ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
0
    キャロル・ベイヤー・セイガー/・・・Too

    JUGEMテーマ:音楽

    作詞家、キャロル・ベイヤー・セイガーの1978年セカンド・アルバム。共作者はデヴィッド・フォスター、ブルース・ロバーツ、メリサ・マンチェスターなど。そのうえバックを務めるのがTOTOやエアプレイを始めとするフォスター人脈に加えてマイケル・マクドナルドとビル・チャンプリンがコーラスで参加、と超豪華なのでバリバリのAORを期待すると肩透かしをくらう。(1)からしてジャジーなバラードで、全体的に静かなバックサウンドに本人のヘタウマ(?)なボーカルが乗るという作りで、夏空のような爽快さとは無縁で、落ち葉の季節に合いそうなシットリとしたアルバム。そんな中、フォスターと共作した2曲は思いっきりポップで、(2)「恋をしましょう」はマイケル・ジャクソンが『オフ・ザ・ウォール』でカバーしたAOR名曲。(8)「踊りたくないの」はAORというよりディスコで中庸な出来だが、さすがフォスターだけあって下世話さは無い。★★★
    2019.2.24 アマゾン 国内新品SHMCD 1,171円 17%引き

    | ノガッチ | AOR | 20:56 | comments(0) | - | - |
    0
      ケリー・チェイター/パート・タイム・ラヴ、ちぎれそうな恋

      JUGEMテーマ:音楽

      中田利樹氏のAORガイドブックに後者のアルバムが取り上げられているものの、紹介スペースはその他の多くのアルバムと同じで並みの扱い。しかし、この2枚は共に曲良し、ボーカル良しの思わぬ掘り出し物で素晴らしい!

      「パート〜」は77年発表のファースト・ソロ・アルバム。プロデュースはスティーヴ・バリとマイケル・オマーティアン。バックはジェフ・ポーカロ(ds)デヴィッド・ハンゲイト(b)リー・スクラー(b)ディーン・パークス(g)などで、随所でポーカロならではのプレイが聴ける。ノッケの(1)からアコギとホーン・セクションがグルーヴィーな展開で胸躍るアッパーな曲。(2)は一転して渋みの効いたボーカルのカントリー・タッチのバラード。標題曲の(3)はハンドクラップも楽しいモータウン的なノリのシャッフル・ナンバー。(8)は解説の金澤氏がベスト・ナンバーに挙げるポップな曲。そしてラストはストリングスが盛大に入ってポーカロのフィルインが盛り上げる、仕立てとしてはボズの「We're all Alone」と同じドラマチックなバラード。
      「ちぎれそうな恋」は78年リリースのセカンド。ドゥービー・ブラザーズを髣髴させる軽快なシャッフル・チューンでスタート。(3)はレオ・セイヤーみたいなサビを持つ曲でシャキッとしたリズムが心地よい。(4)はペダル・スティールが効いたウェスト・コースト・ロック。(5)はホーン・アレンジもシャープなスティーリー・ダン的な感触のある曲。そして(6)「Ain't Nothing For A Heartache」はラリー・カールトンが81年『ストライクス・トゥワイス』でカバーするAORの名曲でアレンジもほぼ同じ。ラストを飾る標題曲は畢竟のバラード。しかしこのアルバム、内容は良いがジャケデザインはいかがなものか。

      チェイターはこの後、ナッシュビルに移住し主にカントリーの分野で作曲家として活躍しているそうだ。2作とも★★★★☆
      2019.2.21 芽瑠璃堂 新品紙ジャケ 各522円 81%引き

      | ノガッチ | AOR | 21:24 | comments(0) | - | - |
      0
        スティーヴ・ギブ/モノクローム

        JUGEMテーマ:音楽

        田中康夫の『なんとなくクリスタル』のサウンドトラック盤(1981年)にとってもセンチメンタルなバラード(3)「Tell Me That You Love Me」が収録されて注目されたカントリー・ポップス路線のシンガー・ソングライター、スティーヴ・ギブが1979年に発表したデビュー作(唯一のアルバム?)。内容は甘〜いスロー中心でAORというよりも、バリー・マニロウとかのMiddle Of the Roadのポピュラーという感じ。(1)「She Believes In Me」は78年にケニー・ロジャースが歌って全米5位を記録した曲のセルフカバー。他の曲もいろいろな人にカバーされたようで、全体的に曲の質が高いのは、後に自身のアルバムを何枚もリリースするランディ・グッドラムが半数以上の曲で作曲に協力しているためか。ワタシにとってのベストは(6)「Don't Blame It On Love」で、これは甘すぎるバラードではなく軽快なミッド・テンポの曲。1曲だけディスコ・ナンバーで時流に色目を使っているのはイタダケない。ちょっと甘すぎるものの『掘り出し物』と言って良いくらいの良質なアルバム。★★★★
        2019.2.2 芽瑠璃堂 新品紙ジャケ 868円 15%引き

        | ノガッチ | AOR | 18:44 | comments(0) | - | - |
        0
          ラリー・リー/ロンリー・フリーウェイ

          JUGEMテーマ:音楽

          カントリー・ロック・バンド『オザーク・マウンテン・デアデヴィルズ』出身のラリー・リーが82年にリリースしたソロ・デビュー作にして、唯一のアルバム。LA録音で、デヴィッド・サンボーン(sax)デヴィッド・ハンゲイト(b)マイク・ベアード(ds)ニッキー・ホプキンス(key)などに加えトム・ケリー、ビル・チャンプリン(cho)等、一流どころが参加している。このアルバムの最大の成功要因は、髭面の田舎臭いラリーが写っているだけの何の工夫も無い、買う気の起きないジャケだったのを、日本独自に人気イラストレーター・鈴木英人のジャケに差し替えたこと。しかしこのアルバムが日本でヒットしたのは内容がこの爽やかなジャケに伴ってこそ。何と言っても91年に公開された中山美穂主演の『波の数だけ抱きしめて』のサントラで使用された(2)「ロンリー・フリーウェイ(Don't Talk)」だろう。他の曲もデヴィッド・フォスターを意識したアレンジやジェイ・グレイドンのワイヤー・クワイヤーのようなギターが聴かれたりと、細かい所まで気が利いている。バブル時代を思い起こさせるAORの名盤。★★★★★
          2019.2.11 渋谷ユニオン 中古紙ジャケ 1,300円

          | ノガッチ | AOR | 22:01 | comments(0) | - | - |
          0
            V.A. / Seafaring Strangers

            JUGEMテーマ:音楽

            今「ヨット・ロック」というジャンルがキテいるらしく、ミュージック・マガジン誌が先月号で特集している。それが一体どういうものかを説明するために、音楽評論家の金澤寿和氏のウェブ・サイトから引用させてもらうと「もともとヨット・ロックは、AORに惹かれながらも、その軽さを批判・嘲笑するモノとして生まれている。具体的には、米国のネット・チャンネル101で 2005年から制作・放映されていた短編コメディが発信元。デッチ上げの再現ドラマでAOR名曲の誕生秘話を描くというのが、その内容だった。ところがそれが好評を呼んで、次第に音楽ファンに広まっていったのだ」。偏執狂的なコンピアルバムを次々とリリースする米NumeroによるこのCDのタイトルは金澤氏が言及しているTV番組のタイトル。ヨット・ロックとは「ヨットの上で聴くようなAOR」かと思ったが、このCDを聴く限りどうも違う。このCDの楽曲にはクリスタル(死語)な雰囲気は殆ど無く、もっと密室的だったりフォークぽかったりで、およそ夏の海をヨットで駆けるイメージはない。収録されたのはネッド・ドヒニーを除いては知らない人ばかりだが、ステップス、ポール・スカイランド、ロブ・ガルブレイス、キャニオン、チャック・センリック、ルディー・ノーマンといった人達は印象に残った。しかし全体としてマニアック過ぎる。48ページのブックレット付き。★★☆
            2018.9.13 HMV 輸入新品 2,179円

            | ノガッチ | AOR | 21:29 | comments(0) | - | - |
            0
              デヴィッド・パック/エニイホエア・ユー・ゴー

              JUGEMテーマ:音楽

              1980年の「ビゲスト・パート・オブ・ミー」のヒットで知られる元はプログレ・バンドだった「アンブロージア」の中心人物、デヴィッド・パックがバンド解散から3年後の85年に発表したソロ・アルバム。AORが既に過去の音楽となってしまっていた85年のリリースだったため「遅れてきたAOR名盤」と言われるが、その評価通りLPのA面を占める5曲が素晴らしい。表題曲の(1)はイントロこそ打ち込みサウンドに引くが、美しいメロディーの展開に安心する。(2)「アイ・ジャスト・キャント・レット・ゴー」はマイケル・マクドナルドとジェームズ・イングラムがコーラス参加し、アダルト・コンテンポラリー・チャートで13位まで上がったバラード。(3)「愛を消さないで」は、ランディ・グッドラムと後に映画音楽の巨匠となるジェームズ・ニュートン・ハワードとが共作者に名を連ねるドライヴィング・チューン。(4)「マイ・ベイビー」はオールディーな雰囲気も漂うロッキン・ポップでワタシ的には本アルバムのベスト曲。(5)「ザ・ガール・イズ・ゴーン」もACチャート16位のミディアム・バラードで「ビゲスト〜」的な感触。B面はより時代を意識したエッジの利いた楽曲が並ぶ。(6)「シー・ドント・カム」はマクドナルド、イングラムとの共作だが今の耳には古臭い、いかにも80年代的な曲。映画「ホワイト・ナイツ/白夜」のサントラ曲(8)「プルーヴ・ミー・ロング」も同様。(7)「ドゥー・ヤ」はどういう人脈からかスタンリー・クラーク(b)が参加したダンス・ナンバー。とにかくA面が良いので→★★★★★
              2018.12.28 HMV 国内新品SHMCD 1,036円 26%引き

              | ノガッチ | AOR | 20:43 | comments(0) | - | - |
              0
                V.A./デヴィッド・フォスター・ワークス

                JUGEMテーマ:音楽

                先日紹介したジェイ・グレイドンの盟友、デヴィド・フォスターの参加曲を集めたコンピレーション・アルバム全17曲で、うち2曲は世界初CD化。選曲・解説は中田利樹。フォスターはハードなアレンジのAORで一時代を築いたkeyプレイヤー・プロデューサーで、特に1980年にグレイドンと組んだユニット、エアプレイによる『ロマンティック』はその内容と影響度において決定的大名盤。このCDでも80年代前半までの曲はサイコーで、彼の名を世の中に最も知らしめたのはボズ・スキャッグスの(4)「ジョジョ」なのではないだろうか。チャカ・カーンの(3)「スルー・ザ・ファイヤー」は当時よく耳にした名バラードだが、R&Bチャート最高15位と順位が低くてとても意外。キャロル・ベイヤー・セイガーの(15)「恋をしましょう」は78年らしい絶品だ。後には、88年カルガリー、96年アトランタ、02年ソルトレイクシティ、とオリンピックのテーマ曲を3度も書いたり、グラミー賞を15回も受賞したりで今や押しも押されぬ超大物の作曲家・プロデューサー。しかしワタシとしては、85年の映画「セント・エルモズ・ファイヤー」の主題歌(1)で打ち込み主体となって以降の楽曲はMORまたは王道売れ線ロックまたはポール・モーリア的で、あまり魅力を感じない。★★★☆

                2018.11.20 国内新品 1,836円 15%引き
                 

                | ノガッチ | AOR | 20:07 | comments(0) | - | - |
                0
                  V.A./ジェイ・グレイドン・ワークス2

                  JUGEMテーマ:音楽

                  グレイドンのレコーディング参加曲をコンパイルした編集盤第2弾、全16曲。監修・選曲は中田利樹氏で各曲にグレイドン自身のコメント付き。グレイドンは70年代中盤から後半にかけて、レコーディングセッションが午前中に3時間、午後3時間、夜6時間という生活を週5日、何年にもわたって続けたそうだ。そんな頃に一緒にレコーディングする機会が多かったのがレイ・パーカーJrで、エアプレイの名曲(1)「貴方には何もできない」でパーカーがリズムギターを弾いていたとは知らなかった。その曲のギターはグレイドンだったのか!という発見がいくつかあり、その最たるものはマーヴィン・ゲイ(4)「アイ・ウォント・ユー」と(8)ドナ・サマー「マッカーサー・パーク」。デイン・ドナヒューはつまらない印象を持っていたのだが(6)「煙に消されて」を久しぶりに聴いてみると、その印象は間違いだったようだ。ルー・ロウルズの(10)「ストップ・ミー・フロム・スターティング・ディス・フィーリング」は素晴らしいブラコンダンサーだが、その曲が入ったアルバムはネット試聴した限りでは他に良い曲が無いので、このようなコンピで聴けると助かる。★★★★
                  2018.7.25 タワーオンライン 新品BSCD2 1,944円 10%引き

                  | ノガッチ | AOR | 13:50 | comments(0) | - | - |
                  0
                    V.A./スティーヴ・ルカサー・セッション・ワークス2

                    JUGEMテーマ:音楽

                    ルカサーのセッション・ワークス第2弾全16曲。と言ってもセッションワークだけでなく、TOTO名義とソロ名義も2曲づつ収録。ルカサー自身による選曲監修+レコーディング秘話を含む各曲解説付き。いくらルカサーのソロが聴けるといってもケニー・ロギンスやマイケル・ボルトンのCDを買うつもりはないから、このようなCDは大いに助かる。オープニングはTOTOのセカンド・アルバムから「ホワイト・シスター」で、このハードロック曲での速弾きソロは圧巻中の圧巻。ルカサーも「この曲でのプレイには大いに自身がある」とコメントしている。ライオネル・リッチーに延々とギターソロがフィーチャーされている曲が有るとは知らなかった((2)「ラニング・ウィズ・ザ・ナイト」)。TOTOのデビュー・アルバムから(10)「ユー・アー・ザ・フラワー」で複雑なコード進行をものともしないはソロは、スティーリー・ダン『幻想の摩天楼』の「キッド・シャールメイン」でのカールトンのソロに匹敵するのではないか。★★★★
                    2018.7.25 タワーオンライン 新品BSCD2 1,944円 10%引き

                    | ノガッチ | AOR | 22:34 | comments(0) | - | - |
                    0
                      ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス/ウェスト・エンド・コースト

                      JUGEMテーマ:音楽

                      UKのソウル・バンド、ママズ・ガンのアンディー・プラッツと、エイミー・ワインハウスやトミー・ゲレロなどの楽曲を手がけてきたショーン・リーが結成したユニットの2015年デビュー・アルバム。と言われても二人のことは名前すら知らなかったが、ネット試聴したら評判通りのソフトなAORで、ジャケデザインもイイので買ってみた。スティーリー・ダン的なAORの新作は北欧からコンスタントに届いているが、本作のようなアメリカ、イーグルス、ドゥービー、ホール&オーツあたりを思い起こさせるウェストコースト系AORの新作はなかなか無かったように思う。全ての演奏を二人でしているが、音の感触はオーガニックでまるで70年代の録音のよう。唯一ゲストによるギターソロもファズが効いていてツボを押さえている。(1)はもろにアメリカ(=3人組のグループの名前です)のよう。(2)でのイーグルスの「呪われた夜」を彷彿させるコーラスが彼らの最大の魅力。決定的な曲こそ無いが、全体的な水準は非常に高くオススメ。★★★★
                      2018.9.13 HMV 国内新品 2,111円 15%引き

                      | ノガッチ | AOR | 19:21 | comments(0) | - | - |
                      CALENDAR
                      SMTWTFS
                       123456
                      78910111213
                      14151617181920
                      21222324252627
                      28293031   
                      << July 2019 >>
                      PR
                      SELECTED ENTRIES
                      CATEGORIES
                      ARCHIVES
                      RECENT COMMENTS
                      MOBILE
                      qrcode
                      LINKS
                      PROFILE
                      このページの先頭へ