レコダイ2018

ロック、フュージョン、ソウル、ブルースを中心としたたCD&レコの購入記録=レコード・ダイアリー、略して「レコダイ」です
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トム・ジョンストン/真実の響き

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ドゥービー・ブラザーズの創設メンバーであるトム・ジョンストンが1979年にリリースした初ソロ・アルバム。76年頃に健康を害してドゥービーの一線を退くことを余儀なくされたトムだが、ここではボーカルもギターも全く元気で、8曲中5曲にホーンセクションが入るロッキン・ソウルを繰り広げてゴキゲンな出来だ。ベストはギターカッティングのイントロがまるでドゥービーな(3)「サヴァンナ・ナイツ」。(5)「スモール・タイム・トーク」も初期ドゥービーそのもの。ニコレット・ラーソンやテッド・テンプルマンのコーラスが印象的な(6)「愛を抱きしめて」は都会的なミディム・バラード。(7)「アウトロー」にはマイケル・マクドナルド(key)とキース・ヌードセン(ds)が参加しているが、豪快なロックナンバーでマクドナルドの存在感は無い。その他の参加メンバーはジム・ケルトナー(ds)、ポール・ストールワース(b)、ビル・ペイン(key)、リック・チューダコフ(b)など。ドゥービーから追い出されちゃった哀愁を感じさせるジャケも良い。★★★★
2018.3.1 HMV 新品SHMCD 1,151円 18%引き

増尾好秋/セイリング・ワンダー

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NY在住のジャズ・ギタリスト、増尾好秋が初めてフュージョンに挑戦した1978年作。日本のキング・レコードがフュージョン専門レーベルとして発足させたエレクトリック・バードの第1弾としてかなり宣伝されたためヒットしたそうだが、あまり褒められた内容ではない。ジャケも曲名も海を意識して曲間に波音がコラージュされたりしている割に、全然海の香りや開放感や青空が連想されない。全体的にアレンジが未整理だし録音のバランスも悪い。表題曲の(1)は悪くないオープナーなのに、増尾の妻シャーリーが歌う素っ頓狂なメロディーラインの(2)で腰が砕ける曲順も悪い。続く(3)と(5)(7)は当時の増尾グループのようで、力演なのだがアル・マックというドラマーがせっかちでセンスが悪すぎる。元々は増尾が自費で録音していた音源に、エレクトリック・バードがスポンサーについて残りを完成させたアルバムなので、デイヴ・グルーシン(syn)、エリック・ゲイル(g)、リチャード・ティー(p)、スティーヴ・ガッド(ds)といった豪華メンバーも動員されているが、彼らは完全に「お仕事」状態。かつてアナログを持っていたが、久しぶりに聴き直してもやっぱりツマらなかった。ジャケがナイスなだけに残念。★★

2018.4.7 渋谷ユニオン 国内中古 850円

ニコレット・ラーソン/レディオランド

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ニール・ヤング作の「溢れる愛」で78年にソロ・デビューした歌姫が80年に発表した3作目。バックにはパット・シモンズ、ジョン・マクフィー、タイラン・ポーター、キース・ヌードセンらドゥービーのメンバーに加え、リトル・フィートからポール・バレア、ビル・ペインが参加。オープニングのタイトル曲はニューウェーヴ的な色彩で、ニコレットがシャウト気味に歌ったりするのでちょっと引いてしまうが、2曲目からは従来路線で安心。(2)「ウー・ウィー」はリンダ・ロンシュタットがコーラスで参加したオールディーっぽい曲。(3)「愛のゆくえ」は絶品のAORナンバー。(4)「想い出にさようなら」はマイケル・マクドナルド色が濃厚。(7)「貴方がいるから」はリッキー・リー・ジョーンズっぽいシャッフル・ナンバー。(9)「ロング・ディスタンス・ラヴ」は前年に亡くなった作者のローウェル・ジョージを偲んだバラードの名曲。捨て曲ナシのウェストコーストAORの必携盤。彼女は1997年に45歳の若さで病没した。★★★★★
2018.3.1 HMV 新品SHMCD 1,151円 18%引き

ダニー・コーチマー/危険な遊び

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ダニー・コーチマー(g、vo)の73年「クーチ」以来となる80年リリースのセカンド・ソロ・アルバム。パンクやニューウェーヴが盛んだった時代なので、(1)「恋の強敵」、表題曲の(7)のような性急なロックンロールを始めとして、全体にロック色が強い。それらの曲も悪くはないのだが、ベスト・チューンは(2)「ロスト・イン・ザ・シャッフル」で、ジャクソン・ブラウンが歌いそうなミディアム・テンポの名曲。ガッツィーなロックの(8)「エゴ・トリッパー」と少しリック・スプリングフィールドを思い起こさせる(9)「映画に夢中」がそれに次ぐ本作での聴き物。(5)にはリンダ・ロンシュタットがボーカル参加しているが、ホラー映画の叫ぶ声みたいで効果的とは言えないザンネンな仕上がり。(6)「ベティと友だち」はガシガシとしたリズムギターが気持ちいいロックナンバー。(10)「ヘアー・オブ・ザ・ドッグ」も快調に飛ばす。そのクーチは今年、本作以来38年ぶりとなるサード・ソロ・アルバムをリリースし、今月来日する!見に行きたいな〜!★★★★☆
2018.3.1 HMV 新品SHMCD 1,151円 18%引き

TRIX / ART

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2006年リリースの3作目。(1)「Jungle Circuit」は鬼のようなユニゾンパートがあるリターン・トゥ・フォーエヴァーを想起させる彼らの代表曲のひとつ。(3)「毛根ファンク」は「毛根、髪再生〜」というヴォイスが入り、ファンクですらないオフザケ曲。ミデイァム・スローの(4)「Trip Wonderland」とバラードの(5)「Waiting for you」は感動的なメロディーを狙ったが結果的にあざといメロディーラインになってしまった。(7)も70年代の日本のロック・バンドが演りそうな古臭いスロー。(8)「Jumping Flash」はカシオペア度の高い曲。(9)「See You」はあざとさと紙一重ながら印象的なメロディーの曲。(10)「くりくり祭りのテーマ」はなんと、音頭!フュージョン・バンドが音頭を録音したのはこれが唯一の事例なのではないだろうか。★★★★
2018.3.18 渋谷ユニオン 国内中古 1,620円

パターソン・シンガーズ/ソングス・オブ・フェイス

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タワーオンラインの【<怒涛のサプライズ 夕焼け小焼け>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
ロバート・パターン師率いる女性コーラスがパワフルなニューヨークのゴスペル・グループ、パタースン・シンガーズがVeeJayレーベルで1963年にリリースした4枚目のアルバムに初期録音の3曲を追加した全17曲で、P-Vineの紙ジャケ仕様。バンドも加わり選曲もポップで、そこが中途半端な感じがして、良い曲も有るけど全体的には印象が薄い。ボートラで登場する男性ボーカルは太っちょのいじめっ子みたいな声で嫌だ。ネット試聴した限りでは1972年のATCO盤は面白そうなので、今度はそちらをトライしてみよう。★★☆

2018.2.17 タワーオンライン 新品紙ジャケ 540円 76%引き

ケニー・カークランド/デビュー!

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スティングの『ブリング・オン・ザ・ナイト』(85年)でエキサイティングなソロを弾いていたジャズ・ピアニストが満を持して1991年、36歳にしてリリースした初リーダー作。ブランフォード・マルサリス(sax)を始め、ジェフ・ティン・ワッツ(ds)、チャーネット・モフェット(b)、クリス・マクブライド(b)など、当時の新鋭ジャズマンたちがバックアップ。曲はバラエティに富んでおり、(1)「Mr.JC」はコルトレーン・グループのような熱血サウンドでブランフォードがブロウしまくる。キーボードで作ったバックトラックの上でドン・アライアス(per)とのデュオ(5)「セリア」はトロピカルでジャコのビッグ・バンドを思い起こす。オーネット・コールマン作の(7)「フェン・ウィル・ザ・ブルース・リーヴ」はビバップ、ウェイン・ショーター作の(8)「アナ・マリア」とモンク作の(10)「クリス・クロス」はアフロ・キューバン。そんな将来を嘱望されたカークランドだが43歳で急逝してしまったため、本作が唯一のリーダー作となった。★★★☆
2018.3.10 渋谷ユニオン 中古CD 850円

ローリー・ベル/ブルース・キャラヴァン・ライヴ・アット・ピットイン−1982

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タワーオンラインの【<怒涛のサプライズ 夕焼け小焼け>空前絶後!衝撃の原価割れセール】で購入。
シカゴの大物ハーピスト、キャリー・ベルの息子、ローリー(g,vo)が単身来日した際の1982年10月4日六本木ピット・インでのライヴ。弱冠23歳のローリーを、小出斉(g)、富永正寿(ts)にウェストロードの松本照夫(ds)と小堀正(b)が完璧バックアップ。特にdsとbが光っている。これはローリーの初アルバムだが、キレッキレのギターに堂々としたボーカルを聴かせる。選曲はオリジナル3曲に、(2)「オネスト・アイ・ドゥ」、(4)「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」、(6)「ジャスト・ア・リトル・ビット」といった定番曲で飽きさせない。特に「エヴリデイ〜」のノリノリ具合が最高だ。バックのカッチリした好演や観客のリアクションなど、暖かい雰囲気に包まれたライヴの様子を捉えた好盤だ。なおユピテルレコードから出ていたLPはジャケットがライヴ時のアップ写真でそちらの方が臨場感があってずっと良かった。オビには「演ッたぜ、父さん!」という印象的なコピーが書かれていた。★★★★☆
2018.2.17 タワーオンライン 国内新品 540円 75%引き

TRIX / FEVER

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熊谷徳明(ds)、須藤満(b)、窪田宏(key)、平井武士(g)から成る、「ハイパーテクニカルコミックフュージョンサービス団体」TRIXが2010年にリリースした7枚目のアルバム。リーダーの熊谷が殆どの曲を書き、他のメンバーの曲も1曲ずつ収録するというのが毎回の構成。本作では窪田が書いた(7)「Gemma」がキャッチーなメロディーラインを持ったダンサブルな名曲でTRIXを代表する1曲。ワタシもこの曲をバンドでヤリたい!NHK朝の連ドラのテーマ曲みたいな親しみ易いメロディーが印象深い(6)「Smile.」は須藤作。平井による(9)「Sudden」はJ-Pop的でイマイチ。熊谷の曲ではカシオペア的な(8)「流離」がベスト。ドラムソロを含む(4)「THE COIL」もテクニックを前面に出したスリリングな曲だ。ヨレた演奏をカーナビの声に注意される(3)「Band Navigation」はフザケ過ぎ。なおジャケットは「7」の形に切られた紙で、それを複雑に折りたたむのはきっと手作業だったろうから、そういう無駄なところにこだわるのも彼ららしい。本作を最後に名ギタリストの平井が脱退する。ザンネン。★★★★

2018.2.3 HMV 国内新品 2,624円 15%引き

Allman Brothers Band / Live at Beacon Theatre

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オールマン・ブラザーズ・バンドの03年、ニューヨークはBeacon Theatreでの2枚組ライブDVD。レココレでこの時のライヴCD「One Way Out」が絶賛されていたので検索してみたら、DVDも発売されていることを発見し、CDよりも安いのでDVDを買ってみた。DVD2枚組にはギッチリと22曲+αを収録。ギターはデレク・トラックスとウォーレン・ヘイズの時期。残念ながらウォーレンがバンドを仕切っていて、あくまでデレクはセカンド・ギターの位置付け。最悪なのは(3)「Statesboro Blues」でデレクでなくてウォーレンがスライド・ソロを弾くこと。ウォーレンもグレートなギタリストだけど、スーパー・グレート・ギタリストのデレクをもっと聴きたかった。いわばディッキー・ベッツがソロを弾きまくるのに、サイドに控えたデュアンがあまりソロを弾かないオールマンズみたいな。しかもウォーレンってデブなうえに般若みたいな悪相なんたよな。と酷く書きましたが、それでもギターソロの3〜4割くらいはデレクなので、十分楽しめます。★★★☆
2018.1.25 アマゾン 輸入DVD2枚組 1,562円