情で、ジャンル分けすれば白人だけど『サザン・ソウル』だ。ただワタシにとっては彼女のボーカルはけだる過ぎて、2〜3曲聴く分には良いのだが、25曲を通して聴くのは辛かった。★★★
2021.7.17 高田馬場ユニオン 輸入中古 680円

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V.A./The Soul Of The Memphis Boys

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素晴らしい!サザン・ソウルを支えた歴史に名を残すギタリスト、レジー・ヤングがセッション・ミュージシャン・グループ「メンフィス・ボーイズ」を率いてアメリカン・スタジオに残した音源を1枚にまとめたコンピの第2集。録音時期は1967〜72年で、第1集と同じくキング・カーティスで幕開け。それに続くのはジェームス&ボビー・ピューリファイ、ジャームズ・カー、オスカー・トニーJr、ロスコー・ロビンソン、サム・ベイカーなど錚々たる顔ぶれ。所々でジェリー・リー・ルイス、ダスティー・スプリングフィールド、エルヴィスといった白人が挟まるが、これらの人達も含めてディープソウル名曲集と言える内容のCD。レジー・ヤングのオブリガードはディープソウル・ファンにとってはお馴染みであるとともに、無くてはならぬ物。第1集の『Memphis Boys』も是非。★★★★★
2021.5.9 アマゾン 輸入新品 1,592円

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Reggie Young / Session Guitar Star

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コレはスバラシイCDだ!メンフィスのハイ・スタジオ、アメリカン・スタジオ、そしてナッシュヴィルでセッション・ギタリストとして活躍したレジー・ヤングの60年に渡るキャリアを俯瞰する24曲入りコンピレーション。ここに収録された曲はロカビリー、ロックンロール、R&B、ブルース、ソウル、カントリー、インスト、ポップと様々だが、ワタシにとってレジーと言えば、メンフィスのアメリカン・スタジオのハウス・ギタリストとして、ジェームズ・カー等のゴールドワックスのディープ・ソウル・シンガーとのレコーディングの数々だ。このCDにジェイムズ・カーでは(10)「More Love」が収録されているが、これぞディープ・ソウルの極致!というギター。ロック系ではダスティ・スプリングフィールドの(11)「Don't Forget About Me」がソウルフルな南部ロックで素晴らしく、この曲を含む『Dusty in Memphis』というアルバムを聴いてみたい。(12)「Stranger in My Own Home Town」はエルヴィスが69年、久しぶりにメンフィスに戻った時の録音。ソウル系ではジェームズ&ボビー・ピュリファイの(18)「Morning Glory」は76年に彼らがこんな良い曲を残していたとは驚いた。JJケイルの超有名曲(19)「Cocaine」でディストーションのかかったサイドギターもレジーだ。リトル・ミルトンの(23)「Whenever You Come Around」ではいつものマラコ・サウンドにのってミルトンが気持ちよさそうに歌い、ギターはレジーが担う。★★★★★

2020.8.22 輸入新品 HMV 1,135円

 

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V.A./Back Me To The River: More Southern Soul Stories 1961-1978

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『テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー』(2008年)の続編となる英KENT編集の3枚組ディープソウル集、全75曲(白人シンガーを2曲収録)。アメリカ南部産の純サザン・ソウルのみならず、北、東、西部産のサザン・スタイルのソウル・ミュージックまでをも網羅したのが本作の特徴。一番印象に残ったのはフレディー・スコットの「Cry To Me」で、NY録音なので洗練された(=ワタシ的には食い足りない)サウンドだろうと思っていたら「ド」がつくディープバラードだった。スムーズな路線ではCPラヴの「I found All These Things」、ルーベン・ベル「Asking For The Truth」あたりが絶品。ジミー・ブラズウェル「Home For The Summer」は厚いストリングスでスウィートな感じもする。他にもジョー・ウィルソン「You Need Me」やウィリー・ハイタワー「Don’t Blame Me」などの良曲がタップシ。大物シンガーも多数収録されており、アレサ・フランクリン「Ain't No Way」が素晴らしかった。そして本CDのハイライトはソウル・チルドレンによる及ぶ未発表のビートルズ・カバー「Yesterday」。1番こそ原曲のメロディーに沿って歌われるが、それ以降はメロディーを崩してゴスペル丸出しのディープソウル展開。途中からはブラックフットによる語りとシャウトで昇天する9分間。一方レア・グルーヴ方面から評価が高いらしいリー・モーゼスは、やはり下品な感じのボーカルが好きになれない。全収録曲を詳細に解説した64ページのブックレット付き。そこに掲載された70年代の黒人街の写真がイイ雰囲気でソソられる。★★★★★
2018.11.20 輸入新品3枚組 5,014円

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パターソン・シンガーズ/same

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男性1名と女性4名から成るゴスペル・グループが1972年にアトコ・レーベルに残した唯一の世俗アルバム。内容は基本的に60年代的ディープ・ソウルだが、(8)(10)あたりは70年代らしいモダンな曲。全11曲捨て曲ナシの隠れた名盤だが、中でも気に入ったのは、「I'd Rather Go Blind」みたいなディープ・バラード(1)「My World Tumbles Down」、モータウン的なダンス・ナンバー(2)「How Can You Say That Ain't Love」、ニュー・ソウル的な(10)「That's Understanding」。グラディス・ナイト&ザ・ピップスの(7)「A Letter Full Of Tears」もガッツあふれる仕上がりだ。★★★★☆
2018.9.13 HMV 国内新品 875円 15%引き

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