レコダイ2018

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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スティング/ブリング・オン・ザ・ナイト

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ソロ・デビュー作『ブルー・タートルの夢』のレコーディング・メンバーと共に行った、1985年ツアーの模様を収めるライヴ・アルバム。同名のドキュメンタリー映画は「A Band Is Born」という副題のとおり、1985年5月22日のパリ公演初日までを追ったものなのに対して、このアルバムは、その後日本とアメリカでのライブを経た10月からのヨーロッパ・ツアーで録音されたもので、バンドの一体感も完璧。メンバーはブランフォード・マルサリス(sax)、ケニー・カークランド(key)、ダリル・ジョーンズ(b)、オマー・ハキム(ds)で当時の若手精鋭ジャズメンたち。ワタシが思うにオマー・ハキムを起用した時点でこのバンドの成功は約束されたようなもので、(1)のバスドラ一発だけで強烈なグルーヴが感じられる。その表題曲(1)は12分近い長尺だが、3分に及ぶカークランドのピアノ・ソロといい、ブランフォードのラップとそれに呼応する女性コーラスといいカッコイイことこの上ない。他の曲でも(5)「世界は悲しすぎる」でテンポを倍にしてのブランフォードのソプラノ・サックス・ソロなど、超一流ミュージシャンの演奏は最高にスリリングだ。ただCDサイズだと裏ジャケに記された各曲の説明のようなものが字が小さすぎて全く読めないのが悲しい。★★★★★
2018.6.3 HMV 新品紙ジャケSHMCD2枚組 3,206円 18%引き

アート・ファーマー/ヤマ

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アート・ファーマー(flh)がマイク・マイニエリをアレンに迎えてCTIで録音した79年のフュージョン作。メンバーはジョー・ヘンダーソン(ts)、マイク・マイニエリ(vib,prod)、ウィル・リー(b)、エディ・ゴメス(b)、スティーヴ・ガッド(ds)など。ワタシのようなフュージョン・サウンド目当てにとっては全5曲33分のうち、15分を占めるスロー(2)と(4)はスルーで、興味の対象は残る3曲18分しかなくコスパの悪いアルバム。総じてフロント2管のプレイはごくフツーなレベル。ウェザー・リポートの(3)「ヤング・アンド・ファイン」がマイニエリのビブラフォンとの相性バッチリでベスト曲。(1)「ダルズーラ」はドラムがガッド節が全開と言わないまでも8割開きくらいなのがウレシイ。(5)「ブルー・モントルー」はアリスタ・オール・スターズによるオリジナル版の足元にも及ばない。★★☆
2018.4.22 渋谷ユニオン 未開封中古 800円 26%引き

V.A. / デライトフル&ソウルフル/メロウ・ムーヴァー、ディープ・ムーヴァー

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De-liteとその傘下レーベルに残された60年代、70年代のシングル音源からノーザン&ディープ系を揃えたコンピレーション2作。選曲をした鈴木啓志氏がレココレの年間ベストアルバムの第1位に選出して自画自賛していたが、それに全く異論が無い非常に充実したコンピ。De-liteというとクール&ザ・ギャングを筆頭にファンクからディスコ系のレーベルに印象しかなかったが、ここで聴けるのはそれとは全く違うタイプのソウル。「スウィート&モダン・ソウルを揃えた」と謳っている『メロウ・ムーヴァー』は、モダン・ソウルなぞ含まれておらず、25曲全てがグループ物のスウィート・ソウル。ほぼインストの(18)「Back On The Road Again」を除いてスウィート・ファンならば必聴と言える曲ばかりの大充実盤。強いてベスト曲を挙げればユニバーサル・マインズの(17)「Reach Out For Me」かな。対して『ディープ・ムーヴァー』はディープだけでなくノーザンやファンキー系も含む。コントリビューターズ・オブ・ソウル、ジョニー・ワシントンなどの絶品が含まれる一方で、イヴォンヌ・ダニエルズの(7)(21)、ジョニー・デヴァインの(8)などは下品な感じにしか聴こえなかった。そんな中、フェルトン・バークスの(9)「I'll Always Love You」は春風スウィート・ソウルの傑作だが、グループ名義でないから『メロウ〜』でなくこちらに収められたのだろう。「ボーナストラックのつもりで入れた」という超有名な最後の2曲「アンチェインド・メロディー」と「男が女を愛する時」は確かにその程度の出来。ところで鈴木先生はこういうコンピでは同じアーティストの曲を必ずバラバラに配置するのだが、まとめて配置して欲しいと切実に思います。『メロウ〜』★★★★★ 『ディープ〜』★★★★
2018.3.13 タワーオンライン 国内新品 各2,387円 15%引き

スパイロ・ジャイラ/キャッチング・ザ・サン

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70万枚を売り上げた79年の大ヒット・アルバム『モーニング・ダンス』の次にリリースされた80年発表の通算3作目。本作も50万枚のセールスをあげ、前作と並ぶスパイロ・ジャイラの代表作。表題曲はシングル・カットされ、全米ヒット・チャート68位にランクインした(インストなのに)。ウィル・リー(b)、ジョン・トロペイ(g)、ハイラム・ブロック(g)といったスタジオ・ミュージシャンも起用し、サウンド・プロダクションは完璧。アルバムタイトル通りの爽やかで健康的なイメージが全ての曲にあてはまる。一方で曲毎のバラエティはしっかりと持たせてあり、ビッグバンド風やファンク、フィリー・ダンサー等があって飽きさせない。特に(5)「パーコレーター」(6)「フィリー」(7)「ラヴィン・ユー」と続くあたりが美メロで強力。★★★★★
2018.4.22 渋谷ユニオン 未開封中古 800円 26%引き
 

Michael Jackson / Live in Bucharest: The Dangerous Tour

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92年に350万人を動員した『デンジャラス・ツアー』のルーマニアはブカレスト公演のDVDを、(意外にも)MJマニアの星野源が絶賛していたので買ってみた。観客7万人に対し警備員2万人だったそうだが、それだけ警備員を配備したのは大正解で、MJがステージに登場してから3分間、身動きひとつしないのにもかかわらず熱狂した観客がバタバタと失神していく。ステージは豪華絢爛なエンタテインメントの極致で、1曲目の「Jam」から既に花火がドカンドカンと炸裂。MJの顔は真っ白だがまだ顔面崩壊する前で、ムーンウォークはタップシ見られるし、2度のイリュージョンで思わぬところから登場してみせる。バラードでは観客の女子をステージに上げて抱きしめるが、その女子は当然MJから離れようとしないから最後は泣き叫びながら警備員に引き剥がされる悲惨な展開になる。歌舞伎の獅子のような髪型の女性ギタリスト、ジェニファー・バトゥンは小林幸子顔負けの2mくらいの光輝くかぶり物をするし、ギターは火を噴いてレーザー光線も出る。クインシー・ジョーンズの懐刀、グレッグ・フィリンゲインズ(key)率いるバンドメンバーも全員、長いブレイクでポーズをとったままピクリとも動かない芸達者ぶり(しかもそれが4回)。「Heal The World」では空から天使が降りてきて、大きな地球の模型とともに「世界は一つ」ってなワケで民族衣装を着た子供もザクザク出てきて「ウィ・アー・ザ・ワールド」状態。最後にMJはステージからロケットを背負ってピュ〜ッと空に飛んで行ってしまう。全てがマシマシ状態なこの映像で不満な点はMJのパフォーマンスを見たいのに失神者続出の客席を映す場面が多すぎること。大いに楽しめたこの中古輸入DVDがアマゾン・マーケットプレイスでたったの62円だった(別に送料が350円)。★★★★★
2018.4.8 アマゾン・マーケットプレイス 輸入中古DVD 412円

笹路正徳/ホット・テイスト・ジャム、ヘルター・スケルター

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タワーオンラインの【<怒涛のサプライズ>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
キーボード奏者、笹路正徳が自身の名義で発表した1979年のファーストと80年のセカンドアルバム。2作とも参加メンバーはほぼ同じで、当時組んでいたバンド、マライアのメンバー、清水靖晃(sax)、土方隆行(g)、山木秀夫(ds)に加え、岡沢章(b)、渡嘉敷祐一(ds)、織田哲郎(vo)、村田有美(vo)など。どちらのアルバムも一つの曲の中にあれこれとアイディアを詰め込みすぎで、部分的に良い箇所があっても曲を通して良いというのは1曲も無い。それから村上ジミー聡というマライア仲間のボーカリストが操る英語が胡散臭すぎる。聴き所を挙げると、ファーストでは(1)「Saturnalian Parade」の3分に及ぶシンセ・ソロのパートだが、これはデイヴ・グルーシンの傑作アルバム『ワン・オブ・ア・カインド』収録の「モダージ」のパクリで、スティーヴ・ガッド信奉者である渡嘉敷による元曲同様なガッド・スタイルのプレイがスリリング。表題曲の(3)は前半は良いのだが、後半はワンコードで何の展開もないつまらないファンク風が5分も続いてゲンナリすることこの上なし。(4)ではジェフ・ベック&ヤン・ハマーもどきのソロ対決有り。セカンドでは(5)「Flash Back」がドラマチックなストリングスが印象的なのとサックス・ソロのバッキングでの山木のドラムに迫力がある。マライアの連中はトガッていることがカッコイイと思っていた様子だが、それが本当にカッコ良かったのかどうかはそれから長い年月を経た今聴くと答えが判る。
「ホット〜」★★★ 2018.2.17 タワーオンライン 国内新品 1,080円 52%引き
「ヘルター〜」★ 2018.4.14 タワーオンライン 国内新品 980円 57%引き
 

チープ・トリック/ グレイテスト・ヒッツ〜ジャパニーズ・シングル・コレクション

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まずは商品説明を。『Blu-SpecCD2仕様のDISC1には、EPIC在籍時(1977〜1990年)に日本で発売された全シングル曲を発売順にUSオリジナル・シングル・ヴァージョン×2017年DSDマスタリング音源で収録。DISC2のDVDには彼らがEPIC期に発表したミュージック・ビデオ(@武道館のクリップも含む)を全曲収録。しかもそのほとんどが日本初DVD化!カラー56Pブックレットには全シングル盤ジャケットを12cm CDジャケットサイズで再現して掲載。』という楽しげなCD+DVDセットが定価3,000円とオトク感大だったので予約までして購入した。
3枚のアルバムを出してもヒットが出なかった彼らだが、78年に日本のみで発売された『at武道館』がアメリカで輸入盤として評判を呼び、翌年に本国でも発売されると全米4位の彼ら最大のヒットアルバムとなった。まさにその79年の夏にワタシの高校はサンフランシスコから短期留学生を迎えており、その彼女が言うには『at武道館』の「甘い罠」で「Didn't I see you cryin'」というサビのフレーズに対して黄色い歓声が「cryin', cryin', cryin'」とレスポンスするところが最高だとのことで、オリジナルである日本盤LPをゲットして大変喜んでいた。ワタシが思うに、当時はアイドル的な日本人のポップロックグループがいなかったから、ティーンエイジャーの歓声が会場を埋め尽くすこのような外タレの『ライヴ・イン・ジャパン』アルバムが成立したわけで、J-POPが発展した今ではこのようなアルバムは二度と現れないだろう。それだけに『at武道館』は日本のいち時代の記録としても価値が高いアルバムだと思う。つい『at武道館』の話ばかりになってしまったが、このCD+DVDセットはポップな曲満載でもちろんオススメ。ロビン・ザンダーってホント、いいボーカリストだなあ。★★★★★
2018.4.4 アマゾン 国内新品CD+DVD 2,427円 19%引き

BFD/same

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ジョー・キャロ(g,vo)、ウィル・リー(b,vo)、スティーヴ・フェローニ(ds,vo)のトリオが1995年に発表した唯一のアルバムで、小品の(6)以外は全曲ボーカル入り。ジョー・キャロという名前は渡辺香津美の名盤「TO-CHI-KA」のサイド・ギタリストとして見かけた以外に知らないが、売れっ子のスタジオ・ミュージシャンだそうだ。聴く価値があるのは3曲。(2)「You Are The One」はコーラスワークも見事なウェストコースト系AOR。ブライアン・アダムス的な男っぽいボーカルの(3)「Irresistible Odds」。まるでスティリー・ダンな(11)「Get The Nut」は後半4分以上に及ぶブレッカー兄弟によるソロ回しがある。他の曲はどうと言うこともないフツーのロックだが、これらの3曲の出来が良いので今すぐ処分するのはやめておこう。ちなみにBFDというバンド名の意味は不明。★★★
2018.4.8 新宿ユニオン 国内中古 700円

TRIX / 2010 Live Fever!!!!

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2010年9月12日、渋谷duo MUSIC EXCHANGEでのライヴ。この時はオリジナル・メンバーの熊谷徳明(ds)、須藤満(b)、平井武士(g)、窪田宏(key)。「ハイテク・コミック・フュージョン・サービス団体」を自称するTRIXなだけに普通のフュージョン・バンドには無いシーンがいっぱい。例えば、ユニゾンのステップやジャンプのアクションが多すぎて曲が終わるとメンバーが疲労困憊。10分を越すダラダラとしたメンバー紹介。失敗したエンディングのやり直し。落語(?)コーナー。浴衣姿での演奏。かなりハズした被り物の演出。アンコールで意図不明のメイド姿での登場。デタラメなラップ入りの演奏などなど。肝心の演奏では熊谷の超絶ドラミングの(7)「Malaga」が最高。そしてワタシがこのDVDを購入した目的であるキャッチーなメロディーの名曲(9)「Gemma」で本編終了。アンコールではお約束のメンバー全員が客席に乱入。ドラマーがどうやって客席乱入できるのかは見てのお楽しみ。このDVDを見て改めて思うのはギターの平井の素晴らしさ。金髪をピンピンに立てたヤンキーなルックスで、ギターを構えるポジションはさすがにジミー・ペイジほどではないがフュージョン・ギターではあり得ないほど低い。きっと出身は千葉の木更津あたりだろうと思ったが埼玉の出身だそうだ。それでソロは超テクニカルでバッキングはグルーヴィー。TRIX脱退後のソロ・アルバム2枚が全然パッとしないのが惜しまれる才能だ。★★★★★

2018.5.5 アマゾン・マーケットプレイス 中古DVD 2,747円

Char / 20th Anniversary Electric Guitar Concert

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1996年11月15日、日本武道館で行われたCharのデビュー20周年記念ライヴのDVD。コンサートの24曲にボーナス・トラックとしてPsychedelixによる「Smoky」のビデオクリップとコンサート告知のTVCMを収録したボリューム満点な155分。メンバーはポール・ジャクソン(b)、ジム・コウプリー(ds)、小島良喜(key)にゲストで西慎嗣(g)とビッグ・ホーンズ・ビー(horns)。あの元ヘッドハンターズのポール・ジャクソンが日本に移住したおかげでこんな顔合わせが実現して最高だ。見どころは沢山あるが、まずはデビュー・アルバムから名曲(4)「空模様のかげんが悪くなる前に」が演奏されたのがウレシイ。(6)「All Around Me」は今まで聞き逃していたがAORの名曲。歌謡ロック時代からも(7)「逆光線」を演ってくれた。(10)「気絶するほど悩ましい」と(11)「籠の鳥」は西とのアコースティック・デュオで。(13)「So Much In Love」はクラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」の向こうを張ったかのような甘いバラード。アンコールの1曲目はデビュー曲の「Navy Blue」。(24)「Wondering Again」では珍しくゴールドトップのレスポールを弾く。「営業に頼まれたんで」と言って始める歌謡ロック時代の(25)「闘牛士」だが、やっぱりカッコイイ名曲だ。オーラスはなんとオープニングと同じ「Smoky」だが5管のホーン・セクションが入ってダイナミックな演奏だ。改めて認識するのはCharのソングライターとしての才能で、70年代に日本人でこんな洗練されたロックの曲を書く人はいなかった。★★★★★
2018.3.21 アマゾン 新品DVD 3,734円 28%引き