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松原正樹/テイク・ア・ソング

JUGEMテーマ:音楽

2016年2月8日に61歳の若さで癌のため急逝したギタリスト松原正樹が1979年にリリースしたセカンドソロアルバム。全8曲中、松原の自作曲は4曲で他は外部ライターのペンによるもの。松任谷正隆の(1)「バレリーナ」はニューミュージック風だが途中で完全に「スタッフ」的な展開になってエリック・ゲイル風のプレイを聴かせる。坂本龍一の(6)「スーサイド・フリーク」はベタな歌謡曲風で、坂本ってこんな趣味の悪い曲を書くんだ、と意外な思いがした最悪の曲。後藤次利の(7)「バースデー・パーティー」はマイク・ダンが「どんちゃん騒ぎしようよ〜」と歌うパーティー・ソングというか内輪ノリの酔っ払いソングでこれはこれで楽しい。という具合で本人の書いた4曲の方が出来は良い。松原のギターはカールトン風だったり、サンタナ風だったりするが、上手なギタリストであることはよくわかる。ベスト曲は自作の(8)「サムデー」でリトナー風。★★★☆
2017.4.16 渋谷タワー 新品UHQCD 1,617円 35%引き

author:ノガッチ, category:J-FUSION, 23:01
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メリサ・マンチェスター/あなたしか見えない

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メリマンはワタシとしてはバリー・マニロウみたいなMORの人というイメージで守備範囲外だったのだが、ソニーの「AOR CITY 1000」シリーズの1枚として発売された本作を買ってみたらとても良かった。1978年にリリースされた本作はリオン・ウェアをプロデューサーに迎えており、バックはその人脈でデヴィッド・T・ウォーカー(g)、チャック・レイニー(b)、ジェイムス・ギャドソン(ds)、グレッグ・フィリンゲインズ(key)、リチャード・ティー(p)などが参加しAORファンのみならずソウルファンにもアピールする仕上がり。代表曲(3)「あなたしか見えない」は全米10位のヒット。中田俊樹氏のAORディスクガイド選出盤。★★★★☆
2017.6.9 タワーオンライン 国内新品 829円 23%引き

author:ノガッチ, category:AOR, 20:38
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ホミ&ジャーヴィス/フレンド・オブ・ア・フレンド

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金澤寿和氏のブログで紹介されていたので買ってみた、このサスペンスTVドラマのサントラみたいなジャケのCDは、アマンダ・ホミとブライアン・ジャーヴィスのコンビが83年にGRPレーベルに残した唯一のアルバム。デイヴ・グルーシン&ラリー・ローゼンのプロデュースのもと、デヴィッド・サンボーン、リー・リトナー、トゥーツ・シールマンス、マーカス・ミラーらを起用したのは良いのだがドラムが全てプログラミングというのが大きなマイナス。(1)「アイム・イン・ラヴ・アゲイン」や(8)「ラヴズ・テイキング・オーバー」などは、81年モントルー・ジャズ・フェスのライブ名盤「カジノ・ライツ」でのランディ・クロフォード&アル・ジャロウのデュエットみたいで最高なのだが、表題曲の(2)(3)(6)などがいかにも80年代のシンセ・ポップで最悪。玉石混交のアルバム。★★★
2017.6.2 HMV 国内新品 1,080円 定価

author:ノガッチ, category:フュージョン(その他), 21:55
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リヴィングストン・テイラー/三面鏡

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昨年ソニーが100タイトルを一挙リリースした「AOR CITY 1000」の内の1枚は、ジェイムス・テイラーの弟、"リヴ"が78年にリリースした通算4作目。ニック・デカロのプロデュースのもと、リー・リトナー(g)、デヴィッド・ハンゲイト(b)、ジム・ケルトナー(ds)らが集められたが、目が覚めるようなギターソロがあったりするわけではない。歌声はジェイムス・テイラーにクリソツで、(3)とマリア・マルダーとのデュエット(6)の2曲はカントリーだったりするので、AORというよりも西海岸のナイーヴなシンガーソングライターものと言った方が近い。そんな中、一番洗練されてAOR的な(7)「アイル・カム・ラニング」がベスト曲。ジャケをカリフォルニアの風景か何かに勝手に差し替えていたらそこそこ売れたのではないかと思える佳曲ぞろいの優しいアルバム。★★★★
2017.6.9 タワーオンライン 国内新品 829円 23%引き

author:ノガッチ, category:シンガーソングライター, 13:28
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ベン・ムーア/スロウ・ダンシン

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「U.S.ブラック・ディスク・ガイド」掲載盤で世界初CD化。ベン&スペンスのベン・ムーアが、ジェームス&ボビー・ピューリファイの2代目ヴォーカリストとしての活動を経て、1979年にリリースしたソロアルバム。甘いアレンジが施されたゆったりとしたバラードが中心で特に標題曲の(2)はこの時期のサザンソウルの傑作。同じ路線が(3)(5)(6)(9)。フィリー・ダンサーの(1)、辛口の仕上がりのマスカレイダーズのバラード(8)も素晴らしい。サザンソウルのファンならば必携のアルバム。ムーアはこの後ゴスペルに戻った。★★★★☆
2017.5.23 タワー・オンライン 国内新品 1,531円 23%引き

author:ノガッチ, category:ソウル70年代ソロシンガー, 22:43
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パティ・ウィーヴァー/same

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ノーマン・シーフ撮影によるジャケ写真からは、いかにもロック・シンガーという感じがするパティだが、本業は女優で、シンガーとしては1970年代後半に自主制作で3枚のアルバムのリリースした後、1982年にリリースされた本作がメジャー・レーベルからの唯一のアルバムだそうだ。プロデュースはスティーヴ・バリ&マイケル・オマーティアンで、エイブラハム・ラボリエル(b)ジェフ・ポーカロ(ds)といった有名スタジオミュージシャンも名を連ねる。「AORベスト・セレクション1300」という企画で発売された本作をネット試聴したらイイ感じだったので買ってみたが、ちゃんと聴いてみるとAORというより80年代初期のよくあるハード・ポップ系と言った方が近い。悪くはないのだが印象に残らないアルバム。★★★
2017.6.9 タワーオンライン 国内新品SHMCD 1,077円 23%引き

author:ノガッチ, category:80年代ポップ, 21:06
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アイドリス・ムハマッド/パワー・オブ・ソウル

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CTI〜KUDUレーベルでソウル・ジャズ系のセッションに多く起用されたドラマーによる1974のリーダー作。ボブ・ジェームズ(key)によるアレンジの下、グローヴァー・ワシントンJr.(sax)、ゲイリー・キング(b)、ジョー・ベック(g)、ラルフ・マクドナルド(per)ランディ・ブレッカー (tp,flh)が参加した全4曲。ベスト曲は最もソウル・ジャズ色の薄い(3)「サデスト・シング」で、作者のジョー・ベックの流麗なエリック・ゲイルみたいなリズム・ギターが心地よい。まあ「フリー・ブロウイングで一丁上がり!」的なKUDUの平均的セッション・アルバム。★★

2017.6.2 HMV 国内新品BSCD 875円 15%引き

author:ノガッチ, category:フュージョン(ドラム), 22:57
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V.A./LIGHT MELLOW ONE DAY

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AORの開祖と言われるボズ・スキャッグスの『シルク・ディグリーズ』の発売から40周年というわけで昨年、ソニーからAORのCDが1,000円で一挙100枚発売された。これはそのサンプラーで3枚組57曲収録で税込み3,000円のオトク盤。選曲・監修はAORの第一人者、金澤寿和氏。ボズを始め、TOTO、エアプレイ、ネッド・ドヒニー、ポール・デイヴィスなどの定番曲が並ぶのは当然ながら、ジェラード・ケニー、ルー・ロウルズ、エンゲルベルト・フンパーディンクのようにネット試聴する限りでは単体のアルバムを買うほどではないが、その中から良い曲が収録されているのが助かる。またこのコンピの素晴らしい所は発売された100枚のCDに含まれない、ボビー・コールドウェル、クリストファー・クロス、ルパート・ホルムズ、スティーヴン・ビショップ、ロビー・デュプリーといったソニー傘下でない大物達の曲までライセンス収録していること。これによりAORのベスト盤としての価値が大いに高まった。そのうえジャケットのイラストレーションが大瀧詠一『A LONG VACATION』などで知られる永井博の新作書き下ろしで、このジャケのためだけでも入手したくなる。本作発売時のキャチコピーは「夏と、AORと、」だったので夏休みシーズン前に紹介すれば良かったかな。このシリーズが好評だったため、続編として「A面で恋に落ちた、夏。」とのキャッチコピーの元、今夏98枚のCDが新たに発売されている。★★★★★
2017.4.7 タワーオンライン 国内新品3枚組 2,296円 23%引き

author:ノガッチ, category:AOR, 22:27
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パティ・オースティン/ハヴァナ・キャンディ

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1977年にCTIからリリースされたデビュー2作目。デイブ・グルーシン(key)のプロデュースのもと、エリック・ゲイル(g)、スティーヴ・カーン(g)、ウィル・リー(b)、アンソニー・ジャクソン(b)、スティーヴ・ジョーダン(ds)らがバックアップ。8曲中7曲を作曲する才女のオースティンは本作では新たなことにチャレンジしており、それはカリプソ調のタイトル曲(4)であり、ロックンロール調の(5)「素晴らしいオールディーズ」であり、クルト・ワイル作の1940年代のミュージカル曲(8)「ロスト・イン・ザ・スターズ」なのだが、これらが面白くない。特に(5)はオールディーズぶりがハマリすぎで、若い頃のヒット曲を歌う太ったオババみたいに聴こえる。他の5曲はグルーシンの流麗なアレンジによるソフト&メロウ路線(特にゲイルのギターがイイ)で楽しめた。★★★☆
2017.5.23 タワー・オンライン 国内新品BSCD 828円 23%引き

author:ノガッチ, category:フュージョン(その他), 23:07
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リンゴ・スター/リンゴ

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1973年にリリースされた3枚目のソロ・アルバムだが、前2作は趣味的な内容で、これが本格的なソロ活動を開始した最初のアルバムとの位置付けのため、集められたメンバーが超豪華。ジョージ、ポール、ジョンに加え、ザ・バンド、マーク・ボラン、クラウス・フォアマン、ニッキー・ホプキンス、トム・スコットなど。(1)「アイム・ザ・グレーテスト」ではジョン、ジョージ、リンゴ、ビリー・プレストンという、レット・イット・ビーのビルの屋上コンサートのメンバーがポールを除き勢ぞろい(ベースはフォアマン)しており「ビートルズ再結成か」と騒がれた。実際、ジョージとプレストンはこのメンバーでのバンド結成をもちかけたがジョンが取り合わなかったのだという。チャート・アクションも良く、(3)「想い出のフォトグラフ」と(6)「ユア・シックス・ティーン」が1位、(7)「オー・マイ・マイ」が5位でアルバムも2位まで上がった。シングルカットされなかった曲でも、ボランを起用したブギの(2)「ハヴ・ユー・シーン・マイ・ベイビー」、ポールらしい優しいメロディーの(9)「シックス・オクロック」、トム・スコットがアレンジしたブラスロック(10)「デヴィル・ウーマン」など聴き所が多い上に、3曲収録されたボートラのうち、71年のチャート4位(12)「明日への誓い」はバングラデシュ・コンサートでも歌われた曲。 ★★★★★
2017.5.13 アマゾン 新品紙ジャケ 2,373円 23%引き

author:ノガッチ, category:ストーンズ/ビートルズ, 22:24
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