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キング・クリムゾン/クリムゾン・キングの宮殿+5

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1969年に発表されたクリムゾンのデビューアルバムは、ビートルズの「アビイ・ロード」を蹴落として全英チャート1位となったと喧伝されていたと記憶するが、実際それに値するだけの、プログレのみならずロックを代表する名盤。う〜ん、今さらこの有名盤にコメントのしようが無い....まあ久しぶりに聴いて改めて思ったことは(1)「21世紀のスキッツォイド・マン(邦題はかつては「21世紀の精神●●●」でしたが変わりました)」以外の曲は抒情的で(とりわけ(3)「エピタフ」が最高)、こういった曲を歌うのにグレッグ・レイク(vo,b)がEL&P結成のために脱退したのは痛かった。全5曲のすべてが名曲。ボートラは別バージョンなど。★★★★★
2017.4.7 タワーオンライン 新品紙ジャケHQCD 2,233円 23%引き

author:ノガッチ, category:プログレ・ジャズロック, 22:12
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渡辺香津美/スパイス・オブ・ライフ

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ビル・ブルフォード(ds)とジェフ・バーリン(b)とのトリオによる86年ロンドン録音。このリズム・セクションならばバンド「ブルフォード」のアラン・ホールズワースの代わりを香津美が務めたサウンドを期待したいのだが、そうはいかない。そもそも香津美は82年にアルバム「ビート」をリリースしたばかりのキング・クリムゾンのライヴを見てブルフォード〜トニー・レヴィン(b)との共演を望んでいたのだが、レヴィンのスケジュールが合わなかったためブルフォードが推薦したバーリンを起用。というわけで(1)なぞはまるでクリムゾン。香津美は(3)「CITY」で爆発的なソロを聴かせるがYouTubeで見られるライヴ映像はもっとスゴイ(映像版は未DVD化の様子)。このアルバムの曲は妙にポップなところがあり、(8)「J.F.K.」なぞはまるでカシオペアのようだが、このメンツに期待するのはそういう音ではない。本人プロデュースでなくデイヴ・スチュワートとかが参加&プロデュースしてくれればもっと筋の通ったジャズロックアルバムになったのでは、と残念な印象。★★★
2017.5.16 HMV 国内新品 1,417円 18%引き

author:ノガッチ, category:J-FUSION, 23:23
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V.A./ニック・デカロ・ワークス

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L.A.をベースとしてアレンジャー、プロデューサー、コンポーザー、プレイヤーとして活躍したデカロは1992年に53歳の若さで世を去った。その死後20年を追悼して2012年にリリースされた日本独自編集盤。収められた楽曲は1967〜79年までの23曲。ロジャー・ニコルス、サンドパイパーズ、クロディーヌ・ロンジェといったA&Mレーベルを代表するアーティストに加え、リヴィングストン・テイラー、ジェイムズ・テイラー、ハーパース・ビザールとった他レーベルの楽曲も含む。デカロのアレンジによる聴きやすいソフト・ロックのコンピだがヒット曲集というわけではないので、マニア向け。ジャケは先日レコダイで紹介したデカロのセカンド・ソロ・アルバム「イタリアン・グラフィティ」の裏ジャケ写をイラストにしたもの。★★★☆
2017.5.21 アマゾン 国内新品 2,078円 23%引き

author:ノガッチ, category:ポップ・オールディーズ, 22:46
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ニック・デカロ/イタリアン・グラフィティ

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主にアレンジャーとして有名なデカロが1974年に発表したセカンド・アルバムはAORの先駆けとも言われる。トミー・リピューマと本人の共同プロデュースの元、集められたミュージシャンはデヴィッド・T・ウォーカー(g)、アーサー・アダムス(g)、ウィルトン・フェルダー(b)、ポール・ハンフリー(ds)、ハーヴィー・メイスン(ds)。コンセプトはカーペンターズやビーチ・ボーイズのようなポップ・ミュージックにジャズやソウルのエッセンスを加えてみる、とのことだったそうで、基本はデカロが60年代後半に活躍したA&Mレーベルのソフトロック路線ながら、後にシティ・ミュージックと称されるタイプの音楽へのつながりがハッキリと見える。まだ全く無名だったスティーヴン・ビショップが書いた(1)「ジャマイカの月の下で」がその最たるもので、物憂いボーカル、デヴィッドTの流麗なギター、熱を溜めたドラムブレイクなどソフト&メロウなサウンド・メイクに引き込まれる。以後もオリジナル曲は無く、全曲スティーヴィー・ワンダー、トッド・ラングレン、ジョニ・ミッチェル、ランディ・ニューマンなどのカヴァーだが、都会的で知的なセンスでアレンジされておりアルバムの統一感は高い(ダン・ヒックスの(9)はちょっと違うが)。歴史的名盤。★★★★★

2017.1.31 HMV 紙ジャケSHMCD 864円 70%引き

 

author:ノガッチ, category:AOR, 22:37
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Dunn & Bruce Street/Official Business

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「ブラック・コンテンポラリー・ミュージック・ガイド」掲載盤。フィラデルフィアやニューヨークでアレンジャー/プロデュサーとして活躍していたダン・ピアソンとフィラデルフィアをベースとするシンガー/ソングライターのブルース・グレイのコンビが唯一リリースしたアルバムで82年作。スロウの(1)「If You Come With Me」が抜きん出た出来栄え。シンセベースの(5)「Shout For Joy」はグレイのゴスペル的なシャウトを前面に出したディスコ・ブギー。洗練されたミディアム〜スロウ曲を中心とした基本的にはブラコンのアルバムだが、AOR方面からも支持されているというのも理解できる。しかしワタシが一番気に入ったのはボートラの(10)「The Moment Of Truth」で、他の曲とまるで違って70年代中期録音と思われるコテコテのボーカルグループスタイルのフィリーダンサー。この曲はマニアならば必聴!★★★☆
2017.5.13 アマゾン 輸入新品 935円

author:ノガッチ, category:ソウル・ブラコン, 22:27
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スターズ/灼熱の砂漠+3

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スターズの77年発表セカンドで彼らの代表作と言われる。エアロスミスを手がけるジャック・ダグラスが前作に引き続きプロデュースを担当。バンドのロゴデザインもバッチリ決まっていて売れる要素は揃っているようだが、本作からのシングル・カットは(1)「チェリー・ベイビー」が33位、(3)「愛のシャウト」が66位とあまりパッとしない成績。ワタシも本作を聴いてガッカリしたのだが、ボーカルのマイケル・リー・スミスが爬虫類的な頭の悪そうなルックスでハードロックのボーカリストとしては最高なのに、その外見の割にボーカルもバンドサウンドもクリーンでハードロックさが足りない。中途半端にポップなところがブレイクできなかった最大の理由ではなかったか。ちなみにマイケルの実弟は79年に名バラード「You Take My Breathe Away」のトップ10ヒットを放ったレックス・スミス。★★☆
2017.3.27 HMV 新品紙ジャケSHMCD 2,362円 18%引き

author:ノガッチ, category:ハードロック・ヘビーメタル, 20:44
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秋山一将/ディグ・マイ・スタイル

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フュージョンギタリストのショウケースアルバム「ギター・ワークショップVol.2」で森園勝敏、山岸潤史、大村憲司と並んでフィーチャーされたギタリスト、秋山一将が79年に発表したファースト・アルバム。益田幹夫、笹路正徳、山木秀夫、清水靖晃、ホーン・スペクトラム等が参加。8曲中、本人が歌う曲が4曲でインスト4曲のうち2曲はガット・ギターの曲なのでギターソロはあまり聴くことができない。ボーカル曲はどれもマイケル・フランクスの真似(だが結構イイ線を行っている)。セカンドアルバムではパット・メセニーのソックリさんを演じていたので、秋山は自己のオリジナリティとかは気にせず、好きなミュージシャンがいるとそのまま成りきってしまうタイプなのかもしれない。一方のインスト曲は平板な録音のせいもあってかグルーヴに欠ける。その最大の原因は山木のドラムにある。秋山はセカンドアルバム発表後に難病に罹り一線を退いたそうだ。★★☆
2017.4.16 渋谷タワー 新品UHQCD 1,617円 35%引き

author:ノガッチ, category:J-FUSION, 23:28
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V.A./ Crossroads Revisited: Selections From The Guitar Festivals

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クラプトンが1998年にカリブ海のアンティグア島に設立したドラッグ/アルコール依存症更生診施設クロスロード・センターの為のチャリティ・フェスティヴァル「クロスロード・ギター・フェスティヴァル」は1999年に始まり2004、07、10、13年と計5回開催されていて、これは2回目以降から選曲された全40曲の3CDセット。出演はジェフ・ベック、サンタナ、BBキング、バディ・ガイ、ロバート・クレイ、シェリル・クロウ、テデスキ・トラックス・バンド、などなど。内ジャケに掲載されたステージ写真にはなんと18人ものギタリストが勢ぞろいしているほどだから出演ギタリストの名前を挙げたら切りがない。ベストトラックはクラプトンがカバーしたジョージ・ハリソンの名曲「Isn't It A Pity」で泣きまくるデレク・トラックスのスライドが圧巻。ワタシが全く知らなかった黒人アーティストのGary Clark Jr.の「Please Come Home」はファルセット・ボーカルのメロウ・ソウルと激情のギターソロの組み合わせに感激した。ロバート・クレイは過去の人というイメージだったが「Poor Johnny」でメッチャ現役としてイケてることを知った。クラプトンが参加する曲と参加しない曲があるが、前者ではサンタナと共演した「Drums Of Passion」でECがサンタナ的なギターを弾くのが面白い。後者では「I Shot The Sheriff」のソロが鬼気迫る凄さ。コスパの良いCDだけど同フェスはDVDも出ているので映像版の廉価ベストだったらもっと良かったな。★★★★

2017.3.11 アマゾン 輸入新品3枚組 1,530円

author:ノガッチ, category:3大ギタリスト, 23:21
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泉谷しげるwith LOSER/HOWLING LIVE

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1988年4月5日東京・芝浦・汐留PITでのライヴ録音。泉谷のアルバムを1枚も持っていないワタシがこのCDを買った目的はバックバンドのLOSERにある。そのLOSERとは、村上ポンタ秀一(ds)、吉田建(b、沢田研二バンド)、仲井戸麗市(g、RCサクセション)、下山淳(g、ルースターズ)という超豪華メンツ。オープニングの「長い友との始まりに」でポンタのフィルインが入ってくると最強のロック・サウンドが聴ける。泉谷は最初のMCで「オラァ!バカヤロー!」と叫んでキ印全開だ。チャボのドブロでのスライドが素晴らしい(8)「春のからっ風」、ライブのクライマックスである弩級のロック(10)「国旗はためく下に」、泉谷の弾き語りによるセンチメンタルな(11)「つなひき」を経てラストの(12)「野生のバラッド」で大団円を迎える。同名のDVDでも出ており(収録曲は2曲少ない)、それを見るとLOSERのカッコ良さも泉谷の危ないオヂサンぶりも倍増でよくわかる。しかしワタシが思う彼らのベストパフォーマンスは当時、雑誌「宝島」が出したビデオ「No Self-Control」だ。ポンタやチャボのファンならば必聴。タワーレコード限定発売盤。★★★★☆
2017.3.18 渋谷タワー 新品紙ジャケ 2,484円 定価

author:ノガッチ, category:J-ROCK・J-POP, 22:29
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シルヴァー/same

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ウェスト・コーストの5人組が1976年にアリスタに残した唯一のアルバム。メンバーには初期イーグルスのメンバーだったバーニー・リードンの実弟を含み、イーグルスのような美しいコーラス・ワークが売りだがカントリーっぽさは無く、より都会的でLAポップ的。(8)「恋のバンシャガラン(元題はWham Bam)」が全米16位のヒット(邦題の「バンシャラガン」って何だ?)。全編怒涛のコーラスでメロディーも瑞々しく、AOR時代の幕開けを感じさせる良盤。しかしグループ名が単に「銀」というのはいかがなものか。★★★★
2017.3.27 HMV 国内新品 886円 18%引き

author:ノガッチ, category:AOR, 22:18
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